マスコミ特集  

 


今回ご紹介するドラマは、偶然ですがいずれも記者をあつかったもの。
テレビと新聞、メディアは異なりますが、真相を追求し伝えようとする理想と現実に悩むマスコミの記者たちの活躍をお楽しみください。



「ピノキオ」


6月24日(月)から BSJapanext 月~金曜 15:00~16:00

 


(SBS番組サイトより)


2014年、SBS水木ドラマ、全20話。


幼い頃、火事で家族を失った少年ハミョンは、ある島に流れ着く。
助けてくれたゴンピルに引き取られた彼は、ダルポと名前を変え一緒に暮らし始める。
ゴンピルの息子が離婚し、娘のイナとともにゴンピルの家に戻ってきたことで、ダルポとイナは同い年ながら伯父と姪として暮らし始める。
イナは放送記者を夢見るが、嘘をつくとしゃっくりがでる「ピノキオ症候群」のため試験に落ち続けていた。
ダルポはイナと一緒に記者を目指すことを決意、研修記者となったふたりはそれぞれ競合テレビ局に入局する。
次第に彼らの過去の因縁や真相が明らかになってくる。。。


ハミョン(のちのダルポ)にはイ・ジョンソク氏。
イナにはパク・シネ氏。
ゴンピルにはピョン・ヒボン氏。
ダルポとイナの同僚記者ボムジョにはキム・ヨングァン氏。
同じく同僚記者のユレにはイ・ユビ氏。


ハミョンが家族を失ったのはマスコミの歪曲報道がきっかけでした。
しかも、当時の報道を歪曲したのはイナの母親で。。。
嘘によって傷ついたり、一方で嘘によって救われながら成長していく若者たちを描いています。
「君の声がきこえる」(2013年、SBS)の脚本・演出スタッフに加えて、イ・ジョンソク氏、パク・シネ氏の共演で話題になった作品です。
パク・シネ氏は「天国の階段」(2003年、SBS)での子役時代から着実に成長した女優さん。
いつも書いてますが、見る側が慣れ親しんでいるのを加味しても、シネ氏はうわついてなくてどの作品も落ち着いて見られます。



「ハッシュ~沈黙注意報~」


6月26日(水)から BSフジ(182ch) 月~金曜 8:55~10:00

 


(JTBC番組サイトより)


2020年、総合編成チャンネルJTBCのドラマ、全16話。
BSフジでは再編集、全21話での放送です。


正義と真実を追う記者を夢見て新聞社「毎日韓国」に入社して12年のベテラン記者ジュンヒョク。
今や情熱は冷めてしまい、デジタルニュース部でネット上の記事をコピー&ペーストするだけの記者となっていた。
そんな中、ジュンヒョクの下にインターン記者たちが配属され、ジュンヒョクは教育係に。
インターン記者のひとり、ジスは決めたら妥協せずやる情熱にあふれた行動派。
彼女の若さゆえの情熱と過去から来る想いが、周囲の人達を変えていく。。。


ベテラン記者ジュンヒョクにはファン・ジョンミン氏。
インターン記者ジスにはユナ氏(少女時代)。
インターン同期のスヨンにはキョン・スジン氏。
編集局長のソンウォンにはソン・ビョンホ氏。
社会部次長のユンギョンにはユソン氏。


原作は韓国の小説「沈黙注意報」。
新聞社で働く人たちの、生きていくために書かなければならない記事と良心とのジレンマだったり、サラリーマンとしての日常を描いた作品。
系統としては「ミセン」(2014年、tvN)と同じ感じかな。
実はジュンヒョクとジスの間には深いつながりがあるらしく、その展開もお楽しみに。
ジュンヒョクの同期記者として、パク・ホサン氏、イ・スンジュン氏、キム・ウォネ氏らベテラン俳優の皆さんもドラマをひきしめます。
ファン・ジョンミン氏は映画出演がメインでドラマは8年ぶり、ということは「約束の恋人」(2012年、TV朝鮮)以来になりますか。
ユナ氏も少女時代のデビューが2007年、並行してドラマにも出てずっと活躍中、「20周年」がちらちら見えかけてます。
月日の経つのは恐ろしく早いですね。。。

 

もうすっかり定着したので大丈夫とは思いますが、サブチャンネル182chでの放送です。

メインの181chでは、時代劇名作選「痛快!河内山宗俊」(勝新太郎さん主演)を放送していますのでご注意ください。


今日も最後までおつきあいいただき、ありがとうございます。