ドラマ 相棒 Season 21 ~亀山薫の復帰・1 | ビート・マンのブログ

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初代相棒、亀山薫

ドラマだからね!力業の復活劇を演出
 
 
 
相棒21から新体制で、杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)のコンビが事件を解決していく刑事物。などと冷静に書いている場合ではありません。何しろ初代相棒が戻ってきたのですから。
 
亀山薫の復帰を望んでいた方は少なくないと思います(私もその一人)。「相棒~二人だけの特命係」で始まったドラマがここまで続くと誰が予想していたでしょう。シーズン7の第9話(2008年12月17日)放映で降板。約14年弱の歳月を経ての復帰ですから、オールドファンにとっては心が躍りました。
 
しかし既に警察を退職した人物がどうやって相棒となるのか?難しいと誰もが考えていたが、「嘱託職員」として第2話のエンディングで確定する荒業には唖然としました。しかしフィクションの刑事ドラマですからすんなりと受け入れました(形は関係なく右京・薫コンビが戻ればそれでよし)。
 
そして亀山薫は「事件を呼び込む男」として、プレ・シーズンからキャラ設定されていましたが、第3話ですぐに事件に遭遇。しかも容疑者として追われる立場になるのでクスクス笑ってしまいました。
 
第4話は「美和子スペシャル」。第8話は「イタミンの恋バナ」風に仕上げ、シーズン2の英語教師に心惹かれる演出(蜘蛛女の恋)を思い出しました。第9話は「お化け好きの右京」。
 
過去のエピソードをさりげなく入れながらの演出に、ニヤニヤしながら観させていただきました。
 
新年の元旦SPから既に後半戦に突入しておりますが、過去エピソードを交えながら21は進んでいくのでしょう。しかし寺脇康文は14年が経過しても体が動きますね。
 
個人的には「名探偵、再々登場」、シーズン2以来の雪の北海道ロケ、映画業界を題材にした作品(アニメ作家でも可)、警察内部の事件、政治家との抗争等など。過去作を凌ぐ緊迫感ある作品を求めて止みません。2月1日放映予定の15話では、薫とヒロコママが久しぶりに顔を合わせます。ヒロコママの設定は、薫と出会ってから右京と知り合う流れだったので、二人の掛け合いが楽しみです。
 
まずは亀山薫の復帰を喜び、遠くないであろう右京最後の事件を期待しながらドラマを楽しんでいきます。