タレントの紗栄子が、熊本県の災害に五百万二千円の義援金を送り、公式ブログに振り込みの明細をアップしたことに、バッシングのコメントが相次ぎ、メディアでも話題になっている。
この一件で、まず前提として言えることは、SNSがここまで普及してしまい、匿名のネット投稿が誰でも出来る様になれば、紗栄子くらいの有名人が、目立ったアクションを起こせば、何らかのバッシングは起きてしまうのである。本人が気にしないことが一番である。
メディアの報道を見ると、バッシングした者を非難する方向が主な様だ。私も、だいたいは同意見である。
確かに、明細書の写真をアップし、金額をわざわざ明かしたのは、蛇足だったと思う。しかし、バッシングの声にある様な売名行為やイメージアップを狙ったものではないと思う。
彼女は、プラダの店内で、客用のソファに素足で上がり、股を開いた画像をインスタグラムにアップしてひんしゅくを買うなど、素行に配慮が足らない傾向がある。今回の件も、そういった配慮のなさからくるものだろう。
わざわざ、ブログで公表したことはどうだろう。確かに有名人の中には、匿名で義援金を送っている人は、多数いるだろう。しかし、勇気のある善意の行動を公表することは、よい影響は想像出来ても、弊害はないはずだ。この事で不快感を感じるのは、当事者の心根の問題だ。
そして、はっきり言えることは、紗栄子が被害に遭った人達に善行を施した事実である。ことを成した人間に対し、何もしていない人間が批判を出来る訳がないのだ。
紗栄子のバッシングをした人間の殆どは、500万円の義援金を送る力がない人間なのではないか。また、送ることが可能でも、送っていない人間が殆どなのではないか。自分が同じ程度のリスクを負っていたら、安易に他者を批判出来る訳がないのだ。
紗栄子自体、パブリック・イメージはあまり良くないようだし、正直私も印象が良くない。しかし、匿名でバッシングを行う場合は、その内容が正当かどうかが問われるべきで、今回のバッシングに関しては、大部分がお門違いなものと言ってよいだろう、
