私が小学生だった昭和50年代のお話です
その頃は、給食は完食しなければならないというきまりでした
好き嫌いがない子、大食漢の子は楽勝だったと思います
しかし、偏食の子、食の細い子にとっては地獄でした
なぜなら、昼休み中に食べ終わらなければ掃除や授業時間が始まっても食べ続けなければならなかったからです
特に嫌いなおかずの日は恐怖でしかありませんでした
私は偏食で食も細く、食べる速度も遅いので最悪でした
しかも、ものすごく不味いおかずが多かったです
キャベツのぶつ切りを軽く茹でたもの(芯がめちゃ入っていて最悪)や生人参をマヨネーズであえただけのもの。
見た目が生ゴミみたいで(本当ですよ!)、不味くて、誰もが鼻をつまんで食べるようなものとか。
正直言って、何度も・・・えずきました
よくもまあ、あんな最悪なものを提供してくれたなあと思います
親からは我儘だ、贅沢だと言われていましたが
今出されても絶対不味いと思います
大人になってから、教育関係の仕事をされている方と話をする機会がありました。
話題が給食のことになり、自分の小学校時代の給食が辛かったという話をしました
その方によると、昭和世代は子供の数が多く、予算も限られていたので味が良くなかったのは致し方ないかなあとのこと
しかも私の出身の地域は教育費にお金をかけていなかったので、特に給食の質が低かったのだと思うとのこと
私たちの冤罪が晴れたような心持ちになりました
不味いと言うと叱られましたが、不味いもんは不味い
味が悪かったのは仕方ないとして、食べたくないものを無理やり食べさせるなよ!と今でも思います
無理やり食べさせられて戻した子、蕁麻疹が出た子もいました
今だったら虐待じゃないですか?
最近は、頑張って残さず食べようねという方針のようですね
残しても怒られないそうです
本当にいいことだなあと思います
食事は感謝して、楽しくいただくもの。
それが苦痛や恐怖になってはいけません。
食べることも、力
子供時代にしっかりと食べ力をつけて
みんな元気に大きくなあれ!
そろそろ衣替えも
UVを対策をやりはじめました
天気がいい日が日差しが痛いくらいですね