今回も盛りだくさん  

 

 

12月も中ごろとなり、そわそわしてきますね。

個人的にはそこそこ忙しいのですが、そんなことにはかまわずドラマはやってきます。

ではさっそく。

 


「ミリオネア邸宅殺人事件」


12月12日(月)から BS-TBS 月~金曜 7:00~7:54

 


(MBC番組サイトより)


2020年、MBC水木ドラマ、全8話。
BS-TBSでは再編集、全10話での放送です。


有名な画家イノの婚外子ビンナは、母ジヘと貧しい暮らしをしながらも頑張って生きる大学生。
ビンナを理由にイノの財産を手に入れようともくろむジヘは、20歳になったビンナを連れてイノの誕生日会に参加する。
不治の病で余命わずかなイノは、身近な人を家に呼んで遺言書を公開するつもりだったが、誕生日の翌朝遺体で発見される。
部外者の痕跡は見つからず、家にいた全員が容疑者として疑われる中、誕生日会の夜、ビンナを除く7人に謎の手紙が届いたことが明らかになる。
犯人と疑われるビンナは、手紙を送った人間の正体、そして父を殺害した真犯人を捜し始めるのだが。。。


ジヘにはオ・ナラ氏。
ビンナにはキム・ヘジュン氏。
画家イノにはナム・ムンチョル氏。
イノの甥ヘジュンにはチェ・ギュジン氏。


原題は「十匙一飯」
「10人がご飯一さじ分出し合えば一人分のご飯になる」という意味から転じて、みんなが力を合わせれば人を助けることができる、ということらしい。
邦題は内容そのものがわかりやすいダイレクトなタイトルになりました。
アガサ・クリスティーの推理小説にあるような本格ミステリー。
著名な画家の数百億の遺産をめぐって渦巻く人たちの欲望と嘘と秘密、ビンナはどうやって謎を解いていくのかお楽しみに。



「王になった男」


12月13日(火)から BS-TBS 月~木曜 12:59~13:55

 


(tvN番組サイトより)


2019年、ケーブル局tvNのドラマ、全16話。
BS-TBSでは再編集、全24話での放送です。


先王の死去により即位したイ・ホンは、暗殺されるのではという恐怖におびえ、先王に縁のある者を次々に処刑していた。
一方、道化師のハソンは、妹たちとともに首都・漢陽(ハニャン)を訪れる。
王様を笑いの種にした出し物を演じるハソンを、王の側近ギュは止めようとするが、王に瓜二つの顔立ちをしたハソンに驚く。
ハソンは王の影武者になるため宮廷に連れて来られ、一度は宮廷を逃げ出すものの、しだいに本当の王になって世界を変えようと思うようになる。


王様ホンと道化師ハソンの二役を演じたのはヨ・ジング氏。
王妃ソウンにはイ・セヨン氏。
側近ギュにはキム・サンギョン氏。


おわかりのように、イ・ビョンホン氏主演映画「王になった男」(2013年)のドラマ化。
子役から立派に成長したヨ・ジング氏、さすがの演技力です。
王妃役のイ・セヨン氏も「宮廷女官チャングムの誓い」のクミョン役など、子役で活躍した女優さん。
映画をご覧になった方は、見比べてみてはいかがでしょうか。



「善徳女王」


12月15日(木)から 地上波テレ玉 月~金曜 12:30~13:30
(関東ローカルです)

 


(MBC番組サイトより)


2009年、MBC月火ドラマ、全62話。
テレビ埼玉での放送話数は不明です。


7世紀、朝鮮半島の新羅。
チンピョン王の正妃マヤ夫人は双子の王女トンマンとチョンミョンを出産する。
「双子を産むと王族の男子が絶える」という言い伝えから、妹トンマンは侍女ソファに預けられ王宮の外でたくましく生きる。
一方、姉のチョンミョンは権勢をふるう妖婦ミシルに反撃するため、力を蓄えつつその時期を狙っていた。
妹と知らないままトンマンと出会ったチョンミョンは、トンマンに花郎(ファラン)になるよう命じ、信頼するリーダーのユシンに託す。。。


トンマン(後の第27代、善徳女王)にはイ・ヨウォン氏。
トンマンの少女期にはナム・ジヒョン氏。
姉チョンミョンにはパク・イェジン氏。
新羅の国全体を牛耳る妖婦ミシルにはコ・ヒョンジョン氏。
キム・ユシンにはオム・テウン氏。
ピダムには、このドラマで大ブレークのキム・ナムギル氏。
他にはユ・スンホ氏やチュ・サンウク氏、アルチョン役のイ・スンヒョ氏など魅力的な俳優さんぞろい。


