たくさんあります  

 

 

今回はたくさんドラマがやってきます。

では、さっそく。

 


「階伯(ケベク)」


2月12日(月)から BS松竹東急 月曜? 1:00~2:00(日曜の深夜です)

 


(MBC番組サイトより)


2011年、MBCの月火ドラマ、全36話。
松竹東急での放送話数は不明ですが、前回放送時は全36話でした。


7世紀の三国時代、百済の武王(ムワン)の第一妃で新羅の姫であるソンファと息子ウィジャが刺客に襲われる事件が起こる。
ソンファ親子の護衛将軍であるムジンの助けにより命を救われるが、ソンファを寵愛している武王の怒りは納まらない。
武王の第二妃、サテク妃は武王に「新羅の血が入った王子が後継者に任命されれば、刺客はますます二人を狙うでしょう」と警告。
しかし、気持ちの変わらない武王を見てサテク妃はソンファ王妃とウィジャ王子を暗殺し、その罪をムジンに被せる計画を企てる。
ウィジャ王子は生き残ったが、ムジンは濡れ衣を着せられたまま行方不明に。
ムジンの妻は殺され、まだ幼い息子ケベクは自分の本当の身分も知らず、平民として育てられていた。


ケベクにはイ・ソジン氏。
ウィジャ王にはチョ・ジェヒョン氏。
権勢をふるったサテク妃にはオ・ヨンス氏。
後にケベク、ウィジャ王ともかかわり合うウンゴにはソン・ジヒョ氏。


百済の終末、最後に戦った大将軍ケベクを、百済の歴史を通して描いた大作。
ケベクはその有能さゆえに、将軍になってからも冷遇されたり苦労が多かった人物のようです。
そんな孤高の将軍をソジン氏が熱演しています。
「朱蒙(チュモン)」(2006年)のスタッフによる制作ということもあってか、序盤「チュモン」を思わせる場面だったり、「善徳女王」(2009年、MBC)を意識した描写も一部あったり。
でも、歴史もののイ・ソジン氏の安定感はさすがです。


先週まで放送していた「一枝梅(イルジメ)」は、日曜23:30から2話連続放送でした。
2月11日(日)は特番(なんと「ボヘミアン・ラプソディ」ライブエイド完全版)があって「階伯」は日が変わってからの放送開始になります。
「一枝梅(イルジメ)」同様、2話連続になるのか現状では不明なので「月曜?」にしていまして、詳細わかれば次回以降お知らせできればと思います。



「マッド・ドッグ~失われた愛を求めて~」


2月13日(火)から BS-TBS 月~金曜 7:00~7:54

 


(KBS番組サイトより)


2017年、KBS水木ドラマ、全16話。
BS-TBSではめずらしく、放送話数は不明です。


テヤン生命の保険調査チーム長ガンウは飛行機墜落事故で妻と息子を亡くしてしまう。
ガンウは私設の調査チーム「マッド・ドッグ」をたちあげ、悪質な保険金詐欺を摘発していた。
ある日ガンウの前にミンジュンという謎の青年が現れる。
彼は「マッド・ドッグ」の弱みを知り、思い通りにチームを動かそうとしていた。
ミンジュンは実は飛行機事故を起こした副操縦士ボムジュンの弟だった。


執念の男、ガンウにはユ・ジテ氏。
謎の男、ミンジュンにはウ・ドファン氏。
マッド・ドッグのメンバー、ハリにはリュ・ファヨン氏。
メンバーのスンジョンにはチョ・ジェヨン氏。
メンバーのヌリにはキム・ヘソン氏。
テヤン生命専務ホンジュにはホン・スヒョン氏。
ホンジュの兄、ヒョンギにはチェ・ウォニョン氏。


飛行機事故の被害者家族と加害者家族が出会い、事故の真相を暴いていくストーリー。
メンバーそれぞれの得意分野を活かして、変装したりハッキングしたり、潜入捜査まで行う「マッド・ドッグ」は次第に家族のようなチームワークを形成していきます。
そんな彼らが真相を追求する事故には秘められた陰謀も絡んでいるようで、最後まで予想のつかないスリリングな展開をお楽しみください。。



「薯童謡 ソドンヨ」


2月13日(火)から BS日テレ 月~金曜 17:00~18:58

 


(SBS番組サイトより)


2005年、SBSの月火ドラマ、全55話。
BS日テレでは全74話の放送です。


百済は第27代威徳王(ウィドクワン)のもと、国の弱体化が止まらなかった。
威徳王は踊り子ヨンガモに心を奪われ、禁忌を犯して責任を問われるという事態に。
王の子をみごもったヨンガモは、太学舎の技術士モンナスとの結婚をあきらめ、母ひとり子ひとりの生活を送ることに。
出生を知らずに平民として育ったチャンをヨンガモはモンナスに預ける。
新羅へ亡命したモンナスに同行したチャンは、新羅の姫ソンファと運命の恋に落ちる。


後に武王(ムワン)となるチャンにはチョ・ヒョンジェ氏。
新羅の王女ソンファにはイ・ボヨン氏。
チャンのライバル、サテッキルにはリュ・ジン氏。
チャンの師匠モンナス博士にはイ・チャンフン氏。
チャンの母ヨンガモにはイ・イルファ氏。


イ・ビョンフン監督作品一挙放送の第4弾。
百済・新羅・高句麗が対立する三国時代、百済王朝の伝説を元にした歴史ロマン。
出生の秘密のため身分を隠して暮らしたり、新羅のソンファ姫との許されない恋など、いろいろ苦労しながら王様になるサクセスストーリー。
「いろいろ苦労」はイ・ビョンフン監督ならではです。。。


