今回は、ドアロック連動の給油口蓋が日本車の主流にならない理由について、調べたいと思います。


車の給油口蓋を開けることを「Fuel Lid Opener:フューエルリッドオープナー」と言います。


すべてがガソリン(ディーゼル車は軽油)とは限らないので、燃料(フューエル)+蓋(リッド)+開放(オープナー)と言うわけです。





◆ドアロック連動タイプ

ドア解除の状態で外部から蓋自体を手で押すだけのもので、輸入車の主流になってます。

娘夫婦のベンツがそうなので、以前から知って居ましたが、最近は国産車の一部や軽自動車(ヤリス・ライズ・フィット・ムーブ)にも採用されています。

ところが、日本の場合、どちらかと言うと高級車じゃない車なので不思議です。

どうして、日本は高級車に採用しないのか?と言う疑問が生じます。





◆レバー式

車内からレバーを引く、日本車にもっとも多い方式です。

ですが、車種によって取付け位置が様々なので、自分の車なら良いのですが、社有車など車によって位置がバラバラなので困ります。




◆ボタン式(プッシュ式)

マイカー(Harrier)がそうです。

同じく車内からですが、レバーを引くのではなく、ボタンを押すタイプです。






◆キー挿込み式

これは、軽トラとか業務用に多いのですが、給油口自体にキーを挿し込んで廻すタイプで、ある意味、蓋なしのようです。




以上、4種類の開け方があるのですが、結局の所、統一されない理由は明確ではありませんでした。



やはり、一番良いと思うのは、輸入車のように蓋を押すだけが良さそうなんですが、一部の日本車(ヤリス・ライズ・フィット・ムーブ)など、開け方が分からず、特に女性からのディーラーへの問合せが多いらしいし、故障も多くて給油が出来ないというトラブルも多いとのことで、この当たりが日本車の主流にならない要因では無いかと思います。