精油の光感作 | 孤の中のあなたに繋がる芳香療法

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現代の病気の多くはストレスが原因で起こると言われています。
自分の内面に改善するヒントがあります。
それを探す旅に出てみませんか?

このブログを見てくれた方々が、
それぞれのJourneyの門出となりますように

先日のEaster Sundayに、同じ地域のお母さんたちのwebsiteで、精油成分に関するこんなことがあったようです。

 

英語記事はこちら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

簡単に日本語で説明すると、、

 

 

お庭のライムの木から、ライムフルーツをとって、絞ってジュースにしていたお子さんたちが、その絞りジュースを体にもつけてしまい、その成分が、太陽の光にさらされ続けたことで、やけどの症状になってしまったというニュース。。

 

 

 

 

 

お子さんたち、痛々しい姿ですが、

でも、知らないと起こり得る出来事なので、記事にしてくださったようです。

 

 

お母さん、私の指が燃えているように熱い。

8歳の娘さんから言われても、お母様はピンとこられなかったようで、その4時間後、そのまま、Family Showに連れて行ってしまい、そこでも、娘さんに涙ながらに訴えられ、深刻なことが起こっているのだと気づかれたそう。。

 

 

その日の午後に、家に帰ると、焼けるような湿疹が娘さんの足全体に広がり、お母様は、前日一緒に遊んでいた男友達のご両親に、同じ症状が出ているか、確認。その時の答えでは、「いいえ」だったそうですが、数時間後、彼にも発疹が現れたそう。

 

 

最初、お子さんたちが接触発疹の症状が出ていると思われたようで、抗ヒスタミン薬を与え、前日に遊んでいた茂みを確認したそうです。その間に、痛みが悪化し、水ぶくれが出始め、町医者(GP)に連れて行ったら、接触発疹と診断されたようです。

 

ステロイドを投与されましたが、何もよくはならなかったそう。

 

この時点でも、原因が何なのかわからなかったそうです。

 

googleで調べて、Margarita burn(マルゲリータバーン)とわかられたそう。。

 

 

※Margarita burnとは、ライムジュースが皮膚について、太陽の光にさらされて皮膚のリアクションが起こること。

 

 

一部の植物や果実には、フロクマリンという成分が含まれ、日光にさらされると、感作や火傷を引き起こします。

 

 

それを知って、すぐに救急に行かれたそうですが、またまた、接触発疹と診断され、ステロイド剤を処方され、マルゲリータバーンではないと言われたそう。。

 

それで、お母様は、担当医に、調べるように促し、永遠の時間のように感じた後、医者が戻ってきて、翌日、外来患者として戻ってくるように言われたそうです。

 

翌朝、子供さんたちの水ぶくれが増えていて、苦しんでいたので、長い時間待つことが困難だと思われたので、子供さんたちを別の病院に連れて行かれたそうです。

 

 

新しい病院で、もう一度説明し、マルガリータバーンが何であるかを、説明。

 

 

スタッフは、Westmead Children's Hospitalに連絡し、子供さんたちは、やっと、最終的に、Westmead Burns Unitで、必要なケアを受けることができたそうです。

 

 

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これは、ライムの果皮に含まれる精油成分から引き起こされたものです。

 

 

幾つかの精油には(後でラインナップしますね) 光感作があり、抗毒性を示します。

 

 

 

精油の特定の成分(記事に描かれているフロクマリン)が、太陽からの紫外線のエネルギーを皮膚よりも、より効果的に吸収してしまうのです。

フロクマリンは、その構造により、紫外線光子を吸収し、しばらく蓄えてから、皮膚に一気に放出する能力を持っています。

つまり、フロクマリンをたくさん含む精油を高濃度、あるいは、希釈せず、そのまま、皮膚に塗布することで、精油成分が、紫外線光子を、集中的に吸収し、そして、皮膚の方に、一気に放出するので、火傷のような症状が起こるのです。

 

 

ライムの精油成分は果皮にたくさん存在していますので、それを絞って、圧搾法で、ジュースを絞った時に、この成分が皮膚にたくさん付着したのでしょうね。

 

 

このような光毒性を持つ精油は、

 

ベルガモット精油

コールドプレスライム精油

コールドプレスビターオレンジ精油

アンジェリカルート精油

クミン精油

ルー精油

オポポナクス精油

 

 

マイルドな光毒性を持つ精油は、

コールドプレスグレープフルーツ精油

コールドプレスレモン精油

コールドプレススィートオレンジ精油

コールドプレスタンジェリン精油

 

です。

 

 

私の参考本から。

 

 

アロマセラピーのお勉強をしている人は、今回の事件がどうして起こり、何が原因だったのかは、ぱっと気がつくところですね。

 

 

でも、こうして記事にしてくれてあるように、病院ではなかなか、分からなかったそうで、違った処置をされています。

 

 

 

シドニーのお庭には、柑橘系の木もたくさんあるので、子供達にとって、起こり得ることなので、こうして、記事にしてくれてあることに感謝です。

 

 

 

そういえば、以前、ベルガモットの精油を肌に塗って日光浴をした女性が大変な目に遭われたことがあると、記事でみて、精油の抗毒性を説明されていた本があったなぁ、何て思い出しながら。

 

 

このブログでも、以前、ベルガモットジュースについての記事で抗毒性について説明しています。

 

 

 

ベルガモットジュースの会社からは、説明書きに、水に薄めることと、一日100mlまでにしてください、と説明書に書かれています。

 

 

 

火傷を負われた子供さんたち、これから、最前に向かわれますように、お祈り申し上げます。

 

 

 

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