KISS(洋楽) Hotter than hell /地獄のさけび | ビート・マンのブログ

ビート・マンのブログ

気まぐれで書き込みます。
知らなくても問題ないが、知っていても損しない。

Hotter htan hell

1974年10月発売、2枚目のアルバム
 
Paul Stanly       :1952年1月20日生まれ
Gene Simmons  :1949年8月25日生まれ
Ace Frehley      :1951年4月27日生まれ
Peter Criss       :1945年12月20日生まれ
 
日本語をアルバム・ジャケットに使用した当時の異色作
 
他のバンドとの差別化で白塗りメイクで演奏したロックバンド、それがKISS。2作目のジャケットに日本語が使用され話題になったが、実際は3作目(地獄への接吻)が日本デビューアルバムなので時間差はある。本作もライヴ活動が実を結び徐々に売り上げを伸ばしていった。
 
サウンドは前作より重厚感が増しており、ハードロック感がはっきり出ている。初期のファンの中にはこのアルバムがNO1と言う人もいる。ライブ・アルバムの最高峰と言える「アライブ/ALIVE」でも本作の曲は盛り上げている。若い時は感じなかったが、本作はじわじわ味わえるのが特徴と言えるでしょう。
 
LP版A面
1曲目「ガット・トゥ・チューズ」
1作目同様にポールの作品でこの習慣は続く。ギターから始まり、ゆっくりとしたリズムだが重厚感メロディに味がある。
2曲目「パラサイト」
エース・フレイリーの作品。「コールド・ジン」同様に重みのある曲はエースの特徴と言える。ボーカルはジーン・シモンズ。ライブにマッチする曲なので、エースが「バンドの主役は俺」と思っても仕方がないだろう。
3曲目「ゴーイン・ブライント」
ジーン・シモンズの作品。オープニングから続けて軽快さの無い構成でこのアルバムの印象をはっきりさせている。また本作の顔はジーン・シモンズとの印象付けが確定している。
4曲目「ホッター・ザン・ヘル」
ポールの作品。アルバム・タイトルはこの曲からきている。ステージでも演奏される曲で、ファースト・アルバムと印象を変えた曲調が耳に残る。
5曲目「レット・ミー・ゴー・ロックン・ロール」
ポール&ジーンの作品。個人的には本作で1番好きな楽曲。ストレートなロックでエースのギター、ピーターのドラムが絶妙にマッチしている。ライブで盛り上がらないわけがない楽曲。
 
LP版B面
6曲目「オール・ザ・ウェイ」
ジーン・シモンズの作品。ピーターのドラム(リズムの取り方)に特徴があり、外せない楽曲かもしれません。
7曲目「ウォッチン・ユー」
ジ-ン・シモンの作品。ギターのオープニングでファンをワクワクさせる、そんな不思議な楽曲です。アライブでも迫力ある演奏が聴けますので、そちらも確認してください。
8曲目「メインライン」
何故このアルバムに入れたかは分からないがポールの作品。前作同様に8曲目は入れる曲に苦労したのかな?しかしそれも良しとしよう。
9曲目「カミン・ホーム」
ポール&エースの合作。ボーカルはポール。ギターの軽快なリズムで始まる曲はギタリストの楽曲と言える。
10曲目「ストレンジ・ウェイズ
エース・フレイリーの作品。重みのあるギターから始まる曲で、エースらしさ出している。当然ギターソロの中間部はエースの見せ場となっている。
 
アルバム・ジャケットで意表を突き、ライブでの重厚感を増した楽曲が本作に収録されています。セールス的には成功していないがキッスファンには思い入れのある1枚なのは間違いありません。
 
 
時代を超え、ショップの店頭で新品を買うことが出来るアルバムはそれほどない。レンタルで借りるのも良いかもしれませんよ