音楽劇『桜の森の満開の下』at.桐生有鄰館 | AYA's blog 『beautiful days.』

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今日は桐生有鄰館に音楽劇『桜の森の満開の下』を観に行って来ましたきらきら

大駱駝艦は演者さんは違うかもだけど、昨年観に行った『大逆走』でも少し観ていて、

まさかの群馬しかも桐生に麿赤児さんや大駱駝艦がくるなんてビックリと観に行って参りました好

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桐生・歴史的建造物群に指定されている、旧矢野蔵群(有鄰館)アゲアゲ

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そのうちの1つの蔵を使って上演されましたきらきら

以前にもこちらでの展示を観に来たり、喫茶でランチをしに来たりと

ここ2年くらいはちょこちょこ来ていたりします好

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2016.2.21.(日)
桐生文化芸術発信事業 歴史的建造物×パフォーミングアーツ 桐生夜会
音楽劇 『桜の森の満開の下』 坂口安吾 終焉の地 桐生初上演

朗読:麿赤児 舞踏:大駱駝艦
津軽三味線:上妻宏光 キーボード:野崎洋一


坂口安吾の代表作の一つで、傑作と称されることの多い『桜の森の満開の下』。
ある峠の山賊と、怪しく美しい残酷な女との幻想的な怪奇物語。
桜の森の満開の下は怖ろしいと物語られる説話形式の文体で、
花びらとなって掻き消えた女と、冷たい虚空がはりつめているばかりの
花吹雪の中の男の孤独を描く。


桜の森を想像するような、キーボードと三味線のリズムで
終始日本的でゆるやかな、それでいて抒情的曲調で続くのかと思いきや
意外とビートを感じて音楽と物語に乗せられていくようなテンポの曲もあって
どんどんと惹き込まれていった。

麿赤児さんの語りは流石、圧巻といった調子で、目の前で読んでいるのを忘れるほど。
山賊の男、残酷な女、足の不自由な女と声色を変え演じ分け
大駱駝艦の演じる山賊の男や女がすっかりしゃべっているように聞こえた。

大駱駝艦の舞踏は、不気味でもあり、美しくも強くも儚くもあった。
(DIR EN GREYの「OBSCURE」のPV見てるみたいだった…)
白塗り、白が基調の衣装に映像が映し出され、
それは人物でもあり、幻想を見ているような感覚にも陥った。
最後に消えた女にすがり倒れ込む山賊と、その上に女性たち(あれは桜?)が
倒れ込む様に、ピンク色の美しい桜が投影されて、完全に、
散った桜の花びらの中に溶け込んでいくように見えた。
あの瞬間は特に全身の毛穴が開くような感動を覚えた。

一番前の席で観ていたにもかかわらず、目の前で演じられたものに見えないほど完璧で
それでいて、舞踏の足音や息遣いまで聞こえる臨場感を味わえた。

本当に素晴らしい時間だった。ありがとうございました。

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劇の前に喫茶でお茶もいただいてきましたドキドキ

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お抹茶美味しい好

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ごはんの後、甘いものほしくなるよね笑

とても素敵な時間を過ごすことができました音符


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