一番好きな曲、過去と未来を繋ぐ「グロリアス」!
最初は、どうして曲名が『グロリアス』なのか?と思っていました。
誰か外国人女性の事を唄っているのかと
実は「グロリアス」(glorious)とは、ラテン語の「gloria」に由来する「栄光ある」や「輝かしい」という意味の言葉だったのです。
つまり、この曲がリリースされた当時は、GLAYのメンバーは24歳〜25歳で、自分たちが、ちょうど若者から大人へと変わっていくことを表現したのですね。
そして、「グロリアス」は、なぜ今も輝き続けるのか?
それは、色褪せない歌詞にありますね
まずは、印象的なギターのイントロで始まる『グロリアス』は、凄くメロディーも良いのですが、特に歌詞が心に残りますよね。
作詞作曲をしたTAKUROは、自分が育った函館の街を思い出しながら作詞したのでは、無いでしょうか
「生まれた街の片隅に~遠い日の忘れ物~アルバムを開くたび・・・・・」
「誰ひとり 別々のゴールに向かう事サヨナラを言葉にはできずはしゃいでる」
「恋に恋焦がれ 恋に泣く」
とても有名なサビの歌詞です
そして、後半の歌詞は一転して、憂鬱な気分を一新した内容になってます。
「深呼吸~新しい時代の行方を照らす生命(メロディー)~高らかに産声を上げてくれ〜」
実は、この曲は、GLAYのメンバーの同級生に初めて子供が出来た時に書かれたそうで、「新しい時代の行方を照らす生命」とは、まさにその尊い命をこと。
そして、「生命」を「メロディー」と唄って、ミュージシャンにとって、自分たちが生み出す音楽のことを意味しているのだと思います。
以上、「グロリアス」は、なかなか深い意味のある曲(歌詞)で、これからも永遠に輝き続けることでしょう