だって、だって、そんな……。
すっごい仲がいいんだなって思ってたけど、まさか、まさかそんな。
だってそんなこと普通思わないでしょ?!俺って普通でしょ?!
そう思ってみたら、たしかに2人のそれは、恋人同士の雰囲気で……。
えーーまじかーー!
あんなに怒ってたのに??
あの短い間にいったい何があったんだよーー!
アワアワと頭を抱える俺に、智くんが、口パクで「ありがと」って言った。
うん……まあ、うまくいったんなら、良かったね……。
なんかよくわかんないあいだに、うまくとりもてたみたいで。
作戦は、成功したってことみたい。
まあ、何にせよ…メンバーが仲良いってことは、いいことだよな!
って、自分を納得させて。
ちょっと羨ましいな…って、二人を見てて、思ったりして。
そんときは…あのメモ、参考にさせてもらおうかな?
まあ、あのふたりの場合、必要なかったかもだけど。
そんなことを思いながらぼーっと見ていたら、
ニノの、顎を智くんが持って……
いわゆる、顎クイ、ってやつ?
ニノ、目を閉じて…智くんが近づいて…
わーわーわー!!
「楽屋では、イチャイチャ禁止!!!」
飛び込むように、止めに入った。
「ちぇー。しょーくんのケチ」
「翔ちゃん、ヤキモチ?」
ふたりにじとっと見られて、おもわず、ごめんなさい、って言って、いやいや、違う違う!ってなって。
「とにかく!そういうのは帰ってからやってくれる?!」
「え?帰っていいの?」
「そーじゃなくて!」
バタバタしてる俺を見てみんな笑って。
うん。
今日も、平和です。
めでたしめでたし。
(おしまい)
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自由な大野さんに振り回されるキッチリ翔くん。
というのがわたしのお山の特徴なんですが。笑
そういう感じで大宮を見守ってもらいました…。
ていうか、なんでこんなテーマで書き始めたのか全く覚えていません…。
何だったんだろう。
それより、どうしてもうまくかけなくて、何言ってんのかわからず、のまま渋々公開して、モヤモヤしてたお話。
もっとうまく表現できたんじゃないかな…。うーん…。
お読みいただきありがとうございました。