死ぬのが怖い、しかし死は避けられない。どうすればいいか。自分で考えて自分の人生を決定する。何か失敗したときに、誰をも責めることのないように、自分で責任を持てるように。自分で考えて出した答えなり結論に従って生きていれば、かりに不幸な目に遭ったとしても、やれることはやったのだと諦めることもできる。


ぼくは22歳ごろまで、完璧な人生を生きていた。そのときまでは、すべて自分の責任で、自分で考えて決定して生きていた。


22歳ごろに、馬鹿になれ、ポジティブに考えろ、ノリが大事だ、俺はポジティブシンキングでうつ病を治した、だからお前もポジティブになれ、とかいうことを言ってきた知り合いによって、人生を乱されてしまった。そのときから、自分の意思で自分の人生を決定しているという感じを失ってしまった。


今はそのことについて悩まなくなった。もう20年近く経ち、結局は、「いろいろなことがあった」という一言でまとめられるようになった。統合失調症の症状が酷かったのだから仕方がなかった、と思う。

眠い。本を読んでいて、手に持っている本を落としそうになることもしばしば。電車の中で一瞬眠って本を落としたこともあったな。

 

音楽はトトの4を聴いている。「ロザーナ」のジェフ・ポーカロのドラムがすごいな。

 

今度の診察のときに、日中の眠気が酷いことを話そう。

朝目が覚めたときから、頭ががんがんと痛んでいる。これだけ重い頭痛は久しぶり。数年に一度くらいのレベル。午前訪看、昼はざるそばを作って食べた。ものすごく眠い。いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい

今読んでいる本に、こんな一節があった。重要なので、抜き書きしておく。

 

村上『アウトサイダー』に出て来る芸術家は、みな自我と超越のぎりぎりのところで悩んでいます。でも僕自身に引きつけて言えば、そこに職能的モラリズムがあればうまく越えられると読みながら思いました。毎日仕事をすればいいじゃないか、ということですね。(村上春樹、柴田元幸『本当の翻訳の話をしよう』新潮文庫、p167)

 

この問題については、ぼくもずっと悩み続けてきた。この問題について悩んでいる人がいるとは知らなかったので、上の一節を読んで安心した。神秘思想家として知られる、マイスター・エックハルトも日々、雑務の仕事に追われていたとどこかで読んだ。村上春樹が訳しているサリンジャーの『フラニーとズーイ』にも、神秘思想に没頭している姉だか妹を、兄だか弟が外の世界に引っ張り出すべく救い出すということが書いてあった。

 

日々の仕事が大切だということは、例えばヒルティの『幸福論』の冒頭にも書いてあるし、確かラッセルの『幸福論』にも書いてあった。トルストイの本にも書いてあったと思う。

 

ぼくも昔、就労移行支援事業所の所長さんに、ぼくの「自分探し」について、「自分探しも、仕事をしながらのほうが捗るんじゃないかな?」と言われた。それはあとになって正しいとわかった。ただ、ぼくは統合失調症なのであって、仕事をするのは簡単ではない。今日も休みの日でほとんど家から出なかったのに、ものすごく疲れた。

 

今となっては、神秘思想だとか哲学については情熱のようなものを感じることはない。ただ疲れている。確かにプラトンとか井筒俊彦とかを読んでいると、面白味を感じる。ぼくが数学の勉強を細々と続けているのも、哲学への関心と関係があるように思う。単純に数学の美しさに惹かれるということもある。

 

働かないで生活をしているとある種のうしろめたさを感じる。それは健全な感覚だろう。働くといっても、普通の人のように週40時間働くというのは自分には無理だ。作業所での週9時間労働くらいが自分にとっての限界なのではないかと思う。今は週9時間どころか、まったく働いていない、ゼロだ。デイケアに週二日通っているだけだ。

 

自分探しということについては今は関心を持っていないけども、ぼくの場合、かりに自分探しをするにしても、仕事をすることなしにすることは不可能なんじゃないかと思う。

最近気づいたんだけども、家にいるとき、特に一人でいるとき、30秒置きくらいに意識が飛んでいる。それで何秒か夢を見て、それで目が覚める。それで30秒くらいするとまた気づいたら夢を見て、それで目が覚める。これの繰り返し。勉強をしているときは眠ったりしない。ぼんやりと座っていたり、ネットを見ていたりすると、眠ってしまうみたいだ。本を読んでいても、眠ってしまうときが多い。ギターを持って眠ってしまうときもあった。ブログを書いている最中にうとうとして眠ってしまうときもある。

 

このことは今度主治医に話そうと思う。眠くなる副作用のある薬を何種類か飲んでいる。抗精神病薬のオランザピン、睡眠薬のマイスリー、デエビゴなど。もしかしたら、オランザピンを無しにすることになるかも。デエビゴも日中の眠気に関係していそうだけども。

 

今も三秒くらい眠った。こういう細切れの眠りが、集中を妨げている。不幸中の幸いにして、散歩しているときに眠ったことはない。散歩中に寝落ちしたら交通事故にあいそうだ。外に出られなくなってしまう。

 

音楽は今は、ブルース・スプリングスティーンの「明日なき暴走」を聴いている。