『アバウト・シュミット』(80点)②かんそ〜。 | 阿部将一のブログ

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思ったことをアウトプットの場として、そのまま書いてます。
コメントとか意見もらえるとありがたいです!

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『かんそ~よ!ウフフフフ![みんな:01]


『アバウト・シュミット』[みんな:07]
ひさびさに良い映画を観た![みんな:02]
そんな風に感じた作品でした![みんな:03]
最近、この作品を見たんだけど、実は過去に1度見てたんです![みんな:04]
その時の印象は微妙なカンジで、あんまりビビっと来ませんでした![みんな:05]
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『来なかったのよ~![みんな:06]


ところが、これがなかなかの傑作なんです![みんな:08]
昔見た映画を改めて見直すと印象が変わっていて感動することがあると思います![みんな:09]
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僕は特にその『見直したら良かった』映画がたくさんあって、『アバウト・シュミット』は、まさにそれでした![みんな:10]
ていうか、今思うと、なんでこんなに素晴らしい作品を最初に見た時に感動しなかったんだろうかと思います![みんな:11]
それはやっぱり、映画を見る日の僕のコンディションとか、最初に見た時よりも今の自分がいろいろと経験したりして、『自分の内面が変わっている』ことが理由だと思われます![みんな:12]
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左の人『そうなんだってさ![みんな:14]
シュミット『・・・[みんな:38]


そして、やっぱり、この映画ブログをやるようになってから自分の映画の見方が変わったことも、その一つだと思います![みんな:13]
最近、自分の中のその変化をよく感じます![みんな:15]
『この映画の良いところはどこだろう?[みんな:16]
『この映画の悪いところはどこだろう?[みんな:18]
毎回、ブログを面白く、分かりやすくしようとしているので、オリジナリティを出すために、自分の観点で見るように自然となったんだと思います![みんな:18]
う~ん、やってて良かった映画ブログ![みんな:19]
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(『やってて良かった、公文式!』みたいに、『やってて良かった、映画ブログ!』だね![みんな:20])


んで、あ~だこ~だ言ってないで、『アバウトなシュミット』についてなんだけど、こいつは傑作です![みんな:21]
主人公シュミットおじさんは、長年、大手保険会社に勤めてたんだけど、定年退職後は若造が自分の仕事を難なく引継ぎ、アドバイスを引退後に求められることもなく、『はたして、自分はこの会社になくてはならない人間だったのか?』と悩む、というか、ショックを受けちゃうんですよ![みんな:22]
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んで、シュミットおじさんは仕事一筋みたいな人だったから、仕事を取り上げられちゃうと、ただのオッサン、というか、無趣味なただのオッサンになっちゃうんです![みんな:23]
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(ただのオッサン in バスルーム![みんな:24])


んでんで、家族ともメチャクチャ仲が良いというわけでもないんで、家族といて幸せというわけでもなさそうなんです![みんな:25]
そんなシュミットおじさんの老後はどうなるのかと思いきや、巨大なハプニングが起きるんですねぇ~![みんな:26][みんな:27][みんな:28]
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(『シャイニング』じゃないよ~!『ハプニング』だよ~![みんな:29]『シャイニング』はジャック・ニコルソン主演の有名な映画![みんな:30])


そのビック・ハプニング後、家族やら老後生活やらに幸せを見出せなくなり、孤独感をたっぷり味わうシュミットおじさんは、自分の人生を振り返るわけです![みんな:31]
『自分の人生は一体何だったのか?[みんな:32][みんな:33]
『自分は誰かのために役に立ったのか?』と[みんな:34]
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んで、いろんな人と関わりあうんだけど、
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シュミットおじさんは、表向きは普通の人なんだけど、性格的にちょっと不器用なところがあって、いろいろと問題が起きたりします![みんな:35]
そこがなんともカワイらしくて、クスッと笑っちゃうんだなぁ~![みんな:36]
この映画は、そんなシュミットおじさんのキャラが抜群に効いている作品なんです![みんな:37]
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(お風呂でウトウト、シュミットおじさん![みんな:39])


定年退職した男性が仕事を取り上げられて生きがいを無くし、昔はキレイだったはずの奥さんは自分をイラつかせるだけの生き物になり、そして子供は親の希望なんて気にしないで自分の人生を生きています![みんな:41]
そう![みんな:40]
映画『アバウト・シュミット』は、誰もが経験するような、『私の人生はこれでよかったのかなぁ?』と悩むことを描いた、とっても愉快なヒューマンドラマなんです![みんな:42]
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そして、とっても愉快なんだけども、人生に悩むシュミットおじさんの姿は、まるで観客自身に今後起きる、もしくは現在起きている姿のようでもあり、『私もこうなるのかなぁ?』なんて思ったりして、シュミットおじさんを完全には馬鹿に出来ず、まるで自分自身の物語のようにストーリーの先がが気になってしまうのです![みんな:43]
みんな、悩んでいるんだからね![みんな:44]
自分の人生に![みんな:45]
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んで、何にも良いことがなくて、上手くいかず、自分でも価値があったかさえもよく分からない自分の人生に途方にくれるシュミットおじさん![みんな:46]
つ~か、そんなシュミットおじさんが迎えたラストが素晴らしいのです![みんな:47]
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振り返ってみて、何にも価値がなかったかのように見えたシュミットおじさんの人生でしたが、最後にちょっとした幸せが舞い降りるのです![みんな:48]
それは『誰かの人生に大きく役に立ったこと』なんですがね![みんな:50]
ほぼ絶望状態だったシュミットおじさんにとっては、それが自分が生きた証のように感じたのでしょう![みんな:49]
自分の家族や恋人、もしくはアカの他人でも、1人の人間にとって『誰かの人生に大きく役に立つこと』は、とてつもなく幸せに感じることです![みんな:51]
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『幸せ~![みんな:52]


ズタボロな老後生活を送っていたシュミットおじさんが、最後に手にした自分が生きた証[みんな:53]
そのラストシーンが、なんとも温かく、感動的で、とっても後味が良く、この映画を素晴らしい作品に仕上げているのです![みんな:54]
映画はラストの後味が大事だったりするんだよねぇ~![みんな:55]
それがとっても良かったのよ![みんな:56]
『アバウト・シュミット』は![みんな:57]
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シュミットおじさん『ラストがどうなるかは言わねぇよ!絶対![みんな:58]


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シュミットおじさん『んでねぇ、このかんそ~の続きはまた今度ということでお願いね~![みんな:59]
だから次回をお待ちください~![みんな:60]
とりあえず、今日はおしまい~![みんな:61]
さよなら~![みんな:62]



(近日更新予定の次回に続きます![みんな:63])