夜行列車を題材にとった西村氏初期の作品です。
東京、青森、鳥取、と関係なさげな土地をキーに話が展開していきます。かなりマニアックな時刻表トリックが使われた事件が起きて、それを十津川警部が解決していくというお話。
毎度思うのはこういう旅情溢れる夜行列車作品は映像化してほしいと思うのだが、寝台列車が姿を消した現代では無理な話で、残念な限りです。この小説も昭和50年代の作品ですし。
ただこの小説に登場する「特急出雲」は今も姿を変えながらも現役寝台特急として走ってまして、廃止にならないうちに自分もいつかは乗ってみたいと思ってます。
いや~寝台列車っていいよねぇ😀
でももったいなくて寝れないかもしれないけどね😋
あ、ストーリーのほうもそこそこおもしろかったです。