史実をベースに、花郎にイケメンを揃えた効果もあってか、2009年最大のヒットドラマ(平均視聴率35.42%)。
しかし、なんといってもドラマ全体を覆いつくすのは「ミシル・パワー」。
ドラマの中で時間は激しく過ぎていくのにまったく歳をとらない、もはや魔女です。
この年のMBC演技大賞は、そのミシルパワーでコ・ヒョンジョン氏が受賞。
コ・ヒョンジョン氏自身も美しさをずっとキープしていて、ミシルそのもの。
そんな出演者の豪華さはもちろんのこと、作品そのものにも勢いがあります。
そもそもMBCの歴史ドラマは安定していますが、特にこの頃は韓国のドラマ界もイケイケどんどんのパワーがありましたね。。。
放送からもう10年以上、日本でももう何度も放送されています。
少し前に記事にしましたが、同じ時間帯にBS松竹東急でこのドラマが放送されています。
わざとぶつけたわけではないでしょうが、なんで重なってしまうんでしょうかねぇ。



「九尾狐<クミホ>伝~不滅の愛~」


12月15日(木)から BS日テレ 月~金曜 16:00~17:00

 

(tvN番組サイトより)


2020年、ケーブル局tvNのドラマ、全16話。
BS日テレでは再編集、全24話での放送です。


1999年、狐峠で起きた奇妙な事故で両親が行方不明になった9歳のジア。
ひとり残されたジアは都市伝説を追うテレビ番組のプロデューサーになり、両親の行方を捜し続けていた。
そんなある日、狐の毛を残して花嫁が消えるという奇妙な事件が起こり、ジアはその真相を突き止めるために取材を進めていた。
そんな時に出会ったのは、9歳の時に自分を助けてくれた九尾狐ヨンだった。
ジアは両親を見つける手がかりを得ようとヨンを追う。


九尾狐のヨンにはイ・ドンウク氏。
ジアにはチョ・ボア氏。
ヨンの異母兄弟ランにはキム・ボム氏。


韓国では有名な説話である九尾狐の話は、これまでいろいろなドラマで取り上げられています。
たいていの九尾狐は女性で、ドラマでも女優さんが演じることが多いですが、今回はイ・ドンウク氏が演じる男性の九尾狐。
しかも都会に定住し、世の中を見出す妖怪たちを罰する審判となっている九尾狐なのだそうです。
ジアが追い求める真相とは、、、その真実にヨンはかかわっているのか、、、
ちょっと変わった九尾狐のストーリーをお楽しみください。
余談ですが、私のパソコンのIME、「クミホ」と打つとちゃんと「九尾狐」って変換してくれるんです。
「カンナム」と打つと「江南」って出るんですよ。
これって普通ですかねぇ。。。



「青い海の伝説」


12月16日(金)から BSJapanext 月~金曜 7:30~8:30

 


(SBS番組サイトより)


2016年、SBS月火ドラマ、全20話。
BSJapanextでの放送話数は不明ですが、前回放送時は全26話でした。
日曜日7:30から前週の放送分を一挙再放送します。


1598年、ある海岸に嵐で人魚が打ち上げられる。
商人で権力者でもあるヤンに捕まってしまう人魚。
ヤンは新任の県令タムリョンに人魚を見せるが、タムリョンはヤンの不正を見逃す代わりに人魚を自由の身にしてやるよう命じる。
そして現代、タムリョンはホ・ジュンジェとして生まれ変わり、世界的に詐欺を働いていた。
スペインに滞在していたジュンジェは、ホテルの部屋で見知らぬ女性を発見するが、それは陸に上がってきた人魚だった。。。


タムリョンとジュンジェの二役にはイ・ミンホ氏。
人魚シムチョンにはチョン・ジヒョン氏。
ジュンジェの仲間ナムドゥにイ・ヒジュン氏、
テオにシン・ウォノ氏(CROSS GENE)。
商人ヤンにはソン・ドンイル氏。
現世でもジュンジェと因縁のあるデヨン役も演じます。


朝鮮時代の説話、於于野譚(オウヤダム)にある、人魚の伝説がモチーフ。
チョン・ジヒョン氏は人魚のイメージにぴったり。
6年前のドラマではありますが、楽しめるドラマだと思います。


今日も最後までおつきあいいただき、ありがとうございます。