久々の再会の日、
本音を伝えて、
彼の言葉を聞いて。
ふたたび離れた。


突き放されて
執着心に気づいた私。
突き放された勢いで
見ていた方向が
くるっと回転して
私はわたしを見るようになった。

私とわたしが向き合った。




よく考えたら
1年前も
同じような話し、
していたな。


でもあの頃とは
深みが違う。


なにより、
”自分”が違う。



1年前は
お互いが
振って欲しいって
思ってた。

今は
振ったのか
振られたのか。

なんだかその言葉も
適さない。



そして
大好きと同時に
大嫌いがめばえた。




お互い
譲れないところを
主張しあいながら
お互い
拒絶しあいながら
繋がってる部分は
”同じ”で
”終わらない”
という不思議な感覚。

一瞬
わざと演じあってる
ように見えたシーンが
あった。


見つめ合う時もそう、
エネルギーがぶつかりあうと
見えてる世界の時が止まるように
ぐらっと時空が歪む。






あの日から
また大きく揺さぶられながら。
私は
私の中のわたしの声が
さらによく聞こえるようになった。



わたしに従っていれば大丈夫!

の声と

わたしに委ねる!

という私になった。



そこで
自分で在ることに安心する
という感覚を知ったの。



いつだって
自分に(内側)に還れば
自分でいられる。
自分で在れる。
という安心感。



わたしに従っていれば大丈夫と
わたしに委ねて生きていく、の
自分の中の”信頼関係”。



これが本当に心地いんだ…。






現実世界と
心、感情より
何倍ものスピードで
すすんでいくように
感じる私の中。


人間として生きている私は
ひとつひとつの出来事を
整理しながら
いろんな感情を感じながら
立ち止まって
振り返って考えて
ゆっくりゆっくりだけど
わたしの声に
着いていこうと
思う。


今はこの流れの中に
浮かんでみる。