もうすぐ3月  

 

 

平年よりあったかいね、寒いね~なんて言ってるうちに、2月もあっという間に終わり、もう3月ですよ。

始まるドラマは年度末を前に一休み、関東ローカルのみのご紹介です。

 


「七日の王妃」


2月27日(火)から 地上波テレ玉 火曜 10:30~11:25

(関東ローカルです)

 


(KBS番組サイトより)


2017年、KBS水木ドラマ、全20話。
テレビ埼玉での放送話数は不明ですが、これまで他局ではほぼ全20話で放送されています。


王の側近シン・スグンの娘、チェギョンは親に内緒でひとり都に上り、偶然ヨクという少年と出会う。
ヨクは身分を隠して街に出ていた王子で、兄の燕山君(ヨンサングン)に代わり王になることを望まれていた。
一方の燕山君もチェギョンと出会い、次第に彼女に惹かれていく。
その頃国は干ばつに見舞われており、王室の婚姻が日照りの解消につながると聞いた王は、弟のヨクを結婚させようとする。
やがてチェギョンとヨクは結婚の約束を交わすが、ヨクは罠にはめられ行方不明に。
チェギョンはそれでもヨクを想いつづけるのだが。。。


悲劇の王妃、チェギョンにはパク・ミニョン氏。
暴君と呼ばれた燕山君にはイ・ドンゴン氏。
後に晋城大君(シンソンテグン)となるヨクにはヨン・ウジン氏。
ヨクの親友で右腕となるソノにはチャンソン氏(2PM)。


たった7日間で廃位にされた端敬(タンギョン)王后の実話をモチーフにした切ない愛の物語。
史実では、第11代の中宗(チュンジョン、劇中のヨク)の王妃になった端敬(タンギョン)王后(劇中のチェギョン)ですが、燕山君の后の縁戚であったことから、中宗の反対にもかかわらず即位直後に王妃の身分を剥奪されてしまいました。
その後も権力者の反対により復位は実現せず、王妃として復位したのは亡くなってから180年後(「イ・サン」の英祖のころ)だったようです。
中宗の彼女への想いがこのドラマのストーリーにも反映されているのでしょうね。
それにしても、当時の韓国の貴族は、けっこう理不尽な理由で身分を剥奪されていたんですね。



「嘘の嘘」


2月27日(火)から 地上波東京MX1 火・水曜 13:04~14:00

(関東ローカルです)

 


(channelA 番組サイトより)


2020年、総合編成チャンネル channelA のドラマ、全16話。
東京MXでは再編集、全20話での放送です。


財閥一家に嫁ぎ暮らしていたウンスは、夫を殺害した罪で突然収監されてしまう。
身ごもったまま10年の求刑を宣告されたウンスは、刑務所で子供を出産する。
しかしその子供は元姑のホランに奪われてしまった。
出所後、自分の娘が養子に出され、その家庭が父子家庭と知ったウンス。
実の娘を取り返すため、継母になろうと意図的にシングルファザーのジミンに近づくが。。。


ぬれぎぬを着せられたウンスにはイ・ユリ氏。
ジミンにはヨン・ジョンフン氏。
ウンスの義母ホランにはイ・イルファ氏。
ジミンの元妻セミにはイム・ジュウン氏。
ゴルファーのヨンジュンにはクォン・ファウン氏。
ウンスの夫ギボムにはソン・ジェヒ氏。


ヒロインがぬれぎぬを着せられ獄中出産するとは、しかもイ・ユリ氏、あの衝撃作「福寿草」(2012年、tvN)の再来でしょうか。
娘を取り返すための「嘘の愛」のはずが、どんどんジミンにひかれていくウンスの心の動き、夫ギボムの殺害の真実など、見どころ満載のようです。
最近のイ・ユリ氏は、このような歯を食いしばって生きるような役柄が多いようですが、やっぱりどうしても「福寿草」でのイメージが大きすぎるのかもしれませんね。


今日も最後までおつきあいいただき、ありがとうございます。