注目の強豪選手が集結したアンダー65キロトーナメント。新たなK-1のエースの誕生を期待させる。
第一試合、ヒロヤVSマイケル・トンプソン(オーストラリア)。トンプソンは、パワー、テクニックとも劣り、ヒロヤの攻撃が面白いように決まる。しかし、ヒロヤはダウンを奪えず、判定勝利。
第二試合、左右田泰臣VS木村“フィリップ”ミノル。魔裟斗が所属したシルバーウルフの左右田と剛腕の木村。注目の対決だ。左右田のディフェンスと木村のオフェンスが見どころと言われたが、二ラウンドに左右田の膝の連打により、木村はKO負けを喫する。
第三試合、ゲーオ・フェアテックス(タイ)VS山崎秀晃。ゲーオは、未だ日本人に負け知らず。現在、最強の天敵だ。体格に勝る山崎が、どこまで食い下がるか期待された。最初からハイキックやパンチの連打で前に出るゲーオ。序盤、圧倒されかかったが、山崎もパンチで果敢に打ち合う。最終ラウンド、後がない山崎の飛び膝がヒット。バックブローで逆転KOを狙うも、ゲーオの判定勝ち。山崎も意地を見せた一戦だった。しかし、山崎はゲーオのハイキックにより、前頭骨陥没骨折と両眼窩底骨折の重傷で緊急入院する。
第四試合、久保優太VSラズ・セルキシアン(東欧)。私は、以前から久保には注目していた。ジャニーズ張りのルックスながら、素晴らしいテクニックを持ち、打ち合いの最中に微笑むメンタルの強さ。試合は久保が圧倒し、判定勝利。
準決勝第一試合、ヒロヤVS左右田。試合は、一進一退の攻防ながら、K-1出場の選手があまり使わないパンチからの膝のコンビネーションを度々決めた左右田が判定勝ち。
準決勝第二試合、ゲーオVS久保。序盤から久保のテクニックが光るが、互いのフックの連打が交錯し、ゲーオの右があたり、久保を完全KO。
決勝は、左右田VSゲーオとなる。身長で8センチ上回る左右田。しかも、サウスポーのゲーオに対し、有利と言われるケンカ四つだ。短躯ながら首を取り膝を連打するゲーオ。両者、疲れが見えるなか、左右田の右ストレートがヒットするが、結局はゲーオの判定勝利。
ゲーオは本来、60キロ級の体格である。しかしながら、今回もエース級日本人選手を三人撃破してしまった。
木村“フィリップ”ミノルとのリベンジマッチは要注目である。
