今年もありがとうございました  

 


年末年始の準備でばたばたしていて、更新が遅れてしまいました。
まだやることはあるんですが、とりあえず年内に更新を。

さっそく元旦から始まるドラマもあります。


「仮面の王 イ・ソン」


1月1日(月)から BS日テレ 月~金曜 13:00~14:00

 


(MBC番組サイトより)


2017年、MBC水木ドラマ、全20話。


怪しい毒の力で朝廷を支配する秘密組織、辺首(ピョンス)会。
彼らの力で王座についた王は、息子である世子が同じ運命をたどらぬよう、仮面で素顔を隠して育てていた。
そんな世子イ・ソンは、仮面の理由を知る人物に会うため、仮面を外して王宮を抜け出す。
ソンは城下で、聡明な良家の娘カウン、世子と同じ名前の貧しい水売りの青年イソンに出会う。
やがてソンは仮面の理由と辺首会の存在を知ることになる。。。


世子イ・ソンにはユ・スンホ氏。
カウンにはキム・ソヒョン氏。
イソンにはキム・ミョンス氏(INFINITE エル氏)。
辺首会首領の娘ファグンにユン・ソヒ氏。


原題は「君主 仮面の主人」
この年のMBC演技大賞、「逆賊」が多くの賞を独占した中、ユ・スンホ氏が最優秀演技賞を受賞しました。
その他、辺首会の首領テモクにホ・ジュノ氏、王の忠臣ギュホにチョン・ノミン氏、ソンらが師事する学者ウ・ボにパク・チョルミン氏などベテラン勢も充実。
MBCの歴史ドラマはやはり底力があります。



「ブラックドッグ~新米教師コ・ハヌル~」


1月4日(木)から 地上波東京MX1 木・金曜 13:04~14:00
(関東ローカルです)

 


(tvN番組サイトより)


2019年、ケーブル局tvNのドラマ、全16話。
東京MXでは再編集、全24話での放送です。


高校時代に遭った交通事故がきっかけで教師を目指すようになったハヌル。
何度もチャレンジするが採用されずあきらめかけていた頃、ある高校から採用通知が届くが、それは一年契約の条件付き採用だった。
コネ採用だとあらぬ噂も広まり、職場でも孤立してしまったハヌルは退職を決意する。
進学部部長のソンスンに諭されたハヌルは、思い直して始業式に臨むのだが。。。


臨時採用の教師ハヌルにはソ・ヒョンジン氏。
進学部部長のソンスンにはラ・ミラン氏。
正規の国語教師ヨヌにはハジュン氏。
非正規の国語教師ヘウォンにはユ・ミンギュ氏。


教育熱がかなり高い学区にあるテチ高校で、保護者からのクレーム対応、教師間の派閥争い、残業の日々、、、学校という職場でのリアルな現実を描いたドラマ。
教員版「ミセン」と高評価を得たようです。
ソ・ヒョンジン氏は「帝王の娘スベクヒャン」(2013年)が初の主演ドラマ。
その後tvNでの「また!オ・ヘヨン」(2016年)ではラブコメでの新境地を開いてブレイクしました。
考えてみたらすっかりベテランですね。。。



「花郎<ファラン>」


1月4日(木)から BSJapanext 月~金曜 15:00~16:00

 


(KBS番組サイトより)


2016年、KBS月火ドラマ、全20話。
Japanextでは再編集、全24話での放送です。


新羅の時代、幼くして即位した真興(チヌン)王は、母で摂政のチソ太后の命により都の外で素性を隠して暮らしていた。
成人を間近に迎えた真興王は、母から王権を取り戻すため都へ戻ることに。
偶然王の顔を見てしまったマンムンは側近に殺されてしまう。
チソ太后は国のために忠義を尽くす王の親衛隊、花郎(ファラン)を結成すると宣言し、眉目秀麗な若者を集める。
賤民の村で暮らすムミョンは、親友マンムンの命を奪った者へ復讐するため、マンムンの本名ソヌを名乗り、花郎になることを決心。
一方、真興王は摂政から王権を剥奪するため、ジディという偽名を使って花郎になる。


