映画(邦201) 万能鑑定士Q モナ・リザの瞳 2014年 / 綾瀬はるかのサスペンス | ビート・マンのブログ

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予想外にしっかりサスペンス

綾瀬はるかなので期待していなかったが・・・
 
原作:松岡圭祐
監督:佐藤信介
主演:綾瀬はるか(凛田莉子)
出演:松坂桃李(小笠原悠斗)
   :初音映莉子(流泉寺美沙
   :村上弘明(朝比奈尚幸)
 
正直言って観るまではアイドル路線的映画と考えていた。何しろ綾瀬はるか主演ですから「ほっこり系」のゆるゆる作品と勝手に解釈していました(彼女の魅力だが)。
 
良い意味で期待を裏切る内容で、しっかりサスペンス要素を出しています。「万能鑑定士Q」は推理小説で発表されており、本作は小説をベースに描かれている。
 
凛田莉子は何でも鑑定する女性で、企業の信用調査も独自の視点で鑑定する。ある強盗事件で彼女を見かけたライターの小笠原悠斗は彼女への取材を申し出るが断られる。
 
40年ぶりに日本にモナ・リザが持ち込まれることになり、強盗事件で彼女を知った朝比奈尚幸は彼女に臨時学芸員の試験を受ける相談を持ち掛ける。ルーブルで試験を受け合格した凛田だが、帰国後に受けた特別授業で体調の変調が起こり始める。彼女に起きた変調には巨大な陰謀が隠れており、凛田は小笠原と共にその陰謀に立ち向かっていく。
 
綾瀬はるかの「ほっこりキャラ」は維持しながらも、独特な観察点で推理を働く流れはしっかりサスペンスを表現している。期待値が低かったこともあり、サスペンスを楽しめる作品として評価したい。
 
既に綾瀬はるかファンなら鑑賞しているでしょう。彼女が主演だから敬遠していたサスペンス・ファンも鑑賞してみては如何でしょうか?
 
映画 万能鑑定士Q 2014年公開(お薦め度★★★☆☆