9月です  

 


まだ蒸し暑い日も続きますが、もう9月になりました。
何じゃこりゃ、ってくらいドラマが始まります。
では、とっとといきましょう。


「ショッピング王ルイ」


9月5日(月)から BSJapanext 月~金曜 7:30~8:30

 


(MBC番組サイトより)


2016年、MBC水木ドラマ、全16話。
Japanextでの放送話数は不明です。


黄金財閥会長の孫、ルイは幼い頃に事故で両親を亡くし、会長の言いつけでフランスのお城で暮らしている。
孤独なルイの唯一の楽しみは買い物で、その目利きの技から「ショッピング王」と呼ばれていた。
15年ぶりに帰国したルイは車を運転するが、気がつくと記憶を失くし、無一文のホームレスに。
弟ボクナムを探すためソウルに出てきたボクシルが、弟の服を着たルイを見つけるが、ルイは何も覚えていない。
ボクシルはルイの記憶が戻るまで面倒を見ることに。


買い物の達人ルイにはソ・イングク氏。
山奥に住む少女ボクシルにはナム・ジヒョン氏
ネットショッピング会社の本部長、ジュンウォンにはユン・サンヒョン氏。
チーム長マリにはイム・セミ氏。


序盤は非現実的なところもありますが、次第に落ち着いてきますのでご安心を。
いろんな伏線というか縁がつながって、最後にあぁ、そうだったの~とホッコリできるドラマです。
歌手ながら演技にも定評のあるソ・イングク氏、子役から活躍しているナム・ジヒョン氏も安定感があります。
ボクシルを温かく見守る本部長を演じるユン・サンヒョン氏、コミカルキャラはサンヒョン氏ならではです。
夢のあるかわいらしいラブコメのお好きな方にはおススメ。
日曜の7:30から、前の週の5話分を一挙再放送しますので、見逃した方は取り返せますよ。



「ヘチ 王座への道」


9月5日(月)から BS-TBS 月~金曜 12:59~13:55

 


(SBS番組サイトより)


2019年、SBS月火ドラマ、全24話。


第19代王、粛宗(スクチョン)の時代。
王位継承者としてイ・ユンが世子(セジャ)となっていたが、病弱で子どもにも恵まれなかったため、老論(ノロン)派の重臣たちは傍系の王族、イ・タンを継承者にしようと画策していた。
これに対し少論(ソロン)派は粛宗の三男イ・フォンを推していた。
一方、粛宗の次男、イ・グムは聡明でありながら、母の身分が低かったため軽視され、政治に興味も持たず暮らしてきた。
そんな中、素行の悪いタンの悪行を捜査していた司憲府(サホンブ)の役人が命を落とす事件が起こる。
グムは、私利私欲のために正義をないがしろにする不公平な世の中を変えなければと決心し、志を同じくする青年パク・ムンス、司憲府の茶母ヨジ、町のごろつきタルムンとともに動き出す。


イ・グムにはチョン・イル氏。
パク・ムンスにはクォン・ユル氏。
ヨジにはコ・アラ氏。
タルムンにはパク・フン氏。
イ・タンにはチョン・ムンソン氏。
粛宗にはキム・ガプス氏。
老論派の重臣ミン・ジノンにはイ・ギョンヨン氏。


朝鮮王朝第21代の王様、英祖(ヨンジョ)の若き日を描いたドラマ。
時系列的には「トンイ」「イ・サン」の間に入る感じですね。
世子のイ・ユンは、あのチャン・ヒビンの息子。
後に英祖となるイ・グムはこれまたご存じトンイ(スクビン・チェ氏)の息子。
イ・タンは、第16代の仁祖(インジョ)の長男で王にならずに亡くなった昭顕(ソヒョン)世子が曽祖父にあたります。
「ヘチ」とは、善悪を見分けて正義を守る伝説の動物。
司法機関である司憲府の役人は通称「ヘチ」と呼ばれたそうです。
NHKで放送されたとき、途中まで見ていたのに見逃しているうちに終了してしまいました。
今回がリベンジのチャンス、と思いきや、「緑豆の花」と時間がかぶってました。。。