ソヌ(ムミョン)にはパク・ソジュン氏。
ジディ(チヌン王)にはパク・ヒョンシク氏(ZE:A)。
彼らの花郎仲間たち、スホにはミンホ氏(SHINee)。
パンリュにト・ジハン氏。
ヨウルにチョ・ユヌ氏。
最年少のハンソンにはV氏(BTS)。
マンムンにはイ・グァンス氏。
マンムンの妹、アロにコ・アラ氏。


新羅の王様の親衛隊、実在した花郎(ファラン)の愛と成長を描いたドラマ。
花郎といえば、「文武両道」「眉目秀麗」、いわゆるエリートでイケメン。
同じく新羅時代を描いたドラマ、「善徳女王」(2009年、MBC)や「ソドンヨ」(2005年、SBS)でも登場、いずれもイケメンぞろいでした。
このドラマでも、パク・ソジュン氏をはじめ若くてカッコいい俳優さん、ヒョンシク氏やミンホ氏などアイドル歌手たちが豪華出演です。
Japanextは、本作を何度も放送していて、よっぽど好評なんですね。
アイドル歌手やスターがこれほど一度に見られるドラマはなかなかないですからね。
「あこがれ共同隊」(1975年、TBS系)みたいなもんでしょうか(あぁ、みんな知らないよね)。



「宮廷女官チャングムの誓い」


1月4日(木)から BS日テレ 月~金曜 17:00~18:58

 


(MBC番組サイトより)


2003年、MBC月火ドラマ、全54話。
BS日テレでは2話連続放送です。


16世紀の朝鮮王朝時代、10歳の少女チャングムが女官として宮廷に入る。
彼女は、元武官の父と、汚名を着せられ宮廷を追われた女官の母との間に生まれた娘であった。
幼いうちに両親を亡くしたチャングムは、母の無念と汚名を晴らすため女官見習いの試験に合格、水刺間(スラッカン)に配属される。
そこで出会った料理の師匠ハン尚宮(サングン)のもと、さまざまな厳しい修行を受ける。
身分の違いから、有力者の子弟の妨害やイジメに遭うチャングムだが、持ち前の好奇心と行動力で新しい料理の発見のため材料や調理法を試行錯誤し続ける。


宮廷料理人から苦労の末、女医となるチャングムにイ・ヨンエ氏。
厳しくも優しい師匠、ハン尚宮にヤン・ミギョン氏。
これでもかの嫌がらせをしかけるチェ尚宮にキョン・ミリ氏。
チャングムの力になってくれる武官のジョンホにチ・ジニ氏。
グルメだけど病弱な王様、中宗にイム・ホ氏。


もう説明のいらないくらい有名な登場人物たち。
NHKで放送されて以来、日本での韓国歴史ドラマ人気の火付け役となった記念碑的作品。
今回は、イ・ビョンフン監督作品一挙放送の第3弾として放送されます。
知り合いでこのドラマのファンがいますが、何度見ても飽きないそうです。
確かに、見始めると何だかハマってしまう、不思議なドラマです。
放送から20年になる韓国でも、いまだに大人気ドラマとして語り継がれているようです。
ちなみに原題は「大長今(テジャングム)」
史実としては「大長今という女医がいました」の一文のみで資料が少ないにもかかわらず、イ・ビョンフン監督のイマジネーションでここまでの激動のストーリーができあがったようです。
(前半のスラッカンのおはなしはフィクションらしい)
危機に直面しては必死に乗り越えるチャングムにも感動しますが、美しすぎるイ・ヨンエ氏もすばらしい。



「運命のように君を愛してる」


1月4日(木)から BSJapanext 月~金曜 19:00~20:00

 


(MBC番組サイトより)


2014年、MBC水木ドラマ、全20話。


短命の家系に生まれ、結婚と跡継ぎをせかされる宗家の一人息子ゴン。
一方、お人よしで頼まれたことは断れない平凡なな契約社員ミヨンは、いつも損ばかりしていた。
別々の道を歩んでいたゴンとミヨンだが、ある日強烈な出会いを果たし、ゴンを陥れようとするある策略によりふたりはなんと一夜を過ごしてしまう。
後にミヨンの妊娠が発覚し、結婚を決意する二人だが。。。


