時代の流れを感じます  

 

 

ちょいと調べごとをしながら記事を書いていたら、こんな遅い時間になってしまいました。

ではさっそく。

 

 

「医師ヨハン」


10月1日(日)から BSTwellV 日・月曜 2:00~3:00(土・日曜の深夜です)

 


(SBS番組サイトより)


2019年、SBS金土ドラマ、全16話。


事故に遭った父を救えなかったことで医師としての自信を失ったシヨンは、韓国を離れようとしていた。
そんな時、知人の頼みで矯正医官として刑務所でアルバイトすることになったシヨンは、囚人服を着たヨハンと出会う。
医師だったヨハンは、3年前に患者を安楽死させた罪で服役していたのだった。
天才的な腕を持つヨハンの指示によって患者を救ったシヨンは、再び医師の道を歩むことを決意する。
シヨンはハンセ病院ペインクリニック科のレジデントとして復帰、出所後に教授としてやってきたヨハンとの再会を果たす。
ふたりがさまざまな難病に立ち向かう中、ヨハンの前に検事のソッキが現れる。


ヨハンにはチソン氏。
シヨンにはイ・セヨン氏。
ソッキにはイ・ギュヒョン氏。


原作は久坂部羊さんの小説「神の手」。
小説では安楽死の導入にからむ医療界・政界のしがらみや陰謀を描いていますが、ドラマではさまざまな痛みに立ち向かう疼痛治療を中心にストーリーが進んでいきます。
チソン氏が医師を演じたドラマには「ニューハート」(2007年、MBC)がありましたが、それもなんと12年前。
でも、チソン氏、あの頃と全然変わらないです。
私は前の放送で視聴、でも途中で止まってます(なんでや?)。



「ホジュン 宮廷医官への道」


10月2日(月)から BS日テレ 月~金曜 17:00~18:58

 


(MBC番組サイトより)


1999年、MBC月火ドラマ、全64話。
BS日テレでは再編集、全69話での2話連続放送です。


郡の長官の子に生まれながら、妾の子であるがゆえに蔑まれるジュン。
学識の高さと度胸では一目置かれるものの、酒と女に溺れる自堕落な日々を送っていた。
そんな中、ジュンはダヒという女性と出会い、ふたりは恋に落ちる。
反逆者として追われるダヒと彼女の父に加担した罪で、ジュンは故郷を追放される。
母とともにたどりついた山陰(サヌム)の地で、貧しい人々に医術を施すウィテを知り、ジュンは医師となることを決意する。


ジュンにはチョン・グァンリョル氏。
ダヒにはホン・チュンミン氏。
山陰の医師ウィテにはイ・スンジェ氏。
ウィテの息子ドジにはキム・ビョンセ氏。
ウィテの友人の娘イェジンにはファン・スジョン氏。


先週紹介した、イ・ビョンフン監督作品一挙放送の第一弾。
庶子という不遇の環境から苦労を重ね、朝鮮最高の名医までのぼりつめた実在の医師ホ・ジュンの生涯を描き、平均47.1%(!)という時代劇では最高の視聴率を記録しました。
韓国の自然あふれる地方での撮影や、専門の医学監修チームによる豊富な韓医学情報を盛り込むなど、当時には珍しかったこだわりのドラマ制作も人気の原因。
(あまりの人気に、韓医学を学ぶ人が爆増したそうです。。。)
立ちふさがるトラブルやライバルの妨害にも立ち向かうホ・ジュンの闘志や、治療により瀕死の病人まで回復する(!)仰天の演出も見どころ。
私はもうずいぶん前に視聴済です。
たしかに、医者になる前もなった後も、トラブルのない回がなかったのが印象に残っています。
イム・ヒョンシク氏、イ・ヒド氏などイ・ビョンフン監督作品御用達のバイプレーヤーがこの作品から出てきます。
一挙放送のこの機会ですので、まだの方は見ておかれるのをおススメします。



「赤い袖先」


10月5日(木)から BSフジ 月~金曜 10:00~11:00

 


(MBC番組サイトより)


2021年、MBC週末ドラマ、全17話。
BSフジでは再編集、全27話での放送です。


没落した一族の娘ドギムは、見習い宮女として宮廷に仕えていた。
物語の朗読が上手く好奇心が旺盛で、誰からも愛されるドギム。
一方、国王・英祖の孫で世孫のサンは、祖父により父を死に追いやられ孤独に宮廷で暮らしていた。
サンは、ある出来事からドギムにほのかな想いを寄せるようになる。
数年後、聡明で美しい宮女に育ったドギムとサンを偶然が再び結び付けるのだが。。。


後に王となるサンにはジュノ氏(2PM)。
宮女ドギムにはイ・セヨン氏。
忠臣ドンノにはカン・フン氏。
英祖(ヨンジョ)にはイ・ドクファ氏。
王妃キム氏にはチャン・ヒジン氏。


韓国のベストセラー小説「袖先赤いクットン」が原作。
袖先が赤い服は王様に仕えている宮女のしるしなのだそうです。
演技でも実績を着実に積み上げているジュノ氏と、子役時代からの実力派イ・セヨン氏の共演で大ヒット。
前半は若き世孫とドギムのほほえましいやり取り、後半は威厳ある王となったサンと恋するサンとのギャップ、そして王様を支えるドギムの愛がとてもよろしかったようです。
この年のMBC演技大賞では「今年のドラマ賞」をはじめ8冠獲得。
「百想芸術大賞」ではジュノ氏がTV部門の最優秀演技賞を受賞しました。
テレビ東京(関東ローカル)でも放送中なのですが、見逃した方はこちらで挽回できますね。


さて、10月に入って秋の大型改編、韓国ドラマ枠もその影響を受けます。
まずは、既存ドラマの放送時間変更から。


「黄金の仮面」
BS日テレ 月~金曜 16:00~17:00 → 15:00~16:00
「イ・ビョンフン監督作品 一挙放送」が17:00から始まるのに伴い、放送時間が1時間繰り上がります。
ドラマのサイトでもお知らせがありませんでしたので、視聴中の方はご注意くださいね。

それから、番組表を眺めていてびっくりしたのが、、、
BS朝日の「韓流モーニング」(8:30~10:00)がなくなってる~!
先日紹介した「曲げない男、ク・ピルス」が9月27日で放送終了し、そのままこの時間枠もなくなることに。。。

お知らせは、こんなにアッサリ。↓

 

(BS朝日番組サイトより)


私がこのブログを始めた2009年段階で、すでに朝9時台(10時までの60分枠)の放送がありましたから、長い歴史になります。
記録によると、2016年4月から8:30~10:00の90分枠になったようです。
毎年夏の高校野球で休止はありつつも、2016年4月以降、のべ80本近くのドラマを粛々と放送してきたんです(意外と多い)。
これにて、BS朝日の韓国ドラマ放送はゼロになりました。


ちなみに、他の民放系BSもドラマの数は減っていて、BSテレ東はこの10月で1本に削減、BS-TBSとBSフジは少し前から週当たり1本のみ。
BS日テレはイ・ビョンフン監督作品の追加もあって、週当たり3本。
その他のBS局では、BSイレブンも1本、BSTwellVはまだがんばっていて4本。
まだ新しいBS松竹東急、BSJapanextは「過去作品の再発見」のような感じで一定数のドラマを放送中。
便利なネット配信が主流になっていますから、テレビの役目もどんどん他のメディアに譲っていくことになるのでしょう。
そろそろこのブログもおしまいにできるようになるかな。。。


今日も最後までおつきあいいただき、ありがとうございます。