「ファイティン・ガール!~Miss Lee~」


9月6日(火)から BS朝日 月~金曜 8:30~10:00

 


(tvN番組サイトより)


2019年、ケーブル局tvNのドラマ、全16話。


新たな事業に成功したチョンイル電子、明るい未来が待っているかに思われたが、未来どころか会社は倒産の危機に陥ってしまう。
会社には借金だけが残り、社長も社員たちも逃げるように会社から辞めていってしまった。 
残された社員たちの中から社長を選ぶことになるが、なんと下っ端のソンシムが新社長に選ばれる。
能力不足が不安なソンシムは、下っ端として社員たちに接するのだが。。。


社長に大抜擢のソンシムにはイ・ヘリ氏(Girl’s Day)。
営業部長ジヌクにはキム・サンギョン氏。
経理チーム長のジナにはオム・ヒョンギョン氏。
TM電子のチーム長ドジュンにはチャ・ソウォン氏。


原題は「チョンイル電子 ミス・リー」
中小企業の社員たちが危機を乗り越えて成長していくオフィスドラマ。
会社の危機、いち平社員が社長に、という荒療治がどのように功を奏するのか、お楽しみに。
1時間半の放送枠ですから、内容カットは最低限で楽しめます。
そういうところ、BS朝日はいいと思います。



「キム秘書はいったい、なぜ?」


9月6日(火)から BSJapanext 月~金曜 19:00~19:58

 


(tvN番組サイトより)


2018年、ケーブル局tvNのドラマ、全16話。

Japanextでの放送話数は不明です。


ユミョングループの副会長ヨンジュンは、整った容姿、頭脳明晰、卓越した経営能力を持っていたが、完璧な自分だけを愛する超ナルシスト。
他人の失敗には極めて厳しいヨンジュンが唯一、頼りにしているのが秘書のミソだった。
ところが長年一緒に働いてきた彼女が、突然「仕事を辞める」と言い出した。
辞職の理由がまったくわからないヨンジュンは、さらによい条件を提示したり、ミソに揺さぶりをかけるが、彼女の決意は固い。
しまいにミソは自分のことを好きなのでは、と勘違いしてしまうヨンジュンだが。。。


ナルシストな副会長ヨンジュンにはパク・ソジュン氏。
秘書のミソにはパク・ミニョン氏。
ヨンジュンの兄ソンヨンにはイ・テファン氏。
ヨンジュンの友人ユシクにはカン・ギヨン氏。
企画チーム代理のギナムにはチャンソン氏(2PM)。


原作は大人気ウェブ漫画。
パク・ソジュン氏が「サム、マイウェイ」(2017年、KBS)と「梨泰院(イテウォン)クラス」(2020年、JTBC)の間に出演したドラマです。
冷徹なナルシストとして登場するヨンジュンが、ミソの退職を引き留めるため必死になる様子は必見。
「ラブコメクイーン」と呼ばれるパク・ミニョン氏との息のあったコンビもいいですね。
パク・ソジュン氏については先日、「花郎」を見終わったところです(なかなか良かったですよ)。
実は「キム秘書~」は何度も紹介しながらまだ一度も見たことないのです。
そろそろ見ましょうよ~ってことなのかなぁ。

土曜日の19:00からは金曜日までの5話を一挙再放送しますので、まとめてみるのもよいかも。



「VIP~迷路の始まり~」


9月7日(水)から BS日テレ 月~金曜 16:00~17:00

 


(SBS番組サイトより)


