ロックバンド『ボン・ジョヴィ』のリーダーでボーカルのジョン・ボン・ジョヴィからのコメント!
『かんそ~、始まるよ~!あと、この作品の評価を70点から80点に上げました~!面白いので~!』とのことです!
僕はロックとか、ヘビメタとか、よく分かんないけど、このドキュメンタリー作品『アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち』は間違いなく傑作です!
イギリスの新聞『タイムズ』は、『今までに作られたロックンロール映画でおそらく最高のもの』と評価し、ドキュメンタリー監督として世界的に有名なマイケル・ムーアは、『ここ数年のドキュメンタリー映画の最高傑作』と言ったそうで、
『最高ッス!』
ハリウッドスターのキアヌ・リーブスも絶賛して自ら応援団長を志願し、
『最高です!』
あの名優ダスティン・ホフマンも出てきては、
『この映画を見るまでヘヴィメタが大嫌いだった。しかしこれは、今まで見たなかでもっとも心が揺さぶられた映画だ!』
と、コメントしました!
(そのダスティンとアンヴィルの写真なんか、手のポーズを教えています!)
この『アンヴィルなんちゃら』は、成功までの道のりを描いた、サクセスストーリーではありません!
多くのアーティストに影響を与えたけれども、存続の危機を迎えた『落ちぶれたバンド』の悲惨な現実です!
不器用な男たちであるアンヴィルは、何度も何度も失敗するし、なかなか夢に向かって進んで行きません!
でも、なかなか前に進まないんだけれども、何度もチャレンジし、ちょっとした小さな幸せをつかむのです!
その小さな幸せは成功と呼ぶには程遠いです!
それでもアンヴィルが活動し続けれたのは、夢への強い思い、自分が好きな音楽への思い、そしてバンドメンバーの友情があったからで、それらがとてもよく伝わってくる作品なのです!
夢は叶わないわ、メンバー同志でケンカはするわ、親族からは見放されるわ、ファンは減るわ、借金までして行ったヨーロッパツアーはメチャクチャだわ、新作CDは出せないわと、全く良い結果が出ないアンヴィル
その苦境に立たされたアンヴィルの姿が、かなりリアルな『落ちぶれたバンド』として映っており、とても臨場感があります!
特にヨーロッパツアーなんかは本当にメチャクチャで、メチャクチャ過ぎて笑っちゃいます!
そんな喜怒哀楽が詰め込まれたこの作品は、とってもリアルな、とってもドキュメンタリーらしい、素晴らしい作品なんです!
んで、なぜこの作品は有名人を含めた多くの人たちに感動をあたえるのでしょうか?
その一つは、アンヴィルの主要メンバーであるリップスとロブが『自分が好きなことをやっている』からです!
人生っていうのは、結局、『自分がやりたいことをやる』ためにあるんだと思うんです!
でも、ほとんどの人は『自分がやりたいこと』をやれてません!
生活のために好きでもない仕事をしたり、仕方がなく嫌いな人と付き合ったり
ほとんどの人が人生を楽しんでません!
しかし、アンヴィルのリップスとロブは、苦難や問題が起きたとしても、それ自体を楽しんでいるかのように見えます!
(本当に苦しいのかもしれないけど)
人間は好きなことをやっている時は、何が起きたとしても楽しいもんです!
そして、人間は好きなことをやっている時が1番輝くもんです!
さらにそして、人間は好きなことを思いっきりやっている人間を見ると応援したくなるもんです!
あなたも光り輝くアンヴィルの姿を見たら、応援したくなりますよ!
んで、この作品にはいろんなことを考えさせられるんだけど、その一つは『人生において成功とは何なのか?』ということです
有名になること、お金をたくさん稼ぐこと、社長になること、夢が達成されること
人生での成功とは一体なんなのでしょうか?
僕は、それもやはり、『自分の好きなことをやること』なんだと思います
お金を稼ぎたかったら稼げばいい
有名になりたかったら、有名になればいい
誰がなんと言おうが、自分の好きなこと、自分にとっての夢を叶える
そして、たとえ、その自分の夢が叶わなくても、その夢に挑戦したということが『人生での成功』なんではないでしょうか?
夢を諦めないアンヴィルの姿をみていると、『人生での成功』つまり『生きるということ』を考えさせられるのです!
アンヴィル・ファン『アンヴィル、ぶぇぇぇ~~~!』
って言っておいてなんだけど、僕は『人生では結果が全て』だとも思います!
夢や希望を目指すだけではいけません!
必ず叶えなければいけません!
必ず夢を叶えるためには、僕は強い意志と、叶えるための戦術が必要だと思うんです!
(ここで出てきた、『ノムさん』こと、野村克也さん!)
選手時代では三冠王を獲得し、監督としてはヤクルト、阪神、そして今年パリーグを優勝した楽天で指揮をした、僕が尊敬する野球界の偉人・野村克也さんはこうボヤいてます!
『一流と二流の選手の差は、努力と頭脳の差。』
一流の選手になるためには努力するのは当たり前で、さらに頭を使うことが必要だと言っているんです!
『どうやったら上手くなるか』『どういう練習をすれば良いのか』を常に考えなければならない
それは夢を叶えるためにも必要なことで、『どうやったら夢が叶うか』『どういう方法が1番効果的か』を考えなければなりません!
アンヴィルは『考える』タイプの人間には見えなかったし、音楽の世界では考えることは必要じゃないかもしれません!
まぁ、とにかく、人生では結果が全てで、夢を叶えるためには努力と考えることが必要なんではないかと思うんです!
アンヴィルのように夢を追い続けることも素敵ですが、どうせ描いた夢ならば、必ず叶えたいものですね!
『夢は叶えるもの』
そんな言葉もありますからね!
『ビバ!夢!』
ちなみに、トム・ハンクス主演、スピルバーグ監督作品の『ターミナル』で、
脚本を務めたサーシャ・ガヴァシという人が、この『アンヴィルなんちゃら』の監督なんだけど、サーシャはアンヴィルの付き人とかやってて、30年も付き合いがある人なんです!
(サーシャ(左)とアンヴィル)
だもんで、アンヴィルにかなり踏み込んだ、生々しいドキュメンタリーがとれたんだと思います!
(映画公開後、賞賛の嵐!)
んで、映画が公開されたことで有名になったアンヴィルは音楽だけで生活できるようになったらしく、日本にもやって来て、
映画のDVD発売記念イベントが行われたタワーレコード渋谷店でライブを披露したそうな!
さらにその後のアンヴィルについては知りませんがね!
また、厳しい生活に戻ってなければ良いのですが
『終わりだよ~!』
つ~ことで、終わりです!
とにかく、笑あり、涙ありの傑作ドキュメンタリー作品『アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち』
ロックを知らなくても楽しめる、というか、夢を叶える、挫折をする、成功するまでの苦しみを味わうっていうのは音楽とか、スポーツとか、ビジネスとかで共通していることなので、あらゆる分野で頑張っている人には必見の作品です!
そして、まだ頑張っていない人にも必見です!
何かに頑張りたくなるからね!
『人生ってなんだ~!』
人生とは?
成功とは?
夢を追うこととは?
それらの答えを出すヒントになるような作品です!
ぜひ、ご覧あれ~!
では、今日はここでおしまいです!
さいなら~!
おしまい。
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