久々の再会の日、
本音を伝えて、
彼の言葉を聞いて。
ふたたび離れた。
突き放されて
執着心に気づいた私。
突き放された勢いで
見ていた方向が
くるっと回転して
私はわたしを見るようになった。
私とわたしが向き合った。
*
よく考えたら
1年前も
同じような話し、
していたな。
でもあの頃とは
深みが違う。
なにより、
”自分”が違う。
1年前は
お互いが
振って欲しいって
思ってた。
今は
振ったのか
振られたのか。
なんだかその言葉も
適さない。
そして
大好きと同時に
大嫌いがめばえた。
*
お互い
譲れないところを
主張しあいながら
お互い
拒絶しあいながら
繋がってる部分は
”同じ”で
”終わらない”
という不思議な感覚。
一瞬
わざと演じあってる
ように見えたシーンが
あった。
見つめ合う時もそう、
エネルギーがぶつかりあうと
見えてる世界の時が止まるように
ぐらっと時空が歪む。
*
あの日から
また大きく揺さぶられながら。
私は
私の中のわたしの声が
さらによく聞こえるようになった。
わたしに従っていれば大丈夫!
の声と
わたしに委ねる!
という私になった。
そこで
自分で在ることに安心する
という感覚を知ったの。
いつだって
自分に(内側)に還れば
自分でいられる。
自分で在れる。
という安心感。
わたしに従っていれば大丈夫と
わたしに委ねて生きていく、の
自分の中の”信頼関係”。
これが本当に心地いんだ…。
*
現実世界と
心、感情より
何倍ものスピードで
すすんでいくように
感じる私の中。
人間として生きている私は
ひとつひとつの出来事を
整理しながら
いろんな感情を感じながら
立ち止まって
振り返って考えて
ゆっくりゆっくりだけど
わたしの声に
着いていこうと
思う。
今はこの流れの中に
浮かんでみる。