こんにちは!
このところ、あまり書かなかった、ダウン症の娘の2歳半下の息子の話を今日は書いてみようと思います。
これまでの経緯はこちら
体調に不安のある息子は、インターネットで課題が提出できるタイプの通信制高校に進みました。
週3の通学を目指しましたが、思うように体調が戻らず、なかなか通えない日が続いています。
それでも、期日までには課題をこなそうと彼なりに頑張っている日々です
あるところで、「不登校の中学生」について、書かれたブログを拝見しました。
それを読んで、ああ、昔の私もそうだったなぁと思ったことがありました。
それは、人は、「不登校」に対する一般的な「イメージ」を持っているということ(つまり一種の偏見ね)
集団に混じれない子
勉強が遅れている子
発達に偏りのある子
いじめられた子
弱い子
自立できない子
周りの目を気にする子
親の愛に飢えている子
・・・などなど、いろいろあるんじゃないでしょうか。
でね、実際に自分のうちの子どもが突然学校に行けなくなって
そして、身近な学校に行けない子の話を見聞きするようになって
原因って一つじゃないなぁということはわかってきました。
そして、子どもの気持の問題だけでもないこともわかってきました。
子どもの体質の問題
社会の問題
学校の問題
家庭の問題
いろんなことが複合して起きるんだなぁと。
そして、もうひとつ気づいたことがありました。
私は、障がいのある子を育てるという、ある意味”マイノリティの世界”に長いこといるのに
「不登校」や「ひきこもり」という”マイノリティ”については、全然知らなかったんだということ。
お恥ずかしながら、全然他人事だったということに気が付きました。
スイマセン
しかし、息子のおかげで、またぐいいいーーーーーーーーーっと、私の視野を広げてもらいました
自分事になると、全然見え方や思い入れが変ってくるから不思議です。(あたりまえか!)
いやぁ、息子よありがとう(笑)
そんな息子が、昨夜とっても面白いことを言いました。
ママ友たちとのラインのやり取りを、なんとなく息子に話したときのことです。
〇〇くんの成績がわるかったって、〇〇くんママが静かに怒っている(笑)
普通の親はそうなんじゃない?
あら?うちの親は普通じゃないってこと?
普通じゃないでしょ。うちは姉(ダウン症)がいるし、俺も途中から学校いかなくなっちゃったし。
パパは昔から、人のことは関係ないっていう人だと思うけど、多分ママは姉がうまれて変わったんじゃないの?
おおー。(バレてる)
実は、息子が学校に行けなくなってから
息子とすごくいろいろな話をするようになりました。
時間だけは沢山あったので(笑)
一緒にアニメもたくさん見たし(笑)
最近では、体質改善のために、足湯をしたりお灸をしたり。
直接的な「お世話」みたいなこともたくさんしています。
そんな時に感じているのが
「育てなおし」という感覚です。
ダウン症の娘が2歳半の時に生まれた息子。
息子が2歳くらいになるまでは、実はあまり記憶がないくらい、毎日いっぱいいっぱいでした。
そして、私の心のどこかに、こんな気持ちがありました。
「障害のあるきょうだいがいることで、この子に寂しい思いをさせていることがあるんじゃないか?」
という、罪悪感。
そして、
「障害のない息子のことを、障害のある娘より好きになってしまったらどうしよう。」
という、恐れ。
こんな気持ち、すっかり忘れてたんですが、昨日の息子の言葉で思い出しました。
この二つの罪悪感と恐れ、この1年ちょっとですっかり薄れました(笑)
「不登校」がもたらしてくれた一番大きなものかもしれません。
障がいがあってもなくても、病気があってもなくても、学校に行っても行かなくても
自分の子どもは大事で、私はちゃんと子どもたちのことを大事に思ってる
そんなことに気づかせてもらえました。
ということで、
「ダウン症があっても不幸じゃない」というのと同じトーンで
「不登校でも不幸じゃない」と言いたいなぁと思いました
ま、お昼ご飯のこと毎日気にしなきゃいけないのは面倒だけどね!(笑)
最近、こんなことはじめてます。
詳細はこちらから
日時
(2)
対象:ダウン症のお子さんを育てている親御さん
場所:どこからでも(
『障害のある人にとっての、”働く”とは?』
日時:7月18日(水)10:00~12:00、
場所:NPO法人 FDA 川崎事業所
対象:ダウン症のお子さんを育てている親御さん
講師:NPO法人FDA 理事長 成澤俊輔氏
参加費:500円
主催:おかあちゃんず
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