みなさん、こんばんわ!
いきなりですが、みんなが大好きの宮崎駿監督作品であるアニメ映画『風の谷のナウシカ』には漫画の原作があるのはご存知ですか?
↓これです!
↓こういう、安っぽくて薄いBOXに入っています!
んで、この原作も宮崎駿さんが書かれたものなんですが、アニメ雑誌『アニメージュ』の1982年2月号から連載を開始し、映画版ナウシカの制作などのため4度の中断期間がありながらも、1994年3月号で完結した作品です!
当時の宮崎さんは仕事が無くて、1度は諦めていた漫画制作の仕事を偶然手に入れて作ったものが漫画版ナウシカみたいです!
んで、漫画版の話で何が凄いのかというと、映画は原作全7巻のうち2巻くらいまでの話で、残りの長~い話はカットされているのです!
じゃあ、映画版では描かれなかったこと、漫画版で明らかになることをネタバレせずに上げて行きま~す!
腐海の謎
クシャナの国トルメキアと敵対国ドルクとの生々しい戦争!
そのクシャナの王家に生まれた者として辛い人生!
(↓クシャナ)
ストーリーのほとんどの舞台となるドルクという国!
その長いストーリーに出てくる、個性あふれる、たくさんのキャラクターたち!
文明を崩壊させた「火の7日間」という戦争と、それを起こした旧人類の思惑!
巨神兵が作られた意味!
(↓巨神兵)
そして、ナウシカたち人間の超意外な秘密!
そういった、映画では語られていない本当の設定、つまり『裏設定』とか、生々しいストーリーが魅力的な漫画版ナウシカなのです!
そんな裏設定やストーリーは実際に漫画を読んで欲しいけど、読むのが面倒臭い方はこちらのサイトで簡単に紹介されています!
僕はこのサイトを読んで原作を読むことを決めました!
だって、衝撃の裏設定なんだもん!
んで、読み終わった感想なんだけど、映画版では人間と自然の共生がテーマなんだけど、漫画版はそれだけではなく、ていうかほとんどが戦争ドラマです!
人間同士のドロドロした争いがストーリーの大半を占めているんです!
さらに映画版の舞台は風の谷と腐海がほとんどだったけど、漫画版はトルメキアやドルクという国々が描かれ、とっても大きな世界観で描かれています!
そして、数々の驚愕の謎が明かされ、それでも前を進もうと決めたナウシカには涙ものです!
ということで、すんごい大人向けな作品となっている漫画版ナウシカなんだけど、とても生々しく、とても辛いストーリー&テーマになっていて、宮崎駿さんらしい作品になっていると思います!
そうなんです!
宮崎さんという人は、人間の汚さ、人生の辛さに向き合い、そしてそれを描くのがとても上手い人なんだと思います!
その宮崎さんらしさが十分に出ている漫画版ナウシカをぜひ読んでみて下さい!
んで、オマケなんだけど、漫画版ナウシカのさらにその後が描かれたんじゃないかと噂されているのが、音楽デュオCHAGE and ASKAの曲『On Your Mark』のPVです!
放射能に関連したストーリーで、見る人によって色々と受け取る印象が変わる作品となっていると思います!
その詳しい解説はコチラ↓
漫画版ナウシカは、映画版ナウシカが好きな人や、宮崎駿さんの考えをもっと知りたい人にはオススメの作品です!
ネットだと全7巻で3000円くらいでした!
ぜひ、お読みください!
そういうことでここで今日は終わりです!
最後に僕が好きな漫画版でのナウシカの言葉で終わりにしたいと思います!
この言葉は宮崎さんの言葉でもある気がします!
『いのちは闇の中のまたたく光だ」
『すべては闇から生まれ闇に帰る』
おしまい。