連休はドラマで  

 

 

先週は始まるドラマがありませんでしたが、その反動か、またまたドラマは多いです。

連休はどこも激込みになりそうですから、おうちでゆっくりドラマ鑑賞でもいかがでしょうか。



「むやみに切なく」


4月30日(火)から BSJapanext 火曜~土曜 7:00~11:00

 


(KBS番組サイトより)


2016年、KBS水木ドラマ、全20話。


国民的スターのジュニョンは、初恋相手のウルと再会する。
ウルはプロデューサーになっていて、ジュニョンに番組出演交渉にやってきたが、ジュニョンはウルを冷たくあしらう。
ある日ジュニョンは激しい頭痛に襲われ、医師から余命宣告される。
彼は自分の気持ちに正直に生きようと決意するが。。。


ジュニョンにはキム・ウビン氏。
ウルにはペ・スジ氏。
財閥の本部長ジテにはイム・ジュファン氏。
大統領候補の娘ジョンウンにはイム・ジュウン氏。


ジュニョンがウルと距離を置くのは、二人の間にとっても辛い過去があったから。
なかなかお互い素直になれなかったり、気持ちが伝わらなかったりで、見ているこちらもずいぶん切なくなります。
でも、過去の事情や本当の気持ちがわかってくると、とても心が揺さぶられてくるのです。
脚本は「ごめん、愛してる」(2004年、KBS)、「このろくでなしの愛」(2005年、KBS)、「優しい男」(2012年、KBS)のイ・ギョンヒ作家。
上記3作をご覧になった方なら、痛いほどぶつかりあう愛のかたち、わかっていただけるかと思います。


連休中のスペシャル一挙放送ですので1日に4話進み、土曜日で終了します。
連休中、といっても4/30、5/1、5/2をお休みできればリアルタイムで見られるというあんばいです。
ちなみに私は仕事です。。。



「ホジュン~伝説の心医~」


5月1日(水)から BSTwellV 水・木曜 16:00~18:00

 


(MBC番組サイトより)


2013年、MBC日日連続劇、全135話。
TwelVでは再編集、全68話での2話連続放送です。


聡明ながらも、庶子に生まれたため不遇の生活をおくるジュン。
密貿易に手を出し、山陰(サヌム)に逃げのびたジュンは、名医で知られるウィテに出会う。
ジュンはウィテに弟子入りを志願し、医師をめざすのだが。。。


伝説の医官、ホ・ジュンにはキム・ジュヒョク氏。
ジュンのライバル、ドジにはナムグン・ミン氏。
ジュンの恩師ウィテの養女、イェジンにはパク・ジニ氏。
恩師ウィテにはペク・ユンシク氏。
ホ・ジュンの妻となるダヒにはパク・ウンビン氏。


1999年に爆発的ヒットをとばした「ホ・ジュン」(MBC、チョン・グァンニョル氏主演)のリメイクで、原題は「亀巌(クアム)ホ・ジュン」
2013年に新設されたMBCの夕方の日日連続劇、この年はホ・ジュンに関する記念の年にあたっていたらしく、リメイクされることになったと聞いてます。
「東医宝鑑」を編纂した実在の医師として、韓国では広く知られるホ・ジュン、日本でもドラマで有名になったかな。
初代「ホ・ジュン」はもちろん、このドラマも何度も放送されてますね。


残念ながら、2017年10月に事故で亡くなったキム・ジュヒョク氏、もともと映画での活躍が多くドラマの出演は少ないので、貴重な作品であります。
いまや数々のドラマで大活躍のパク・ウンビン氏も、このころからしっかり活躍していたんですよ。



「グッド・キャスティング~彼女はエリートスパイ~」


5月1日(水)から BSTwellV 火~土曜 3:30~4:30(月~金曜の深夜です)

 


(SBS番組サイトより)


2020年、SBS月火ドラマ、全16話。


国家情報院の要員が作戦中に死亡する事件が発生する。
事件の背後には産業スパイのマイケル・リーが関わっていることが判明し、産業保安チームが中心となって捜査を始める。
3年前、マイケルによって後輩ミンソクを殺された要員チャンミは復讐を誓い、マイケルとの関連が疑われるイルグァンハイテックに社長秘書として潜入する。
ところが代表取締役のソクホはかつてチャンミに思いを寄せていた人物だった。
チャンミとともにベテラン要員のミスンが清掃員として、ミンソクの妻イェウンがインターンとして潜入捜査にあたるが、ソクホとの再会に動揺するチャンミ、関節炎に悩むミスン、現場経験ゼロのイェウン、3人はミスを連発してしまう。


チャンミにはチェ・ガンヒ氏。
ソクホにはイ・サンヨプ氏。
モデルのウウォンにはイ・ジュニョン氏
ミスンにはキム・ジヨン氏。
イェウンにはユ・イニョン氏。
チーム長グァンスにはイ・ジョンヒョク氏。


凸凹女子三人組が繰り広げる、チャーリーズ・エンジェルもビックリのスパイコメディ。
能力は高いのに思ったことを包み隠さず言ってしまい変わり者と評価されるチャンミ、ブラック要員として活躍するも今や平凡な主婦のミスン、頭の回転は速いがデスクワークしか経験のないイェウン。
そんな彼女たちが再び国家情報院の現場要員として選ばれ、潜入捜査で大活躍する姿にご期待ください。
アクションにもチャレンジしたキャストの皆さんの熱演のおかげか、韓国での放送時は同時間帯視聴率1位の好成績だったようです。



「キム秘書はいったい、なぜ?」


5月3日(金)から BS松竹東急 月~金曜 10:00~11:00

 


