ACを自覚して親とは絶縁するしないの騒ぎになった事もある私ですが、現在は表面的な関係を続けて盆と正月か5月のGWに帰省してます。

私一家と実弟一家が集まるからギリギリ行って「あげても」いいかな?とは思えるけれど、自分1人で親に会いに行くつもりはもうないです。

休みが近づく時期になるとLINEの通知が怖くなるんです。実親兄弟からの通知はOFFにしてるんだけど、新着が付いてると心拍数が上がる不安

 

ちょうど約1年前に「要介護1」だった80代の父親が色々あって「3か4」になって、諸々手続きや面倒な雑事が増えたけれど、私のところにあれこれしろと言われることはなく、主に弟が動いてくれているので今のところは致命的に「面倒な事」にはなってません。

もうずっと前に弟には私が親の介護云々で主体的に動くことは遠慮したいと告げているので、それを守ってくれているのかも。

親の方は私に期待していないのか(これが一番ありがたいw)、後々もっと面倒な事を押し付けようとしているのか(これが一番厄介)は判りません。

まあ、そうなっても断固として拒否するけどね。その時が正真正銘の修羅場だわw

 

 

 

娘が幸せなのを嫌がる母親 : がーるずレポート (girlsreport.net)

 

私も主に母親との折り合いが悪いので上矢印の記事に共感しまくりです。折り合いというか、一方的に女として敵対心を持たれているというか……。私がお気楽そうに楽しそうにヘラヘラ笑ってるのが気に入らないらしい。

うちもこういう話題で言われる母娘あるあるに当てはまってるよ。そして息子age娘sageもありますw

母親が主演兼監督の「家族劇場」では自分(母親)が悲劇のプリンセスで娘(私)はヴィランの魔女、旦那(父親)が姫を騙したモンスターで息子(弟)は悲劇から救い出してくれる白馬の王子様キラキラというシナリオが上演されてますw

 

母親にとっては同じ事をしていても私だと癇に障って何か文句を言いたくなるけど、弟ならもう存在してるだけで親孝行ラブラブなので。

私が物心つく頃からやる事成す事を頭ごなしに否定して貶めておきながら、今さら「賢く優しい気の利く」よその娘さんみたいにお世話してもらえると思ったら大間違いなんだわ。

 

そういえばずっと前、このアメーバでも母親の立場で「息子は帰省してくれるだけで嬉しいけど、娘は何やっても腹立つw」みたいな主旨で書かれている記事を見つけたよ。

他にもいくつかの記事を見てたら「苦労して育ててやったのに」「勝手に大きくなったと思ってる」とか何とか、毒親のテンプレ発言もつらつら並んでて、母親側の心理がよーく解った気がしたよ。息子が同じ事してもこんな事は言わないんだろうな~。

共感は死んでもできませんてへぺろ

 

そう考えると私は2人産んで2人とも男の子で良かったわ。女の子2人とかだと平等に愛せるか自信ない泣き笑い

もしかしたら、うちの息子たちは私の成育歴を知ってXY染色体を持って生まれてきてくれたのかと思うほどですw

 

 

 

今回の帰省も母親の恩着せがましい発言や私をsageる発言が盛りだくさんだったよ。
分かりやすい罵倒とか揶揄じゃないから受け取る側の被害妄想みたいに見えて本当に陰険なんだけど、ダンナも長い付き合いのうちに気が付いてきてるかもw

 

それでも薄く繋がりを保っているのは、私がACを自覚してから十数年の中で試行錯誤してきた末の我慢と妥協の上での選択なんです。

母親に対しては1億歩譲って産み育ててもらった恩を感じていなくもないけれど、人としては軽蔑してるし女としては哀れにさえ思ってる。

父親はもう好き嫌い以前の問題で、ただの製造者って感じです。

 

 

そりゃあまぁ、バッサリ縁切りできたらどんなに清々しい事かと思うよニヤニヤ

でもとりあえず搾り取れるモノは搾り取らせてもらおうかなとw

うちの親って一般的かそれ以上のモノは与えてくれてはいるんですよ。

広く快適な住居に暮らしながら大学まで出して教養も付けてもらいました。

こういう点だけ見れば世間様には「そんな恵まれた環境で贅沢なムカムカ」と怒られるかもしれません。

でも、目に見えて分かりやすい「モノ」はたくさんもらっても「心」はもらえなかったんです。

 

信田さよ子先生だったかな? 何年も前のものでソースには自信がなくて申し訳ないけれど、どこかのコラムからの引用です。

娘たちは母親から感謝されてもいいのだと思いましょう。
健康に育ち、大きな抵抗もせず、この少子非婚化の時代に結婚して子どもまで産んだことに対して、母は娘に感謝すべきなのです。
母に対して「いいとこどり」を心がけましょう。利用するときはちゃっかり利用し、必要ないときは疎遠にする。それくらいでちょうどいいのです。


ほんと、既婚非婚・子有り子無し問わず、心身共に健康で幸せに生きる事こそが最大限の親孝行だと思うよ。

私も息子たちにはそれ以上望まないわ。

 

 

「アダルトチルドレン」のハッシュタグを付けて投稿しておきながらこう言うのもなんだけど、AC克服専門やスピリチュアルなカウンセラーさんのお世話になるつもりはありません。

ACを無理に克服する必要はないと考えているので。

スーザン・フォワードの『毒になる親』を読了したばかりの頃は「何としても克服してやる!」ぐらいの勢いで息巻いていたけれど、克服のためにあれこれ葛藤するのも結局、親に振り回されている事に変わりがないと気づいてしまって。

むしろ「克服しなければならない!」「乗り越えなければならない!」などの「~ねばならない」思考って、むしろもの凄くAC的だと思う。0か100かの白黒思考。

 

たまに「母とは今は仲良しです」みたいな発言も見かけるけど、あんまり信用してない。

結局何も解決していなくて、その人が受けてきた傷の痛みとか怒りの感情に蓋をして目を背けてしまっているだけのような気がします。「今は」って事は、前は仲良くできない時期があったんでしょう?

だからスピリチュアル界隈の「私は許します(キラキラ~キラキラ)」みたいなノリが苦手だったりする。

とは言いながらもスピリチュアル的思考自体は私も好きで、過去に何度も救われた経験があるんですよ。

でも「許すことが救いになる=許さなければ救われない」みたいな圧を感じてしまうと、途端にスンッ……ってクールダウンして「結局『ねばならない』思考か真顔」と思ってしまって。

 

 

子供を持つACは虐待の連鎖が……みたいな心配もされるけれど、私は毒親を反面教師にしながら息子2人を育ててきたつもりなので、今のところは連鎖せずに済んでいると思ってます。

もちろん、この先の彼らの長い人生の中で私の「子育て」の評価が覆るかもしれないけれど、その時は潔く受け入れる覚悟をしているつもりです。「老後は子育ての通信簿」なんて言われるもんね。

 

お盆の時期にX(旧Twitter)で「お盆なのに子どもたちが誰も帰ってきてくれない……」と嘆くシニア世代がいるというポストを見たんだけど、投稿主は「居心地の良い家庭環境を築けなかったあなたたちに原因がある」とぶった斬っていたわ。私も完全に同意です。

うちも長男が遠くない将来、大学生になってから下宿とかで家を出る可能性が無くもないから、いつ帰って来ても安らげる家庭でありたいと思ってますニコニコ

 

 

全体公開だから身バレしない程度に要点だけ……のつもりが結局ダラダラ書き散らかしてしまったわ~w