初物もあるよ  

 

 

先週はおそろしく大量のドラマをご紹介しました。
先週ほどではないですが、今回もドラマがたくさんあります。
無料放送初お目見えのドラマもありますよ。


「黄金の庭~奪われた運命~」


4月8日(月)から 地上波tvk 月~木曜 13:30~14:00、14:30~15:00
(関東ローカルです)

 


(MBC番組サイトより)


2019年、MBC週末ドラマ、全60話。
テレビ神奈川では再編集、全68話での放送です。


幼い頃に母親に捨てられ養護施設で育ったドンジュは、看護人として明るく健気に働いていた。
ある日、患者とのトラブルで施設を解雇されたドンジュは、同居人のミジュが勝手に部屋を解約したことで住む家まで失ってしまう。
一方、華やかな生活を送るサビーナは、美容アドバイザーとして活躍する一方で、大企業の御曹司ジュンギと交際し妻の座を狙っていた。
ドンジュとサビーナは、偶然ある事件に巻き込まれることになるが、その日はふたりの誕生日だった。
サビーナの機転でドンジュは難を逃れるが、ドンジュという名前にサビーナは過剰に反応する。。。


ドンジュにはハン・ジヘ氏。
サビーナにはオ・ジウン氏。
熱血刑事のピルスンにはイ・サンウ氏。
御曹司のジュンギにはイ・テソン氏。


なかなかのドロドロ・マクチャン系ですね。
ドンジュとサビーナには過去からの因縁があり、交通事故はこれが初めてではなかったようです。
出生の秘密、度重なる交通事故、裏切り、足の引っ張り合い、むかしながらのドラマ要素が満載。
ハン・ジヘ氏は「メイクイーン」(2012年)、「伝説の魔女」(2014年)など、MBCの週末ドラマはもうレギュラー級、安心感、安定感は半端ないです。
私などは「ランラン18歳」(2004年、KBS)とかから知ってますので、キャリアは20年以上、よくがんばってますねぇ。
イ・サンウ氏とは「一緒に暮らしませんか?」(2018年、KBS)以来の共演となります。



「クライムパズル」


4月9日(火)から 地上波フジテレビ 火曜 1:40~2:40(月曜の深夜です)
(関東ローカルです)

 


(ENA番組サイトより)


2021年、ケーブル局ENAのドラマ、全10話。
フジテレビでの放送話数は不明です。


アンリム市の現職市長ホンミンが殺害される事件が発生。
犯人として自首したのは、天才的な犯罪心理学者のスンミンだった。
完璧な証拠も揃ったことで、スンミンは無期懲役となり刑務所に収監されることに。
一方、殺された市長の娘でスンミンの恋人でもある刑事のヒは、スンミンの無実を確信し捜査を始める。
実は、スンミンはある目的から刑務所に潜入するため、市長殺害を自白したのだった。


スンミンにはユン・ゲサン氏。
ヒにはコ・アソン氏。
刑事のパンホにはユン・ギョンホ氏。


スンミンが自らを犠牲にして殺人を自白した理由とは一体何なのか。
そして市長を殺害した真犯人の正体は???
ドラマのタイトルのとおり、パズルのピースを組み合わせるように解き明かしていくサスペンススリラー。
台本を読んだユン・ゲサン氏は、強烈な印象を与えるため坊主頭にしてスンミン役に臨んだそうです。
そんな気合の入った作品、しかも伏線回収合戦になりそうなので、こちらもよそ見せず気合を入れて見たいものです。



「曲げない男、ク・ピルス」


4月9日(火)から 地上波フジテレビ 火曜 2:40~3:40(月曜の深夜です)
(関東ローカルです)

 


(ENA番組サイトより)


2022年、ケーブル局ENAのドラマ、全16話。
フジテレビでの放送話数は不明です。


かつて韓国伝統武術テッキョンのチャンピオンだったピルスは、さびれたチキン屋の社長として過ごしている。
妻と共にがむしゃらに働いていたが、ある日突然大家から立ち退くよう告げられ、途方に暮れる一家。。。
しかし、邸宅にひとりで暮らすチョン女史を偶然助けたことで、ある条件で邸宅に住まわせてもらうことになる。
ところがそこには、数日前に泥酔してチキン屋の看板を壊した生意気な若者起業家ソクの姿が。


ピルスにはクァク・ドウォン氏。
ソクにはユン・ドゥジュン氏(HIGHLIGHT)。
ピルスの妻ソンミにはハン・ゴウン氏。
チョン女史にはパク・ウォンスク氏。
ピルスの息子ジュンピョにはチョン・ドンウォン氏。


40代、人生の折り返しでつまづいてしまった中年男性ピルスと、高学歴で夢はあるがお金がない青年ソク。
まったくソリが合わずケンカばかりのふたりが同居することになりますが、さあその結末は。。。
クァク・ドウォン氏は映画を中心に活躍中、映画好きの方ならその実力はよくご存じかと思います。
ドラマ出演は9年ぶりとのことですが、くたびれた40代の存在感はさすがです。
一方のユン・ドゥジュン氏は、このドラマが除隊後復帰作だそうです。


フジテレビは、少し前に午後の再放送枠に韓国ドラマ(強気の2本、「夫婦の世界」「SKYキャッスル」)を放送してましたが、結局夜中に移動しちゃいましたね。
以前の「韓流α」ふたたび、って狙いだったのかもしれませんが、それはちょっと難しかったようです(見たくない人が一定数いますからね)。
今回は無難に(?)夜中に2本持ってきました。



