先日、車のスタートプッシュボタンが最近はハンドルの左側にあるのが圧倒的になって来た理由の第一が、エンジン始動~シフトレバーチェンジ(場合によってサイドブレーキ解除)~発進まで、すべて左手で完結するためと言うことでした。
その他にも色々理由があって、
◆欧州には助手席からエンジン停止できる箇所に設置しなければならない国があること(左ハンドルなら右側になる)
◆車両が盗難被害に遭う可能性を減らす目的(海外市場が多いTOYOTAの独自の考え)
◆右側だと車外からブレーキ踏んでエンジン掛けるから危険なので、必ず着座させるため
以上は、いずれは右ハンドルの場合にプッシュボタンを左側にするということで、これが左ハンドルになると、まったく逆になって右側になるのです。
つまり、ハンドルが右左どちらにあっても、中央側(コンソール側)に置くということです。
この辺が欧州を代表する世界基準ですね。
かつて、日本で見かける外車は左ハンドルでしたが、現在では、ほとんどが右ハンドルです。
それで、右ハンドルだから、全部をテレコ(左右対称)かと思えば、そうでもないのです。
ウチにもベンツが1台あって、右ハンドルなのに方向指示器が左なので凄くやりづらいです。
あと、タイヤ交換の時にお話しした、タイヤのホイール固定が違います。
◆日本基準(日本車):ナット
◆世界基準(輸入車):ボルト