このドラマには思い出があって、テレビを買いかえた2008年、BSデジタルを視聴できるようになって初めて全話通して見たのが本作(おそらくBS朝日での放送でした)。
生涯のライバル、サテッキル役のリュ・ジン氏がドラマをキュッと引き締めています(いまだに「サテッキル」の名前は忘れてない)。
キム・ヨンホ氏演じる、野心にあふれる王族プヨソンも重厚でしたし、ホ・ヨンラン氏が演じた腹違いの妹ウヨン姫の潔さもよかったです。

上で紹介した「階伯」にも武王とソンファ王女が登場しますので、描き方の違いなど比較してみられてはいかがでしょうか。



「グッド・キャスティング~彼女はエリートスパイ~」


2月14日(水)から BSTwellV 水・木曜 16:00~18:00

 

(SBS番組サイトより)


2020年、SBS月火ドラマ、全16話。


国家情報院の要員が作戦中に死亡する事件が発生する。
事件の背後には産業スパイのマイケル・リーが関わっていることが判明し、産業保安チームが中心となって捜査を始める。
3年前、マイケルによって後輩ミンソクを殺された要員チャンミは復讐を誓い、マイケルとの関連が疑われるイルグァンハイテックに社長秘書として潜入する。
ところが代表取締役のソクホはかつてチャンミに思いを寄せていた人物だった。
チャンミとともにベテラン要員のミスンが清掃員として、ミンソクの妻イェウンがインターンとして潜入捜査にあたるが、ソクホとの再会に動揺するチャンミ、関節炎に悩むミスン、現場経験ゼロのイェウン、3人はミスを連発してしまう。


チャンミにはチェ・ガンヒ氏。
ソクホにはイ・サンヨプ氏。
モデルのウウォンにはイ・ジュニョン氏
ミスンにはキム・ジヨン氏。
イェウンにはユ・イニョン氏。
チーム長グァンスにはイ・ジョンヒョク氏。


凸凹女子三人組が繰り広げる、チャーリーズ・エンジェルもビックリのスパイコメディ。
能力は高いのに思ったことを包み隠さず言ってしまい変わり者と評価されるチャンミ、ブラック要員として活躍するも今や平凡な主婦のミスン、頭の回転は速いがデスクワークしか経験のないイェウン。
そんな彼女たちが再び国家情報院の現場要員として選ばれ、潜入捜査で大活躍する姿にご期待ください。
アクションにもチャレンジしたキャストの皆さんの熱演のおかげか、韓国での放送時は同時間帯視聴率1位の好成績だったようです。



「シンイ~信義~」(再放送)


2月15日(木)から BS松竹東急 月~金曜 5:30~6:30

 


(SBS番組サイトより)


2012年、SBS月火ドラマ、全24話。
2月8日に始まった放送の再放送です。



「応答せよ1997」


2月16日(金)から BSフジ 月~金曜 10:00~11:00

 


(tvN番組サイトより)


2012年、ケーブル局tvNのドラマ、全16話。


高校の同窓会のため集まったシウォン、ユンジェとふたりの親友たち。
この場で結婚発表するカップルがいるというのだが、それは果たして誰なのか。。。
15年前、1997年の釜山、勉強も恋愛もそっちのけで、人気アイドルH.O.T.を熱狂的に応援するシウォン。
ある日、シウォンは親友のユジョンが成績全校1位のユンジェに告白したと知る。
シウォンに思いを寄せるユンジェは、告白の返事をどうするかシウォンに相談するのだが。。。


シウォンにはチョン・ウンジ氏(A-pink)。
幼なじみのユンジェにはソ・イングク氏。
シウォンの親友ユジョンにはシン・ソユル氏。
ユンジェの友人ジュニにはホヤ氏(INFINITE)。
同じく友人のソンジェにはイ・シオン氏。
転校生のハクチャンにはウン・ジウォン氏(元Sechs Kies)。
シウォンの父にはソン・ドンイル氏。
シウォンの母にはイ・イルファ氏。


放送当時は広い年齢層に支持され「応答せよ」のフレーズが流行語になるほどの社会現象を引き起こした大ヒットドラマ。
1990年代、この頃高校生だった韓国の人たちにとっては、ドラマで再現される当時の世相、熱狂したアイドル、学生生活が郷愁を誘ったようです。
好評につき、続編「応答せよ1994」(2013年)、「恋のスケッチ~応答せよ1988」(2015年)も制作され、さらに大ヒットしたのはご存じのとおり。
韓国ドラマではおなじみのテーマでもある「初恋」「友達」「家族」を、KBSのバラエティ番組出身のスタッフが手掛け、バラエティ的な切り口で描きました。
H.O.T推しのシウォン、Sechs Kies推しのユジョンたちの歌番組での応援合戦など、当時のアイドルへの熱狂の様子も。
私はずいぶん前に視聴済み。
実在のグループや「ミュージックバンク」などリアルな歌番組など、後から知る私たちが雑誌やネットでチマチマと点で集めた情報が、ドラマによってサァーッと線につながる喜びがありました。

いえいえ、点で集めた情報がなくても大丈夫!
放送開始前日に事前ナビ特番がありますので、こちらで予習すればより楽しくなることうけあい!


「韓流20周年記念「応答せよ1997」90年代韓国の魅力再発見ツアーinソウル」
2月15日(木) 10:00~11:00


ナビゲーターの古家正亨さんがソウルで実際にロケ地を巡りながら、ドラマを観る前に知っておきたい90年代のK-POP・流行・推し活・グルメなどの韓国事情を教えてくれます。
フジ系列は20年前、けっこう熱心に韓流取り上げてましたから、思い入れがあるんでしょうね。


今日も最後までおつきあいいただき、ありがとうございます。