田中真由美①『DESERT ROSE』 | 時事問題・芸能・スポーツをGENG_TOCK(aka孔哲)が語る。テーマ別をクリック‼︎

時事問題・芸能・スポーツをGENG_TOCK(aka孔哲)が語る。テーマ別をクリック‼︎

複数のテーマで記事をアップしています。テーマ別をクリックして検索してください。

『DESERT ROSE』
リリース 2017年
プロデュース E-3
【収録曲】
1. 砂漠の薔薇
2. どうぞこのまま 
 (作詞作曲 丸山圭子)
3. ラストコール
4. 冬の午後遅く
5. 光跡(こうせき)
6. 雨の日の夢は
7. さよならはダンスの後に
 (作詞 横井弘 / 作曲 小川寛興)
8. クリスマスが来たなら
特記なきもの作詞作曲:E-3
【パーソネル】
羽仁 知治 - ピアノ・キーボード
齋藤“クジラ”誠 - エレクトリック&アコースティック・ベース)
藤井 摂 - ドラムス
伊丹 雅博 - アコースティックギター
井上“KB”幸法 - エレクトリックギター
飯田 俊明 - 鍵盤ハーモニカ
高木 弾 - ヴァイオリン
【作品概要】
田中真由美は、“ウィンディ・ヴォイス”(繊細な癒し系のヴォーカル)と美しい英語発音の持ち主として、第一線で活躍を続けるジャズボーカリストである。
圧倒的な美貌と歌唱力に加え、識者レベルの英語力で、音楽のライブ・イベントの他、英語発音の講師としても多才な活動を行なっている。
幼少からクラシック音楽に親しみ、米国留学中にジャズに傾倒。スタイルに捉われない純音楽的なボーカルアルバムを発表し続けている。
本作は、田中真由美、初の日本語詞によるアルバム。J-POPアーティストへの楽曲提供で知られるE-3によるオリジナルに加え、丸山圭子と倍賞千恵子の昭和の名曲のカバーニ曲を収録している。
ジャズボーカリストによるアーティスティックでオリジナル主体の全編日本語によるアルバムは希少な存在であるが、プロデュースを担当したE-3は、ストリーミングによるランダムなヒット曲の再生が隆盛な今、あえてコンセプトアルバムを意識して、ストーリー性のあるアルバム制作を行なっている。
【楽曲解説】
 「砂漠の薔薇」
飯田俊明により、フラメンコタッチなテイストが加わり、トランペットやストリングスがアレンジされている。田中の歌唱は、官能的なところもあり、聴くものに迫るものがある。
「どうぞこのまま」
オリジナルは、1976年7月5日に発売された丸山圭子自作のシングルであり、丸山の希望でボサノバ風のアレンジがなされていた。多くの歌手にカバーされている。こちらのバージョンのエンディングには、スパニッシュなギターソロがフューチャーされている。
「ラストコール」
シンプルなバンドアレンジのバラード。
「冬の午後遅く」
ピアニカとフィドルの掛け合いが印象的なポップナンバー。
「光跡(こうせき)」
ジャジィーなピアノ主体のバラードで、ドラムスのブラシによる演奏も聴かせてくれる。
「雨の日の夢は」
メジャーキーによるポップナンバー。サビでは、アルバム中唯一の英語が聴くことが出来る。
「さよならはダンスの後に」
オリジナルは、倍賞千恵子の1965年3月10日発売のシングルレコード。同名の映画も制作されている。
田中のボーカルとフィドルのリードにより、チャームなポップナンバーとして生まれ変わっている。
「クリスマスが来たなら」
E-3の書いた曲に、飯田のストリングスとフォーンのアレンジが加わり、新たなクリスマスソングが生まれた。ナチュラルなエコーの効いた田中のボーカルの可愛さと色気は、聴く者のハートを心地よくくすぐってくれる。