こでまりが働く新・某年寄りセンターはここ最近めちゃくちゃ忙しい…
利用者様の人数が増えたのに職員が減ってしまったからだ
やめたスタッフは心の病気になってしまったのだ
とても繊細な彼女はバランスがとれなくなってしまいとうとう仕事に来れなくなってしまった
こでまりは今まで何人もやめていくスタッフをみた
さみしいかぎりであるが 彼女と数ヶ月働いた事 優しい声かけと真面目な仕事をしていた彼女に感謝している

こでまり この前から介護の講義を受けに行っている
勉強しているのだ
今まで思っていたことと全く違う事を思い知らされた
現実の施設と本当の介護とは掛け離れている
施設では忙しいため何でも手を出してしまいやって差し上げている といったような介護をしている
本当は本人が自ら生きていくために目標を掲げ、できないところをお手伝いするのだ
でもお年寄りの方々に目標も目的も生きがいもあまりない
自分達の生き様にほこりをもててない
それを聞く若者がいないからだ
若者に世話にならなきゃならないからいい年寄りを演じているうちに考えなくなりただ生きているみたい
でもさすが大和魂を持っているみんなだ
礼節を忘れずいつも感謝をのべる
本当に勉強になる
赤ちゃんの頃から成人するまで(それ以降もだけど)親に世話になりっぱなしだ
親が弱り助けが必要になって最後をむかえるまで感謝を行動でもあらわすべきだ
お年寄りに対してひどい扱いをする家族をみるといつも思う
おっぱい飲んでおしめかえてもらいごはんもたべさせてもらってたの覚えていたらいいのに!って

ちょっとせつないこでまりでした
こでまりが働く新・某年寄りセンターに通うとてもかわいいおじいさんの話

おじいさんは90歳 奥さんも健在で息子夫婦と暮らしている
かなり耳が遠くおとなしい性格だ
センターで過ごしていて楽しんでくれているかなってスタッフみんな思っていた
いつの日からか、かばんの中からノートを出して何か書くようになった
子供がつかう線のない自由帳の表表紙に目をやると 「デイサービス日記」と書いてあった
デイサービス日記?
スタッフに確認するとみんなも気になっているらしい
あるスタッフが 「見せてー」と尋ねたが「恥ずかしいからだめ」とか「スタッフの悪口が書いてあるからダメ」と見せてくれなかった
それが最近見せてくれるようになったのだが内容はとても微笑ましいものだった震える字で、
-デイサービス日記-
「今日も楽しい一日を過ごした 私は本当に幸せである 同期の親友のなかで元気なのは私だけ
これもスタップ(注・なぜかスタッフではなくスタップなのだ)の皆さんのおかげだ そして器具のおかげだ(注・リハビリの器械にまで感謝をかかさない律儀なおじいさん)
私は耳が遠いから今日もあまり他の人と話せなかった…(注・なんか少しせつない)

ま いっか!(意外とお気楽だった)

こんな調子でそして最後にイラストが書いてあった
スタップの似顔絵である
他のページも読ませていただいたが毎回そんな感じで今日のレクリエーションはすごく楽しかったとかご飯が美味しいとか感謝の日記を綴っているのだ

こでまり ジーンときてしまった
今まで楽しんでるかなーって少し心配してたけどおじいさんなりにいろいろ感じてくれてるんだって思ったらかなりうれしくなった
素直に生きているおじいさん
本当にかわいい


こでまりが働く新・某年寄りセンターにすごい元気印のおばあさんがいる
どんなふうに元気かというと とにかくテンションが高い
88歳でかなり認知があり
そして一年中同じ服装で暮らしている
夏でも冬でも同じだ
定番なのだ
そしてこだわりもある
靴下は必ず二枚履き
二つを安全ピンでとめる
夏でも長袖を二枚来てそのうえにエプロンを着る
全体体操をしていると 一人「オイッチニーサンシー」と掛け声をかけ 賑やかにしてくれるという個性派だ
他のスタッフは 「あのテンションはつらいわー」っていうけどこでまりは好きだ
そんなおばあさん… ネコのピン子の話しになると突然穏やかになりゆっくりしたテンションになる
ネコのピン子とは一人暮らしのおばあさんが飼っているネコだ
しかし先日お迎えに言ったとき娘さんがいらっしゃったので聞くと ピン子は現実に存在しないらしいのだ
でもおばあさんにはみえてるんだろうなぁ
ピン子に癒されてるのは間違いない

こでまりはお年寄りに
「みんなは希望の星なんだよ 私も運がよければいずれみんなみたいに歳を重ねるんだよ みんなが生き生き暮らしてたら歳をとってもそんなふうにいられるんだって思うからさぁ
ずっといつまでも若い人の見本なんだよ」
と伝えている
心からそう思っている
そしてまたこでまりももっと若い世代の見本である
こでまりは古事記や正しい歴史を学んでいる
若い世代に伝えていかなければならない日本の史実だ
若い世代に知ってもらう機会をつくるのは役目であると思う
ネコのピン子は存在しないがおばあさんにとってそんなことはたいしたことではないのだ
古事記の内容が本当かどうかなど関係ない
受け継がれ語り継がれている真実なのだ

こでまりもピン子に教えもらった
ありがとう ピン子