針生検してから2週間後の朝。


夫「病院終わったらすぐ連絡ちょうだいね。何も無かったらいいなぁ」


私「うん。何も無いと思うわー」


でも心の中では何かモヤモヤというか少し嫌な予感も。



診察室に呼ばれて入ると、何だか真剣な面持ちの先生。

「えーっと。検査の結果なんですが、、癌が見つかりました」


え??ドラマの世界??

頭が真っ白になった。

と同時に

やっぱりなぁーという気持ち。

自分の中でいつかなるかも知れないと思っていた出来事だったんだろうな。


そこからの先生の話は半分ぐらいしか頭に入ってこなくて

覚えているのは


・非浸潤性だと思う

・その癌を取り除く手術が必要

・部分切除にするのか全摘出するのかはこれからの検査などで決まる

・部分切除の場合は術後25日間放射線治療が必要

・全摘出の場合はお腹の肉や背中の肉を使って再建も可能


ほんまにドラマの世界みたいやなーと思いながら

ぼーっと聞いてた。

お腹の肉や背中の肉を使って再建?痩せれるやん!

という気持ちも一瞬あったけど😂


放射線治療も再建も出来る病院に連絡とって紹介状書きますね、外の待合室でお待ちください

て事で診察は終わり。


診察室出てからまだぼーっとしてたら何故かポロポロ涙が出てきた。

夢じゃないよなぁー、現実かぁー とうとう乳癌になっちゃったんかぁ。。  


「癌やったわ。手術が必要みたい。まだ病院だから後で電話するね」

と夫にLINEし


そこからけっこう長い時間待たされ

2日後の朝イチ予約とれました。と

大きい病院へ転院することに。


明後日かぁ。あの病院は患者さん多すぎるから1日がかりやなー

なんて思いながら病院を出て

夫に電話するとまた涙が😢


夫も混乱してる感じだったから

「早期発見やから大丈夫やと思うー!」

と泣きながらも明るく言って電話を切った。

 

その日は仕事だったのでそのまま仕事へ。

同僚に癌だったと伝えると涙を溜めながら

「早期なんやろ?今は絶対治るから!」と言ってくれて

社長(※女社長)にLINEするとすぐに電話をくれて

電話越しに一緒に泣いてくれていっぱい優しい言葉励ましの言葉をかけてくれた。


そうやんな、早期発見やし!

治るわ!頑張るわ!!


そんな前向きな気持ちになってきてその日の仕事を終えた。