両チーム無得点のまま、９回裏もツーアウトになり、もう延長戦へ突入する様相でした。
ランナー１・２塁でしたが、バッターの小幡竜平選手には、あまり期待できなかったからです。
ところが予想に反して、この小幡竜平選手が粘って、ライト前ヒットを放ち、サヨナラ勝ちを収めました。
ただ、前進守備の浅いライト前ヒットで当たりも速かったので、普通のランナーなら絶対に本塁へ帰れない場面でした。
それを見事、生還した植田海選手にアッパレを言いたいです。
あの場面、外野（ライト）の度会からの返球も素晴らしく、ことのほか速かったので、タイミング的にはアウトでした。
結果的には、キャッチャーの山本がボールを弾いたので、セーフになった形でしたが、ボールを取っていてもタッチは出来なかったと思います。
それくらい、もう最初から絶対に本塁を獲るんだと言う、植田海選手の気迫の走塁でした。
試合後のヒーローインタビューは、小幡竜平選手（サヨナラタイムリー）と石井大智投手（勝ち投手）でしたが、僕はヒーローは植田海選手だと思ってます
あといつものセリフですが、７回無失点で好投した西勇輝投手に勝ち星が付かなかったのが、とても残念でした