ご訪問頂きありがとうございます✨
都内大田区にて、
「キッズコーチングを取り入れたリトミック教室」、リトミックスタジオkirari
を主宰する、南波明日美です✨
本日は、なぜ私がこの教室を立ち上げたか？について。
私は12年前、長男の習い事をきっかけにリトミックというものを知り、
その楽しさ、奥深さに惹かれ勉強を始め、
幼いころから続けていたピアノを活かし
2015年に特定非営利活動法人リトミック研究センターの認定ディプロマ資格を取得しました。
（それ以前は9年間国際線のCAをしており、全く違う分野からの挑戦でした。）
音楽教室でのアシスタント、講師代行、共同運営での音楽教室にて1歳、2歳クラスなどを担当している中で、
私はいつもお子様への指導に迷っていました。
リトミックの内容のことではなく、お子さまの心に響く接し方、意欲を引き出す声掛けの仕方についてです。
当時私自身は3人の子供を実際に育てている経験もあり、
線路を敷いて何かを大人から押し付けるのではなく、
子どもそれぞれの個性を尊重することがなにより、その子の成長を強力に後押しするものだという考えはすでに持っていました。
しかしながら、子どもは厳しくしつけるべき、上からある程度の圧力を持って抑えるべき、という講師もおり、実際にそのような忠告を頂くこともあり、
経験がまだ未熟だった私はいつも軸が持てずにいました。
「私の理想は、
お子さまがニコニコ、伸び伸びしながら自由に自分自身を表現できる教室。」
あるときふと、理想の自分の在り方と、現実の自分の姿のギャップに違和感を感じ、
子どもへの接し方の指針となるような科学的根拠のある知識を得て、誠実に生徒様たちに向き合いたいと強く思い、
キッズコーチングを学び始めました。
それまで教室に来てもいつも思いつくままに走り回ったり、机の下に寝転んだり、おしゃべりが止まらなかったりした2歳の男の子Aくん。
彼に初めて、キッズコーチングで学んだあるひとつの方法を実践してみた日、
今振り返るとその日が私にとって忘れられない分岐点となりました。
その日試してみたのは「yes&法」というもの。
「ダメ！」ではなく、まず「いいよ」と言葉に出して受けれてからあとで条件を付け加えるという、
心理学用語で「抗反発作用」と呼ばれる効果を狙った指導法です。
「触ってみてもいいよ！キラキラできれいだものね。
たくさん触って、お顔が映ってるのをたくさん見てから、
先生とお歌に合わせてご挨拶しようか。」
あまりにもシンプルな方法であるために半信半疑なまま彼を見つめてそう言った私の前で、
彼は「触っちゃダメ」とそれまで何度も止められていたクリスマスツリーの飾りを触るのを自分からさっさとやめ、
ニコニコしながら正座してピアノが鳴るのを待ち構える姿勢を取ってくれました。
「ダメ」と言われるとそうしたくなる。
「鶴の恩返し」でもあるように、制限、禁止されると余計にそうしたくなってしまうもの。
そんな気質タイプのお子様には、
まず「いいよ」とこちらが全面的に受け入れ「承認」することでなんともスムーズに心を通わせ、問題行動を解決することができるのです。
「問題児」を作っているのはまわりの大人。まわりの大人の接し方次第。
そう確信した瞬間でした。
その後、キッズコーチングで学んだ知識でお母さまの子育て全般のご相談にも乗るようになっていく中で、
Aくんのお母さまから頂いた言葉も、私の中の強烈な信念の根幹となっています。
Aくんのわんぱく、やんちゃなところ。
お母さまにとっては「衝動的で集中が続かないところ、興味のあることになんでも手を出してしまうところ、落ち着きのないところ」。
それは裏返すと「行動力と自立心の源泉でもあり、意志力の証でもあり、やがて組織を引っ張っていくようなリーダーにもなりえる資質」でもあるのです。
そういった内容を毎回の交換ノートで綴り、やりとりして数か月経ったある日。
お母さまが帰り際に「あんなふうに息子のいいところを気づかせて頂けたのは初めてでした」
と私の前で涙を浮かべてお礼を言ってくださったのです。
そのときに私が感じたのは、「よかった、お母さまの気持ちを軽くすることが出来た」という気持ちよりも、
なにより、
「もっと早く言ってあげられなくてごめんなさい！
もっと早くこんなふうなスタンスでいられなかったこと、ごめんなさい！」という気持ちでした。
恐らく、いろんな場所で、わが子が注意されたり、
肩身の狭い思いをされたことも多かったであろうお母さま、
それがむしろAくんの素晴らしいキラリと光る側面でもあるということに気づけないくらい
余裕がなかったのだろうと、
今も思い出します。
🌸ひとりでも多くの親御さまが幸せに子育てできるように。
ひとりでも多くのお子さまが、自分自身のありのままの姿に自信を持てるように。🌸
そんな教室を目指して2019年4月に、リトミックスタジオkirariを、大田区で立ち上げました。
教室の理念は、「お子様の資質を開花させ、幸せな子育てを応援する」こと。
リトミックのレッスン中にアクティブラーニングを取り入れ、お子さまそれぞれの気質や発達を重視して指導法や活動案をカスタマイズしています。
それに加えて、親御さま向けのキッズコーチング子育て講座も定期的に開催しています。
生まれた時から毎日寄り添っている親御さまにこそ、子育てのヒントを知ってもらいたい。
Aくんのお母さまのように悩んでいる親御さまに、毎日の日常が気楽に幸せになれるようなアドバイスをタイムリーに届けたい。
そういう理由から、リトミックスタジオkirariでは、
「リトミック×キッズコーチング」の両輪で、お子さまと親御さまにアプローチしています。
〜リトミックレッスンの体験、
キッズコーチング子育て講座については、
リトミックスタジオkirari HP↓
をご覧ください❣️〜
リトミックスタジオkirari 代表
南波明日美
#リトミック研究センター認定教室 #リトミック東京 #リトミック大田区 #リトミック#日本キッズコーチング協会 #キッズコーチングマスターアドバイザー #モンテッソーリ教育 #子供の習い事 #子育て #幼稚園 #保育園#幼児教育 #1歳 #2歳 #3歳 #4歳 #5歳 #非認知能力#知育#幼稚園準備#大田区習い事 #大田区キッズ #大田区子育て #子育てぐらむ #子育てママ #習い事デビュー #キッズコーチング#新年度 #絵本#リトミックスタジオkirari