年々、面白みが薄れていくオールスター。
タイガースの選手の活躍が少ないから、余計にそう感じるかも知れないです。
でも、才木浩人投手、オールスターデビュー戦白星、おめでとう。
デビュー戦で勝利投手に成れた選手は、そうは居ませんから。
ホールラン1本打たれましたが、直前にファールフライを落球した牧(DeNA)のせいです。
なので、才木浩人投手の自責点はゼロです。
一方、敗戦投手の山崎は全9点が自責点になってます。
これまで数々の夢の対決、名勝負を生んだプロ野球オールスター戦。
かつては、まさに「夢の球宴」でした。
その長い歴史の中で今もなお語り継がれているものに、阪神・江夏豊投手の全9者連続奮三振というのがありました。
1971年7月17日の53年前には、リアルタイムでテレビ観ていたオールスター戦。
僕も、ちゃんと9人の全打席を見届けているので、今でも蘇ります。
50年間、破られていない大記録・偉業です。
オールスターは、最大3イニングしか投げられないので、永遠に敗られない大記録です。
この時、それを阻止しようと、パシフィックの各打者も必死でした。
“真剣勝負”だった当時のオールスター戦。
いつの間にか、そういった技術を競い合うような闘志は見られなくなりました。
どちかと言うと、シーズン終了後のファン感謝デーって言う感じです。
それに、特にパシフィックの投手なんか、変化球ばかり投げてましたよね。
近本光司選手が三振した時なんか、パシフィック投手は変化球ばかりでした。
昔ならルール違反って、怒られました。
以前は、変化球なんか投げたらブーイングだったので、どの投手もストレートで押したものでした。