持病の潰瘍性大腸炎の悪化で5月に前職を退いた私ですが、8月の中旬頃に症状が落ち着いてきて少しずつ就活をしていますニコ

 

正確には7月の下旬からハローワークに足を運んでました。

難病サポーターの方に相談に乗ってもらったり、求人検索をしたり。

 

難病サポーターの方にはこれまで2回相談に乗って頂きました。


難病患者であることをオープンにして就活するか、クローズにして就活するかで、それぞれのメリットとデメリットを教えて頂いたり、気になっていた就労継続支援のA型事業所について質問したり。

 

私はできれば難病であることをオープンにして就職したいと考えています。

難病であることを隠すと通院などしづらくなってしまうこと、体調が良くない時に誰にも相談できず自分だけで抱えるのは辛いなと思ったことなどが理由です。

 


でも、難病患者の採用はなかなか難しい現状があるようです。


 

これが難病患者でなくて、障がいのある方の場合だと少し違います。


国が一定数以上の規模の企業に向けて「従業員の2.3%は障害者雇用するように」と定めた障害者雇用率制度というものがありますが、障がいのある方はこの障害者雇用の枠に応募することができます。

障害者とは、身体障害、精神障害、知的障害のある方々のことを指すそうで、難病患者はこれに含まれません。

 

例えば同等の能力のある難病患者と障害者が同じ企業に応募したとして、企業は障害者雇用率を満たすために難病患者でなく障害のある方の方を雇用するのです。

 

障がいのある方々にとって大きな助けになる制度なので素晴らしいと思いますが、難病患者にとっても優しい制度を作ってほしいなと正直思います。

でも難病といってもいろいろな症状や重症度の差があるので、ひとくくりにできないのが難しいところなのでしょうね。


 

さて、話は戻るのですが、

難病サポーターの方へ難病をできればオープンにして就職したいこと、一般の就労だと体調的に今は自信が持てないこと、就労継続支援A型の事業所で働くことを検討してみたいことを前回お伝えしました。

収入はこれまでに比べてかなり減るのは覚悟の上で、まずは働ける自信をつけることが今の私の目標だからです。


さっきから出てきてる「A型事業所」とは、障がいのある方や難病患者が一般就労を目指して賃金(時給)をもらって仕事をする福祉的就労の場です。

もう一つ、B型事業所というものもありますがここでは割愛させて頂きますね。

 


A型事業所は障がいのある方々だけでなく難病患者が就労できる事業所もあります。

でもやはりメリットもあればデメリットもあることもお聞きしました。

なかなかすぐには決断できず。

でも色々お話を聞けて感謝でした。

 


A型事業所といってもたくさんあるので自分が就労してみたいA型事業所を探しながら、一般の求人でも働けそうな条件のものを探して検討してみてはどうかとのアドバイスを頂きました。

 

それで、どちらも探しつつ動いていたのですが、結局2箇所に応募しました!

 

一つは一般求人で、1日5時間のパート勤務。

私は症状が辛い時は朝から午前中ずっと体調が悪いことが多いです。少しでも不安なく働けるようにと午後から勤務のところを探したのですが、条件が合って働いてみたいと思えたところはここだけでした。

 

もう一つは今年オープンしたばかりのA型事業所。

PCを使った業務が中心だそうで、会社員時代の自分の経験が活かせるのではと思いました。

フレックスタイム制が導入されていて、在宅ワークも取り入れることが出来るようです。A型事業所にしては珍しく一日6時間の勤務(他は4~5時間勤務のところがほとんどです)、そして他のA型事業所にはない社会保険にも加入できるところも魅力でした。

(前職はフリーランスだったので何も保険がなく退職金もなく、病気で職を失ったけれど、一般企業勤めの人のように傷病手当てや失業給付金を受けられないのは辛いです。健康体じゃないとフリーランスは厳しいなと身をもって感じました。)

 

 

さて、まずは一般求人のパートの方に応募したのですが、早速面接して頂けることになりました。

それほど大きくない会社で、社長直々に面接して頂きました。


難病であることを話したいと思って機会を伺っていたのですが…どういうわけか話すことができませんでした。


その場の雰囲気や流れもあったと思います。


結局最後まで話せずに帰ってきてしまい、自分でもなんで話せなかったのかともやもやして落ち込んでしまいました。

 

難病であることをクローズにして就活すること自体は難病サポーターさんも全く問題ないとおっしゃっていましたが、自分がすっきりしません。


採用になった後で病気のことを伝えるわけにもいかず、数日悩んだ末、採用可否のお返事を頂く前に自分から辞退の連絡をしてしまいました。

せっかく面接して頂いたのに申し訳なかったです。

 


そしてもう一つのA型事業所。

事業所を見学させて頂きたいと問い合わせたところ、まずはWEB説明会を受けてくださいとのことで、Zoomで実施して頂きました。人事の方と一対一で、とても丁寧に説明していただけて感激しました。

その後の選考フローとしては必要書類を提出して、それに合格すれば事業所にて面接・見学という流れになるようです。

ぜひ選考に進ませて頂きたい旨をお伝えして、今は書類提出をしている段階です。

履歴書、職務経歴書、PCスキルチェックシート、難病であることの証明書(受給者証)を先日データで提出して、あとは医師の診断書を病院に依頼して出来上がるのを待っています。

週に30時間勤務できますという医師の許可証が必要なのだそうです。

この診断書に時間かかっていて、病院からなんと3週間程かかると言われてしまって、就活も先へ進めずにいます真顔

しかし、福祉的就労をするために区役所での手続きや聞き取り調査など他にもすべきことがあって、色々面倒ですがそれらも同時並行で進めています。

 

今は他の事業所や他の求人を探す気にもなれず。

今日また難病サポーターさんとハローワークで面談なので、今の状況をご報告しつつまた色々相談させて頂けたらと思っていますチューリップ黄

 


同じUC患者でもバリバリ働かれている方もたくさんいらっしゃるのに…と、人と比べると情けなくなりますが、

私は私なりにがんばるぞーほっこり