先日は牛肉問題(うしorぎゅう)でしたが、ほかにも熟語の読み方で、気になっていることがあります。
近年の刑事ドラマでは、事件が起きた場所(現地)のことを、現場「げんじょう」って言っているのを耳にします。
えっ、それは「げんば」と言うんじゃないの?
長年、会社(執務室)を出発し社有車で、ダムや発電所・変電所へ出掛けることを現場「げんば」へ行くと言ってました。
それでも、牛肉が「うしにく」じゃなくて、「ぎゅうにく」が正しかった件(肉「にく」は音読みだった)を引用すると、現場「げんじょう」の方が正しいような気がして来ました。
げんじょう→「音読み」+「音読み」
げんば →「音読み」+「訓読み」
結論的には、どちらの読み方も正しいことになってますが、現場(げんば)は重箱読みになってしまいますので特殊扱いになります。
ほかにも同様な熟語が結構ありますね
工場→こうじょう・こうば
重複→ちょうふく・じゅうふく
明日→あした・あす・みょうにち
今日→きょう・こんにち
昨日→きのう・さくじつ
上手→じょうず・うわて
下手→へた・したて・しもて
最中→さいちゅう・もなか・さなか
見物→けんぶつ・みもの
風車→ふうしゃ・かざぐるま
人気→にんき・ひとけ
生物→せいぶつ・いきもの
寒気→かんき・さむけ
半月→はんげつ・はんつき
大事→おおごと・だいじ
金星→きんせい・きんぼし
人事→じんじ・ひとごと
内面→ないめん・うちづら
外面→がいめん・そとづら
一時→いっとき・いちじ
背筋→はいきん・せすじ
書物→しょもつ・かきもの
市場→いちば・しじょう
金色→きんいろ・こんじき
気質→かたぎ・きしつ
役所→やくしょ・やくどころ
色紙→しきし・いろがみ
白髪→しらが・はくはつ
貼付→ちょうふ・てんぷ
細々→こまごま・ほそぼそ
玩具→おもちゃ・がんぐ
紅葉→もみじ・こうよう
梅雨→つゆ・ばいう
何時→なんじ・いつ
水面→みなも・すいめん
身体→しんたい・からだ
故郷→こきょう・ふるさと
牧場→ぼくじょう・まきば
手数→てかず・てすう
殺陣→たて・さつじん
早急→さっきゅう・そうきゅう