世界中で(中東は除く)大絶賛された映画『アルゴ』

映画の舞台である『イランアメリカ大使館人質事件』で実際に起きたことがベースとなっています

だから、この『アルゴという架空の映画をでっち上げて、アメリカ大使館職員をそのスタッフとしてアメリカに連れ戻す』大作戦は本当にあったみたいです!

素人目線で『こんなアホらしい、馬鹿げた』作戦がほんとに実行されたことに驚愕ですね!

この映画最大のポイントは、この脚本の良さです!



この『アルゴ』作戦が成功したのか、失敗したのか、もしくは何人かの犠牲者を出したのかは映画を観て確認して欲しいのだけれども、この現実に実行された作戦は事件発生から18年間極秘扱いとされ、ドラマチックな救出劇はカナダ政府が行ったもので、CIAは全く関わっていないことになっていたそうな

クリントン・アメリカ大統領時代の1997年になってからCIAが考案した作戦だということがようやく公表されたらしい!

それにしても、世界情勢の裏で動くCIAという組織をとてもよく表している出来事ですね!

本当に、『映画のような実話』です!

(救出作戦を実行したカナダに感謝をしている当時のアメリカ国民。)
実際には、カナダが偽パスポートの日付を間違うミスや、ある記者がアルゴ作戦を知り、公表しそうになるエピソードもあったらしい

しかし、映画では時間とか、構成とかの理由でカットされていると思われます

この2つのエピソードはとても面白く、映画に取り入れていれば、さらに緊迫感が増すのになぁ

とても残念です

それでも、やはり、この奇抜な作戦を描いた『アルゴ』は、ラストに近づくにつれて、ドキドキ感が増し、緊張していく作品なのが素晴らしい!

前回レビューした『ジャンゴ 繋がれざる者』はその逆で、面白さがラストまで続かなかった

『ラストが良ければすべて良し』とは言い過ぎだけれども、とにかくラストは重要で、『アルゴ』はラストが良いね!

(んで、忘れる前に書いておきたいのだけど、僕がこの『アルゴ』で1番印象的だったのが、アメリカ大使館でシュレッダーにかけられ、細い紙くずとなった極秘書類を、イランの反抗勢力が子供達にその紙くずをジグソーパズルのように復元させていたシーンです!上の画像のように↑。これは実際に行われていたようで、アナログな手段でありながら、執拗なまでに情報戦なギリギリの戦いであることがうかがえた、とても面白いシーンだなと思いましたね!)
んじゃ、そんなラストが良い『アルゴ』がなぜ70点という評価なのかというと、うまく言えないのだけど、
『ドキュメンタリータッチな重厚な作品と、実話なんだけどエンターテイメント風の作品の間のような、微妙な作品』
だからです!

この『アルゴ』を観て思い出したのが、スティーブン・スピルバーグ監督作品『ミュンヘン』です

『ミュンヘン』2005年公開作品。
この『ミュンヘン』という映画は、実際に起きた事件、1972年ミュンヘンオリンピックの開催中、パレスチナの過激派組織が、オリンピック村のイスラエル選手団宿舎に侵入して選手ら2人を殺害し、残る9人を人質に取った出来事を描いた作品です

当時、この『ミュンヘン』を期待して観たのだけど、どうもリアリティが微妙に無く、しらけました

僕はこの『ミュンヘン』に感じたことを『アルゴ』でも感じました

リアルな緊張感を売りにしている作品の割にはリアリティが徹底されていないし、かといって、反対にエンターテイメント性も無い

この2つの作品が悪かったというわけではなく、僕にはあまり合いませんでした

たぶん、『アルゴ』が好きな人は『ミュンヘン』も好きだと思いますのでご覧ください

『じゃあ、お前はどんな映画を良い映画だと思ってんだ、馬鹿たれ!』と言う人もいると思いますが、そんな僕がオススメするのはコチラ↓

まずは、リアリティを追求した重厚な作品としては『シンドラーのリスト』です!

こちらの作品はスピルバーグが監督した1993年の映画で、第二次世界大戦中にナチス・ドイツが行ったユダヤ人の大虐殺(ホロコースト)から、ドイツ人実業家オスカー・シンドラーがユダヤ人を工場の従業員として雇うことで、1,100人以上のユダヤ人の命を救ったと言われる実話を元にしているものです!

実際には1000人は多すぎるとか、シンドラーは救う気がなかったとか言われていますが、とにかく重々しい内容の名作なのです

ちなみに主役はあのアクションおじさん俳優リーアム・ニーソンです!

(ダンディズムなリーアムをご堪能あれ!)
そして、実話を元にしてるんだけど、エンターテイメント性が高く、笑える作品としては『エリン・ブロコビッチ』をオススメします!

こちらは名監督スティーブン・ソダーバーグの作品として2000年に公開された映画で、めっちゃ大手な企業から当時の公害賠償金としては最高額の300億円くらいをもぎ取ったパワフルな女性エリン・ブロコビッチを描いた作品です!

そのエリンを演じたのはジュリア・ロバーツで、貧しいながらも、ハングリーで必死に生きる女性を時にはリアルに、時にはコミカルに、見事に表現しました

(胸の谷間を武器にするエリン!)
まぁ、この2本はアカデミー賞を受賞している有名な作品だけど、見る人によって映画に対する評価は違うので、気になった方だけ見てくださいね!

『あ~ぁ。アルゴからかなり脱線してるよ!』とお怒りのベン・アフレックなので、次の③かんそ~Part2ではアルゴの話に戻りたいと思います!

というか、眠いので今日は終わりです!

明日以降の③へ続きます

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