あけましておめでとうございます。
ずいぶんとブログを大サボりしていました。
今日はディズニー映画の「ウィッシュ」を映画館で観てきました。
まずは音楽が素晴らしい。生田絵梨花の歌唱力は歌番組等で拝見していましたが、やはり映画館の大音量で聴くとあの曲の素晴らしさがより際立ちました。そして福山雅治。歌唱シーンになるまで私は福山雅治と気がつかなかったのですが、歌唱シーンになってあ、福山雅治だ、声めっちゃ良いじゃん…。となりました。(笑)
近年のディズニー映画はミュージカル映画色が強くなってきていると感じていますが、「ウィッシュ」はさらにミュージカル感が強かったです。劇団四季で演じたらとても合いそうです。
さてネタバレにならない程度に内容について触れたいと思います。
「ウィッシュ」というタイトル通り「ねがい」を題材にしたものです。
ディズニーは、これまで「ピノキオ」や「シンデレラ」、「白雪姫」、「リトルマーメイド」、「塔の上のラプンツェル」など様々な「ねがい」を叶えてきたと思います。
人間の子供になりたい操り人形。
人間になりたい人魚姫。
王子様がいつか迎えに来てくれる。
外の世界へ出てみたい。
これまで様々な「ねがい」を大切にし、世に送り続けてきた、ディズニーの１００周年にふさわしい内容の映画でした。
また、終盤のナンバーで「この願い〜リプライズ〜」で素敵な歌詞がありました。
「ずっとずっと待ち続けてた
自分の番がくるのを
待ってるだけじゃだめだ
自分たちでなんとかするんだ
だれかに叶えてもらうんじゃない
自分で叶える」
私はここのシーンでグッときました。
「ねがい」は自分で叶える。
特に近年のディズニー映画ではプリンセスでも、待っているだけではだめだ、自分から行動しなければいけないというメッセージを読み取ることができます。まさにそんな行動派プリンセス（？）を総括するような歌詞だと思いました。
クレジットでこれまでの様々なディズニーキャラクターが登場して再び泣く私(笑)
どのキャラクターたちも「ねがい」を大切に信じ続け、その「ねがい」を叶えてきたんだなぁと思ったら自然と涙が溢れてしまいました。
現状ではあまり世間では評価が高くなさそうですが、個人的には久々に心を動かされたとてもよいディズニー映画でした。子供向けよりかちょっと大人向けの内容かな？と思いましたのでぜひ「ねがい」を忘れかけてしまっている大人に今一度「ねがい」を思い出すために観てほしい映画だと感じました。
だれもが「ねがい」を持っていると思います。私も「ねがい」を持っています。その「ねがい」を大切にしながら２０２４年も生き延びてやろうと思います。