「ガウス電子~僕らの社内恋愛マニュアル~」


4月10日(水)から BSTwellV 水・木曜 16:00~18:00

 

(ENA番組サイトより)


2022年、ケーブル局ENAのドラマ、全12話。

TwellVでは2話連続放送です。


ネット通販、電子流通、自動車、医療機器、金融等様々な分野を扱う多国籍企業「ガウス電子」。
ガウス電子の生活家電本部であるマーケティング3部は、落ちこぼれが集められた、実は名前だけの部署。
3部の代理ナレは、終始問題ばかり起こす社員サンシクが頭痛の種で、怒りを爆発させる毎日を過ごしていた。
そんなある日、ナレが引っ越した部屋の隣に住んでいたのはまさかの天敵サンシクだった。。。


トラブルメーカー、サンシクにはクァク・ドンヨン氏。
代理ナレにはコ・ソンヒ氏。
競合会社から入社するマタンにはペ・ヒョンソン氏。
社内一の美女ガンミにはカン・ミナ氏。


人気を博したウェブ漫画をドラマ化、「ギャグコンサート」(KBS)などお笑いバラエティ番組のスタッフが手掛けたオフィスコメディ。
家もお隣さんになったことで、プライベートでも衝突しあうサンシクとナレですが、徐々にお互いを知っていくうちに恋心が芽生え始め。。。
これまではクールな役柄が多かったドンヨン氏。
丸くて愛らしいイメージを出すため体重を増やしたり、知人の会社員に話を聞いたり役作りにも力を入れ、トラブルメーカー社員を熱演しました。
会社員の日常を描きつつ、現実では起こらないようなファンタジー要素もあるのだそう。
そのあたりはご覧になって確かめてみてください。



「青春ウォルダム 呪われた王宮」


4月12日(金)から NHKBS 金曜 0:25~1:25(木曜の深夜です)
4月7日(日)から BSプレミアム4K 日曜 21:00~22:00)

 

(tvN番組サイトより)


2023年、ケーブル局tvNのドラマ、全20話。


世子(セジャ)ファンは、人知れず「呪いの書」に苦しめられていた。
兄を暗殺しファンが世子になったと記された呪いの書には、さまざまな災いに見舞われたあげく廃位され死を迎えると予言されていた。
疑心暗鬼に陥っているファンの前に、呪いは人間の陰謀だと断言する女性ジェイが現われる。
彼女は友人ソンオンの許婚(いいなずけ)で亡き恩師の娘だが、家族全員を毒殺した汚名を着せられ追われる身だった。
無実を訴え、家族の死の真相を調べたいと助けを求めるジェイに懐疑的なファンだったが。。。


世子ファンにはパク・ヒョンシク氏。
ジェイにはチョン・ソニ氏。
ソンオンにはユン・ジョンソク氏。
ジェイの侍女ガラムにはピョ・イェジン氏。
領議政(ヨンイジョン)の息子ミョンジンにはイ・テソン氏。
ファンの護衛官テガンにはホ・ウォンソ氏。


原題は「青春越壁」
邦題の「ウォルダム」とは壁を越えるという意味で、そのまんまドラマタイトルになりました。
ミステリーロマンス小説「簪中録」が原作のフュージョン創作ドラマ。
ファンはジェイのすぐれた推理力を認め、内官のふりをさせてかくまうことにするようです。
呪いの書の謎を解明しようとするジェイ、ジェイの濡れ衣を晴らそうとするファン。
運命に立ち向かい克服しようとする世子と名家の娘、彼らを助ける若者たちの熱血青春ストーリーです。
ファンの父で国王役のイ・ジョンヒョク氏、継妃役のホン・スヒョン氏、重臣を演じるソン・ビョンホ氏、チョン・ウンイン氏、チョ・ソンハ氏などベテラン勢もドラマを引き締めます。


NHKはこのところファンタジー時代物のセレクトで落ち着いていますね。

プレミアム4Kでは一足お先に4月7日から始まります。

(私は4K視聴環境がないので参考情報としました)



「舞い上がれ、蝶」


4月12日(金)から BSイレブン 金曜 10:00~12:00

 


2022年、総合編成チャンネルJTBCのドラマ、全16話。
BSイレブンでは再編集、全26話での2話連続放送です。
(初回のみ、11:00からの1話放送です)


美容院「舞い上がれ、蝶」でインターン美容師として働くキプム。
インターンの中では一番先輩のキプムだが、接客が苦手で笑顔を作ることができず、夢をあきらめるべきか思い悩んでいた。
しかし真面目で努力家のキプムは、同僚たち、明るい店長ミシェル、ベテラン美容師のグァンス、様々な事情をかかえて来店するお客さんと接するうち、美容師としても人間としても成長していく。


引っ込み思案なキプムにはキム・ヒャンギ氏。
先輩美容師グァンスにはチェ・ダニエル氏。
店長のミシェルにはオ・ユナ氏。
グァンスと犬猿の仲の美容師ゼンにはシム・ウヌ氏。
インターンのムヨルにはパク・ジョンウ氏。
インターンのサンヒにはムン・テユ氏。
インターンのスリにはキム・ガヒ氏。


出演者はすべて韓国人で、制作も韓国JTBCなのですが、韓国で予定されていた放送が延期され(事情は不明ですが)、台湾で先に配信されました。
韓国ではまだ放送されていないようで、どうりでJTBCのサイトにも情報がなくて、ポスター画像も必死で探したところ、中国語のものでした。。。
なんかよくわからないのですが、日本ではめでたく放送されます。
キプムが美容師として成長していく様子をぜひ見てあげてください。


今日も最後までおつきあいいただき、ありがとうございます。