『かんそ~で~す!あっ、服着てくんの忘れちゃった!』
さて、この映画が凄いのは2つの理由からです!

まず1つ目は、ハーヴィー・ミルクという社会的弱者(英語でマイノリティ)のために戦った人間が実際に存在していたことが学べ、また、その人間を見事に描いていることです

(『カストロ・カメラ』でのミルク。)
前にも言ったけど、僕はこのハーヴィー・ミルクという人物をまるで知りませんでした

映画の中で説明があるけど、舞台である1970年代では、同性愛者というのは、とても強い差別を受けていて、お店にいるところを一斉に逮捕されたり、ストーリーの軸となる『条例6』が各地で可決されていきます

この『条例6』というのがすごいルールで、同性愛者の教師ってだけで解雇することが出来るきまりです

そんなルールが作られるなんて、今では考えられないことだけど、実際に起こったことなんですねぇ~!

同性愛者って、すごい偏見の時代を歩んできたんですね~

知らんかった~!

(ゲイパレ。)
んで、よくテレビで、『ゲイ・パレードが開かれ、盛り上がっています!』みたいなニュースを見たことがあるんだけど、僕はそんな時、『なんか体がムキムキな男の人とか、化粧をしている男の人とかがガヤガヤ騒いでんなぁ~。』ってくらいにしか関心がなかったんだよね、正直

でも、この『ミルク』を見て、そして、ゲイ・パレードの起源を軽く調べたんだけど、このお祭りはどうやら同性愛者たちが自分たちの権利を主張する、とても大事なイベントなんだね~!

(ゲイパレな皆さん。)
ゲイ・パレードの起源

1969年、ニューヨーク市内グリニッジ・ヴィレッジにあったゲイバー「ストーンウォール・イン(Stonewall Inn)」というお店に警察が無理やり乗り込みました

その事件に怒った数千人がのちに「ストーンウォール暴動」と呼ばれる暴動を起こしました!

この出来事が世界中の同性愛者や性転換者を勇気づけ、事件の翌年に行われた暴動発生1年を記念するデモがアメリカ国内の各地で行われました



この時のデモが今日のゲイ・パレードの始まりとされています

(ウィキペディアからのパクリ)
レイザーラモンHG
『そういうことなんですよ、皆さん~!』
『フォォォォォ~!』
だから、ゲイ・パレードっていうのは、ただ同性愛者の人たちがオモっきり騒いでるだけのパレードではなくて、今まで抑圧・差別されてきた自分たちの歴史から解き放された嬉しさを表現する場であり、さらなる自分たちの権利を主張するための祭りなんだねぇ~

そういう同性愛の歴史を少し知っただけでも、ゲイ・パレードや同性愛者に対する見方が変わるね~!

やっぱり何事も、イメージで考えるのではなく、しっかりとした情報を知った上で考えなきゃダメだねぇ!

こんなことを考えさせられるこの映画は、ほんとに勉強になりますなぁ!

『そんだけぇ~!』
ちなみに、LGBTという言葉を皆さんご存知ですか?

LGBT(エル・ジー・ビー・ティー)または GLBT(ジー・エル・ビー・ティー)とは、女性同性愛者(レズビアン、Lesbian)、男性同性愛者(ゲイ、Gay)、両性愛者(バイセクシュアル、Bisexuality)、そして性転換者(トランスジェンダー、Transgender)の人たちのことをまとめていう言葉です

彼ら彼女らのことは現在では少しは知られてきたけど、世界的に見たら少数派で、まだまだ差別を受けていると思います

弱い立場の人間を差別・いじめるなんて最低の人間がすることです

差別する人というのは、たまたま自分が多数派にいたということを自覚しなければなりません

まぁ、自覚しないから差別するのでしょうがね

まぁ、何事も『知る』ということが大切ですね!

ほんと、ためになりますね、このブログは!

(ちなみに、ちなみに、『ミルク』の監督は名作『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』の監督でもあります!

こちらの作品も最高です!
)(主人公ミルクを演じたショーン・ペン)
さて、だいぶ長くなりましたが、映画『ミルク』の良いところ、2つ目は主演のショーン・ペンの演技力です!

(左がハーヴィー・ミルク氏。右がペン。)
俳優ショーン・ペンというと、かなり怖い人というイメージで、実際、他の映画でも怖そうに見えます

『あん?』
(『ぬぉぉぉぉ~!』と吠え、とても怖いペン様
)ところが、そのペン様がいつもにこやかで、笑顔がたえず、社交的なチャーミングな可愛らしいミルクを演じています!

そのギャップにとても驚きました!

『いつものペン様と違う~!』です

そのあまりにもミルクになりきったペン様の演技力に、『この人は恐ろしい演技力の持ち主や!』と驚くばかりです!



(『アメリカ映画の傑作!』と評価されています!)
そんな見事な演技をしたペン様は、第81回アカデミー賞で、主演男優賞を受賞しました!

その完璧な演技をぜひご覧ください!

『よろしくな!』
さて、映画のその後の話ですが、冒頭で明かされるからネタバレしますが、ミルクは市政執行委員ダン・ホワイトに暗殺されます

その彼の通夜には、自然と集まった何千もの人たちがキャンドルライトを手にし、ミルクの死を悲しみ、そしてミルクに感謝しながら行進したそうです

さらに、その殺人犯ダン・ホワイトの裁判は少しおかしくて、彼は金属探知機や怪しまれるのを恐れて、わざわざ窓からミルクがいる建物に侵入したのにも関わらず、『計画的な犯行ではない』という理由で7年8ヶ月という、非常に短い刑期を宣告されました

その裁判では、刑期を決める陪審員に『同性愛者に賛成的』な人物を排除されるなど、最後まで差別を受けたミルクなのでした

(ダンとミルク)
ちなみに、5年で出所したダンは、その後、暗い人生を歩み、最後は自殺しました

ミルクの死後、ダンの判決に怒った同性愛者たちによる『ホワイト・ナイトの暴動』と呼ばれる暴動が起きたり、マイノリティのために生きたミルクの名をつけた学校や団体が複数生まれ、彼の意志は受け継がれることになりました

んじゃあ、最後に彼の有名な言葉でお別れしたいと思います!

さいならね~!

『もし一発の銃弾が私の脳に達するようなことがあれば、その銃弾はすべてのクローゼットの扉を破壊するだろう』
(もし私が暗殺されるようなことがあれば、それはこれまで隠れていたすべてのゲイの者たちをカミングアウトさせることにつながるだろう)
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