(tvN番組サイトより)


2018年、ケーブル局tvNのドラマ、全16話。
松竹東急での放送話数は不明です。


ユミョングループの副会長ヨンジュンは、整った容姿、頭脳明晰、卓越した経営能力を持っていたが、完璧な自分だけを愛する超ナルシスト。
他人の失敗には極めて厳しいヨンジュンが唯一、頼りにしているのが秘書のミソだった。
ところが長年一緒に働いてきた彼女が、突然「仕事を辞める」と言い出した。
辞職の理由がまったくわからないヨンジュンは、さらによい条件を提示したり、ミソに揺さぶりをかけるが、彼女の決意は固い。
しまいにミソは自分のことを好きなのでは、と勘違いしてしまうヨンジュンだが。。。


ナルシストな副会長ヨンジュンにはパク・ソジュン氏。
秘書のミソにはパク・ミニョン氏。
ヨンジュンの兄ソンヨンにはイ・テファン氏。
ヨンジュンの友人ユシクにはカン・ギヨン氏。
企画チーム代理のギナムにはチャンソン氏(2PM)。


原作は大人気ウェブ漫画。
パク・ソジュン氏が「サム、マイウェイ」(2017年、KBS)と「梨泰院(イテウォン)クラス」(2020年、JTBC)の間に出演したドラマです。
冷徹なナルシストとして登場するヨンジュンが、ミソの退職を引き留めるため必死になる様子は必見。
「ラブコメクイーン」と呼ばれるパク・ミニョン氏との息のあったコンビもいいですね。
BSJapanextでは何度も放送されている人気ドラマですが、ついに松竹東急にもまわってきましたね。



「王になった男」


5月3日(金)から BS日テレ 月~金曜 13:00~14:00

 


(tvN番組サイトより)


2019年、ケーブル局tvNのドラマ、全16話。
BS日テレでは再編集、全24話での放送です。


先王の死去により即位したイ・ホンは、暗殺されるのではという恐怖におびえ、先王に縁のある者を次々に処刑していた。
一方、道化師のハソンは、妹たちとともに首都・漢陽(ハニャン)を訪れる。
王様を笑いの種にした出し物を演じるハソンを、王の側近ギュは止めようとするが、王に瓜二つの顔立ちをしたハソンに驚く。
ハソンは王の影武者になるため宮廷に連れて来られ、一度は宮廷を逃げ出すものの、しだいに本当の王になって世界を変えようと思うようになる。


王様ホンと道化師ハソンの二役を演じたのはヨ・ジング氏。
王妃ソウンにはイ・セヨン氏。
側近ギュにはキム・サンギョン氏。


おわかりのように、イ・ビョンホン氏主演映画「王になった男」(2013年)のドラマ化。

映画をご覧になった方は、見比べてみてはいかがでしょうか。
子役から立派に成長したヨ・ジング氏、さすがの演技力です。
響く低音ボイスも魅力ですよね。
王妃役のイ・セヨン氏も「宮廷女官チャングムの誓い」(2003年、MBC)のクミョン役など、子役で活躍した女優さん。
つい最近では主演した「赤い袖先」(2022年、MBC)が大ヒットしたのも記憶に新しいところです。



「ホテリアー」


5月3日(金)から BSイレブン 月~金曜 14:29~15:30

 


(MBC番組サイトより)


2001年、MBC水木ドラマ、全20話。


ソウルホテルの顧客担当支配人ジニョンは、元同僚のテジュンを訪ねラスベガスに行く。
経営難にあえぐホテルの再建のため、ホテルへの復帰を勧めるジニョンだがテジュンは決断を渋る。
一方、ソウルホテル買収をもくろむキム会長から情報収集依頼を受けたM&A専門家のドンヒョクは、ラスベガスで出会ったジニョンに惹かれる。
ソウルホテルに滞在してホテル情報とジニョンの両方を手に入れようと画策するドンヒョクだが。。。


支配人テジュンにキム・スンウ氏。
ドンヒョクにはペ・ヨンジュン氏。
ジニョンにソン・ユナ氏。
キム会長の娘ユンヒにはソン・ヘギョ氏。


BSイレブンの韓ドラクラシック、今回は「ホテリアー」です。
これまたなつかしい作品。。。
日本で「冬のソナタ」(2002年、KBS)が大ヒットして、ペ・ヨンジュン氏がめちゃくちゃ人気者になってたあの頃、次に紹介されたのが本作でした(放送時期としてはこちらが先です)。
若干着ぶくれ気味(失礼!)だった冬ソナのミニョンさんに比べて、ビジネスマンのドンヒョクはシュッとしていたので、この作品が好きなファンの方も多かったかもしれません。
個人的には、テジュンとドンヒョクの間で揺れるジニョンにあまり共感できなかった遠い記憶が。。。
先日イレブンで放送された「オールイン」(2003年、SBS)でイ・ビョンホン氏の相棒を演じたホ・ジュノ氏が、ここではちょっとこずるい副支配人ヒョンマンを演じています。
また、ソウルホテルの創始者チェ社長にチュ・ヒョン氏、その妻で2代目のユン社長にユン・ヨジョン氏、ホテル買収を企てるライバルのキム会長にはハン・ジニ氏。
ベテラン俳優さんたちをこの作品で覚えたのも懐かしい思い出です。
このドラマを見ておいてから、チュ・ヒョン氏、ユン・ヨジョン氏、ハン・ジニ氏ご出演の「魔女たちの楽園」(2019年、MBC)をご覧になると、さらに感慨深いかと。。。


今日も最後までおつきあいいただき、ありがとうございます。