御曹司ゴンにはチャン・ヒョク氏。
契約社員ミヨンにはチャン・ナラ氏。
ゴンの恋人セラにはワン・ジウォン氏。
ミヨンをたえず気にかけるダニエルにチェ・ジニョク氏。


台湾の大ヒットドラマのリメイク。
スキャンダルにまきこまれ、最悪な出会いをした二人の行く末は???
大ヒット作「明朗少女成功記」(2002年、SBS)以来、チャン・ヒョク氏とチャン・ナラ氏が12年ぶりの共演を果たし、当時話題になりました。
ドタバタラブコメディかと思いきや、シリアスにホロッとさせるところもあり、そのバランスがよくとても面白かったです。
偏屈だけど根は優しいゴン、優柔不断だけれどセンスのあるミヨン、チャン・ヒョク氏とチャン・ナラ氏の息がとても合っていて掛け合い漫才のようで、ストーリーもキャストもしっかりしたドラマとしておススメしたいです。



「アンダーカバー~君を守りぬく~」


1月5日(金)から BSイレブン 金曜 10:00~12:00

 

(JTBC番組サイトより)


2021年、総合編成チャンネルJTBCのドラマ、全16話。
イレブンでは再編集、全28話での2話連続放送です(1月5日は11:00から1話のみ)。


1991年、学生運動の激しいデモの現場で出会ったジョンヒョンとヨンス。
結婚してから20年、ヨンスは人権派弁護士となり、ジョンヒョンは妻の代わりに自閉症の息子の面倒を見ながらささやかだが穏やかで幸せな日々を過ごしている。
しかし、ジョンヒョンは国家安全企画部の敏腕エージェントだったという過去をヨンスには隠していた。
そんなある日、ヨンスに高位公職者犯罪捜査処のトップ就任の話が持ち上がると、ジョンヒョンはかつての同僚から妻の就任を止めさせるように脅迫を受ける。


ジョンヒョンにはチ・ジニ氏。
ヨンスにはキム・ヒョンジュ氏。
ジョンヒョンの学生時代にはヨン・ウジン氏。
ヨンスの学生時代にはハン・ソナ氏(元Secret)。
ふたりの息子スングにはユ・ソンホ氏。
国家情報院室長ヒョンラクにはホ・ジュノ氏。
ジョンヒョンの元上司ピルジェにはクォン・ヘヒョ氏。


英国BBCのサスペンスドラマの韓国版リメイク。
正体を隠して家族と幸せに生きてきたジョンヒョンに突然訪れる試練。
そして、事実を知ったヨンスはどうするのか。。。
学生運動の時代と現代が交錯しながら進んでいくストーリーを楽しんでください。
チ・ジニ氏とキム・ヒョンジュ氏は「波乱万丈~Missキムの10億作り」(2004年、SBS)、「愛人がいます」(2015年、SBS)以来、3度目の共演だそうです。
ふたりとも、めちゃめちゃベテランじゃないですか。。。
(過去の2作とも知ってる私も、まあどうなんでしょうかって感じですが)
ちょうど「チャングム」も始まりますから、20年前のチ・ジニ氏もぜひセットでどうぞ。



とっても悲しいお知らせです。

 

 

初めてお見かけしたのは、ブレイク作の「コーヒープリンス1号店」(2007年、MBC)。
何といっても誰もが認める魅惑の低音ボイス、韓国でもマネする人がたくさんいました。
その後も「白い巨塔」(2007年、MBC)、「パスタ」(2010年、MBC)、「マイ・ディア・ミスター」(2018年、tvN)などいろんな役柄で楽しませてくれました。
そして、アカデミー作品賞、パルムドールをダブル受賞した映画「パラサイト 半地下の家族」(2019年)にも出演、これからもっと活躍すると思っていたのに残念。
どうしてこのような選択になってしまったのか、もう本人にしかわからない。
こうなるまでマスコミや一般人が追い詰めていたのだったら、あまりにも悲しいことです。
どうか安らかに。


ついに今日でおおみそか、2023年もおしまいです。
今年も粛々とドラマを紹介してきました。
読んでいただいた皆さん、ほんとうにありがとうございます。
来年も、こんな感じでやっていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
どうぞよいお年をお迎えくださいませ。


今日も最後までおつきあいいただき、ありがとうございます。