武田薬品、京大の臨床研究に組織的関与 第三者機関調査 | ビーツ ヘッドホンのブログ

ビーツ ヘッドホンのブログ

ブログの説明を入力します。

 製薬最大手の武田薬品工業は20日、京都大などによる高血圧治療薬の臨床研究で、自社の薬ブロプレスの付加価値を高めるために、組織的に不適切な関与をしていたと発表した。有利なデータを引き出せるよう、研究者に働きかけていた。また、研究者の依頼で社員が学会発表用に作ったグラフを、薬の宣伝に利用していた。

 3月の記者会見では社員の関与レブロン 12 -ハイパーダンク2014 -サッカー用品 認めていなかった。同社が依頼した第三者機関は、企画段階から学会発表まで一貫して関与があったと調査報告書で結論づけた。長谷川閑史(やすちか)社長はこの日の会見で「医師主導臨床研究の公正性に疑念を生じさせかねない関与や働きかけを行った点について、多くの関係者に深くおわびする」と謝罪した。

 研究は「CASE―J」と呼ばれ、2001~05年に高血圧患者約4700人を対象に実施。武田薬品が37億5千万円の資金を提供した。ブロプレスを飲んだ患者と他の薬の患者との間で脳卒中などの病気を抑える効果を比較した。

 その際、武田薬品は京都大の研究チームの計画作りに社員が関与。計画書のひな型を提供したり、意図に合う患者を選んで患者から協力の同意を得るよう医師に依頼したりしていた。