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次に目が覚めた時は、朝だった。
ベトベトだったはずの体は、キレイに拭かれて、下着だけ、身につけていた。
翔ちゃんがしてくれたんだろうな……。


その翔ちゃんは、オレの隣でスヤスヤと眠っている。


昨日は、疲れていただろうに……。
昼休み返上で仕事してたって言ってた。
そのあと、急いで駆けつけてくれて。




目にかかった髪をそっとわけて、撫でる。



オレこそ。愛してるよ。
憧れているだけだった、高校生の頃から……オレの転校で離れていた時も。
ずっと君だけを想ってた。
これからも……。








ずっと、愛してる。








想いを込めて、眠る翔ちゃんに、キスをした。








おしまい。

















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これはわたくし蛍が初めて書いた、おぴんくです。

なので、なんか…いいのかな、これでいいのかな、って不安に思いながら書いたのを覚えています。


知ってる表現を全部全部詰め込んでしまい…
他のも全部、こんな感じです笑。







初めて書いたお話である、「別れの曲」のふたりの、おぴんくがはじめてのおぴんくで、
ほんと、このサクラバさんはわたしにとってとても重要な、大事なふたりになっています。

(なんかまどろっこしい言い方)









読んでいただきありがとうございました!