肉体は借り物とはよくいったものだ。

 

ある人は、肉体はレンタカーだという。
生きるために借りたレンタカーなんだそう。

まずは普通車を選ぶか、高級車を選ぶかも
自分で選択する。

乗り続けるうちに古くなり、故障したり、
時には事故を起こしたり。

どう手入れするかも、乗り手次第。


日々メンテナンスを怠らず大事に扱うか、
はたまた汚れたまま掃除もしないで、
動かなくなったら、蹴ったり叩いたりするのか。
 

扱い方次第で、乗り心地もずいぶん違ってくる。
できるなら心地よく乗りたいものだ。

まさに人生はドライブだ。
誰もが同じ目的地へ向けて走り続ける。

その過程で、どんな景色を見るか、
そこまで遠回りするのか、近道するのか。

それもまた人それぞれ。

 

追い越したり、追い越されたり、
時には道を戻ったり。

あっちの車のデザインがいいなとか、

エンジン、色、装飾など、
人のものがよく見えたりもする。

 

そしていずれは動かなくなるんだ。
その時が来たら、ただ車から降りるだけ。

離れたくないと執着することなく、
ありがとうと心から感謝して、さっと降りる。


そしてまた新たなレンタカーを選ぶか、
もう車には乗らないか。

それもまた自ら選ぶんだ。

宗教もまた同じ。
みんな乗り物が違うだけ。
そこに向かって自転車でいくか、飛行機で行くのか。

 

目的地は同じなんだ。