2019年、SBS月火ドラマ、全16話。
BS日テレでは再編集、全20話での放送です。


ソンウン百貨店のセレブ顧客を担当するVIPチームで働くジョンソン。
セレブたちを相手に忙しい日々を過ごしながらも、同じ部署のチーム長で夫のソンジュンと幸せな生活を送っていた。
ところがある日ジョンソンの携帯に、ソンジュンの愛人が同チーム内にいると告げる送信者不明のメールが届く。
予期せぬ内容にソンジュンが浮気しているのではないかと疑い始めたジョンソンは、同僚で友人のヒョナ、昇進を望むミナ、そしてチームに異動してきた契約社員のユリに疑いの目を向けるのだが。。。


VIPチーム次長のジョンソンにはチャン・ナラ氏。
ジョンソンの夫でチーム長のソンジュンにはイ・サンユン氏。
VIPチーム課長のヒョナにはイ・チョンア氏。
ジョンソンとヒョナの部下ミナにはクァク・ソニョン氏。
契約社員のユリにはピョ・イェジン氏。
チームの新入社員サンウにはシン・ジェハ氏。


ソンジュンは妻には明かせない秘密を抱えており、同僚たちもまたそれぞれ誰にも言えない事情があるようです。
謎が謎を呼んで何を信用したらいいのか、これはもうサスペンス状態。
チーム内がそんな状況だったら気もそぞろで、セレブに最高のサービスを提供できるんでしょうか。
ミアネヨ、おばちゃんはそんな変なことが気になるのよ。。。
チャン・ナラ氏はご存じのとおり歌手でもあり、中華圏でも絶大な人気、2001年デビューですからもう20年(!)のベテラン、でも見た目も気持ちも若いです。
最近も新しいドラマ出演がコンスタントに続いていますから、えらいと思います。



「哲仁王后~俺がクイーン!?~」


9月9日(金)から 地上波テレビ東京 月~金曜 8:15~9:11

 

(tvN番組サイトより)


2020年、ケーブル局tvNのドラマ、全20話。
テレ東では再編集、全30話での放送です。


常に自信満々で虚勢を張ってばかりの大統領府の料理長、ボンファン。
だが、何者かの罠によって彼の魚料理から釣り針が見つかり、料理長を罷免されたうえに別の容疑もかけられてしまう。
自分を追ってくる捜査の手から逃れようとするが、プールに落ちて気を失ってしまうボンファン。
水の中で知らない女性にキスをされたボンファンが目覚めると、そこは朝鮮時代。
なんと彼の魂は、翌日婚礼を挙げて朝鮮の王妃になる女性「キム・ソヨン」の身体に入ってしまったのだった。
婚礼の儀式に続いて、初夜の儀式があることを知ったボンファンは、第25代王・哲宗(チョルジョン)に自分が男であることを告白するが、全く信じてもらえない。。。


王妃になるソヨンにはシン・ヘソン氏。
哲宗にはキム・ジョンヒョン氏。
料理長ボンファンにはチェ・ジニョク氏。
純元(スノン)王后にはペ・ジョンオク氏。
王后の弟、ジャグンにはキム・テウ氏。
哲宗の初恋の人ファジンにはソル・イナ氏。
ジャグンの息子ビョンインにはナ・イヌ氏。


タイトルだけ見て本格時代劇かと思ってたら、邦題のサブタイトルで、何じゃこりゃ?
そういうお話だったんですね。。。
男性のボンファンが王妃の身体に入ってしまうので、ライバルの側室に一目ぼれしちゃったり(爆)なんてエピソードもありつつ、歴史ドラマならではの宮廷で繰り広げられる陰謀から王様を救い出したり。。。
笑いあり、ドキドキあり、ちょっと変わった時代劇をお楽しみください。



「優雅な友達」


9月9日(金)から 地上波東京MX1 木・金曜 13:05~14:00

 


(JTBC番組サイトより)


