昨日の卒業式は
最高にハワイらしいお天気で
青い空は美しく
緑は深く
風がさわやかで
ただ、日差しが強くて
真っ黒に焦げた(笑)
まさかの自由席で
確保に出遅れて
「You一人なら前に座れるはずだから
行きなさい。」と夫
「悪い、あたしだけ一人
前に座るわね〜」
と、夫にじじばばを託し
「僕、一番前だから
どこに座っても写真とれるはず」
と言われてたけど
やっぱ、それでも
望遠レンズで我が子を
パパラッチ連写したいじゃん。
それにしても、生徒の
座席の並び順って、
名前順かと思いきや
成績順でさらに
進学する大学名まで
言われちゃって
アワード(賞)や
スカラシップ取ると
両親の名前フルネームまで
言うところが
日本と全然違うな〜と
式は90分だったんだが
半分以上、優等生たちの
ご紹介に時間を費やし
アメリカの学校は、
文武両道の優等生たちが
学校を仕切り
優等生がカッコ良いという
自他共に認めて
讃える文化なので
親も子も、たくさんの
アワードがもらえれば
もらえるほど鼻高々です。
それにしても、
最優秀生徒に選ばれた
生徒会長の女子が、
なんと
プロムに行った女の子で〜
え〜〜〜、お前、
そこ行ったんか〜〜〜い
と、自分の息子の
チャレンジ具合に
「女は、頭良くて可愛かったら
性格が悪いわけないから、
そこ狙ってけ〜」
と、口を酸っぱくして
女選びは慎重に!
と言ってたが
いいつけ通りかよ(笑)
と思いながら笑っちゃったが
アワードで呼ばれて
出てくる子
出てくる子が
みんな小学校からの
仲良しの子ばっかりで
世紀の瞬間の
シャッターチャンスを
逃しちゃならね〜
と、ひとんちの子も
ずーっと激写してたら
まさかの
カメラマン業務が
忙しくて
泣く暇もなく(笑)
ファインダー越しの
息子の顔が
前夫にそっくりで
そういや〜あいつ
来なかったぜ〜
と思いながら
キラッキラに輝いて
名前を呼ばれた息子の姿を
一番、見て欲しい
人だった。
あなたの子
最高の仕上がりに
仕上げときました。
って、ドヤ顔で思いながら
毎年、野外の卒業式は
雨が多く
珍しく、こんな華々しい
晴天だったのも
きっといつも息子に寄り添い
守ってくれていたであろう
天国の義母が
喜んでくれているのかな〜
と思っていたら
小学校からの親友の
おばあちゃんが
卒業式に来ていて、
私に言った。
「さっき、Jに会ったら
Grand Parents Dayに
僕の分のおばあちゃん役も
やってくれてありがとう
って、言ってくれて
あんな小さい時のこと
覚えていてくれたことが
とっても嬉しかったわ〜」
と、この島に祖父母も
誰一人親族のいない
息子にとって
グランドペアレンツデー
(祖父母の日)
に親友のおばあちゃんが
自分のおばあちゃん役も
やってくれたことが
あったみたいで、
そんなこと、全く
知らなかった。
それを聞いて
隣にいた、私の母が号泣し
あたしも、初めて泣けた
たくさんの人に助けられ
愛されて大きくなったことに
きちんと感謝する気持ちを、
言葉にできるような男
に育ってくれたことに
あ〜〜、もう、あなたなら
どこでも大丈夫
自由に羽ばたいてね〜
と泣くのも
つかの間
パパラッチエコ
と夫に呼ばれたが(笑)
今、この瞬間は
今しかないのだ。
「小学校から一緒のみんなで
写真を撮りたいわ〜」
と私が言うと、
「はいはい、
ちょっと待っててね」
と、さっさと
リーダーっぽい女子に
声をかけて、
その女子にみんなを
集めさせていた(笑)
天性のジゴロ感が
はんぱねな〜
パパラッチエコの撮った写真
500枚編集に追われてますが
卒業式の話、まだまだ続く