今回のテキストは、タイトルにあるとおり、あくまで個人的見解を述べさせていただきたい。あえて、緻密に資料を調べることや、公平性や社会性を考えることを省きたいと思う。
初めに断っておきたいのは、私は槇原敬之氏の音楽作品を改めて聴いたことは一度もないということである。テレビやラジオをつけていて、自然に、場合によっては嫌がおうでも耳に入ってきただけである。なので、彼の曲ですぐに思い浮かぶのは、最初のミリオンセラーとなった3rdシングルの「どんなときも。」とアイドルグループのSMAPに提供してヒットし、SMAP解散後に300万枚のセールスを提供した、「世界に一つだけの花」だけである。
前曲は、映画やCMのタイアップで話題となり、同年に紅白歌合戦に初出場を果たし、翌年の選抜高校野球の入場行進曲に選ばれている。
そして、99年に覚醒剤とMDMAの所持で逮捕され、懲役一年六ヶ月、執行猶予3年の有罪判決を受けている。
そして、直後に予定されていたコンサートツアーの中止やレギュラーラジオ番組の打ち切り、CDが発売元のレコード会社によって店頭から回収されるなどの影響がでている。
当然彼は、平身低頭の謝罪のコメントをファンや関係に伝えている。
その後彼は、判決から一年弱で復帰し、「世界に一つだけの花」の大ヒットを初めとする活躍で、完全復活を遂げる。
そして今回の二度目の逮捕である。一説には、彼は前回の騒動で七億円の借金を抱えたという。そのことだけ考え合わせても、覚醒剤の常習性等の魔性は恐るべきものだと思う。
ただ私は、アーティストのドラッグ使用をすべて否定するわけではない。日本では覚醒剤と同じく厳しく取り締まられる大麻が合法の国もある。合法であれば、裏社会の利益になる危険性は少ないし、実際心身への悪影響も小さいのだろう。
しかし、国家が何らかの理由で禁止していれば、それに手を染めることは許されることではない。社会に対する影響力の大きな者は、なおさら自嘲すべきなのは言うまでもない。
また私自身、縁故のある者が覚醒剤が原因で命を落とすという経験がある。それ故に、覚醒剤は絶対悪という判断を下してる。