2020年、総合編成チャンネルJTBCのドラマ、全17話。
東京MXでは再編集、全24話での放送です。


グンチョル 、ジェフン、ヒョヌ、チュンボク、マンシク の5人は学生時代の演劇サークル「不死鳥」のメンバーで、40代になった今も週に一度居酒屋で酒を酌み交わす仲である。
いつものように飲んだ帰り道、マンシクはグンチョルに何かを言いかけるが途中でやめてしまい、内容を聞くことができなかった。
ところがその後、マンシクが突然脳卒中で他界してしまう。
彼の葬儀に学生時代のマドンナ、ヘスクが現れたことで、グンチョル夫婦の関係に亀裂が入り始める。
全員が中年になり各自の職場で大変な思いをしながらも、平凡で幸せな日々を送っていたが、この出来事をきっかけにグンチョルたちの日常がしだいに壊れていく。


グンチョルにはユ・ジュンサン氏。
ジェフンにはペ・スビン氏。
ヒョヌにはキム・ソンオ氏。
チュンボクにはチョン・ソギョン氏。
マンシクにはキム・ウォネ氏。
グンチョルの妻ジョンヘにはソン・ユナ氏。
ヒョヌの妻ギョンジャにはキム・ヘウン氏。
チュンボクの妻ウンシルにはイ・イネ氏。
マンシクの妻ミョンスクにはキム・ジヨン氏。
ヘスクにはハン・ダガム氏。


学生時代からの長いつきあいで、知らないことはないはずの友人同士。
しかし、その関係は絶妙なバランスで保たれていて、ちょっとした出来事で一気に崩れていくのです。
家族とはまた違う、他人同士の関係の危うさを描いています。
これまた全員がまぶしいばかりの超豪華メンバー、「SKYキャッスル」で成功したJTBCならでは。
みんな実力派ぞろいですから、安心して見られそうです。
前にも書いたように、ハン・ウンジョン氏が2018年に改名しハン・ダガム氏になりました。
そっくり、と思った方、ご本人ですぞ。



「潜入弁護人~Class of Lies~」


9月10日(土)から BSTwellV 火~土曜 3:30~4:30

 


(OCN番組サイトより)


2019年、ケーブル局OCNのドラマ、全16話。
TwellVでは再編集、全20話の放送です。


韓国有数の法律事務所に勤めるムヒョクは、勝つためなら不正もいとわないエース弁護士。
しかし、担当した女子高校生刺殺事件の裁判で思いがけない不祥事が発生する。
その責任を負わされたムヒョクは、身に覚えのない濡れ衣を着せられ、事務所を解雇された上に弁護士資格まで剥奪される。
自分を陥れた陰謀と謎のまま終わった事件の真相を暴くため、ムヒョクは身分を偽り臨時教師ガンジェへと変身する。
事件のあった名門校、チョンミョン高校で潜入捜査を開始するガンジェだが、そこは一部の生徒たちが王者のように振る舞う特別な世界だった。


弁護士ムヒョクと教師ガンジェにはユン・ギュンサン氏。
チョンミョン高校の体育教師ソヒョンにはクム・セロク氏。
エース検事のヒョンジンにはチェ・ユファ氏。
生徒ギフンにはチェ・ギュジン氏。
生徒ボムジンにはイ・ジュニョン氏(U-KISS)。
生徒ハンスにはチャン・ドンジュ氏。
生徒ビョンホにはビョンホン氏(元TEEN TOP)。


原題は「ミスター期間制」
「期間制」はハングルでは「キガンジェ」、ムヒョクの教師としての名前はここからきているようです。
何としても勝ちに行く弁護士ムヒョクとは一転、穏やかでフレンドリーな教師ガンジェをユン・ギュンサン氏が演じ分けます。
チョンミョン高校は、上位0.1%のエリートが通う名門校。
中には親たちがエリートの家庭もあるはずですから、そのあたりの権力関係もありありでしょうねぇ。
事件には相当な陰謀が隠れているようす、ムヒョクがどのように真実を解明していくのか、楽しみにご覧下さい。


今日も最後までおつきあいいただき、ありがとうございます。