アウトレットとデフレ
ちょっと前の話ですが、アウトレットへ行ってきました。(アウトレットモール)
アウトレットというと、その安さが注目されています。
個人的には、複数の有名ブランドやメーカー品のお店が集まり、フードコートもあったりと、あの雰囲気が百貨店やスーパー、衣料専門店、またはネット通販にはない魅力なのではないかなと思います。
そう言えば、先日(12/11)に、お台場でヴィーナスフォートがリニューアルしたそうで、目玉となっているのは、「都市型アウトレット」だそうです。
アウトレットと言うと、郊外にあり車で訪れる場所というイメージがありますが、今後はもっと”身近”な存在になるのかもしれません。
で、あらためて思ったのですが、仮にこの都市型のアウトレットが増えていったとして、増えた分だけのアウトレット商品も同じように増えるか、ということです。
アウトレットで売られているものは、いわゆる「わけあり」商品だという認識なのですが、わけありの商品が今後も増えるのは実はあまりいい状況でないように感じます。(消費者にとっては安く買えるという意味ではいいのかもしれませんが)
アウトレットで売れるからといって、これまではアウトレットに回さなかったものも、アウトレットに流すということになるのかもしれません。
これってメーカーにとっては、いくら販売個数が増えても、利益が出ないのではと思いますし、アウトレット商品があまりに多く売れる状況はバランスが悪いように思います。
先月の11月月例経済報告で、日本経済は「緩やかなデフレ状況にある」と政府が宣言しました。
昨日の19日(土)の日経新聞朝刊一面:「デフレと闘う」というコラムには、
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物価の下落が長引く→企業の収益が悪化→従業員の賃金減少→借金を抱える企業や個人の返済負担が重くなる→金融機関の不良債権問題に発展しかねない
⇒デフレの本当の怖さ
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という内容の記事がありました。
アウトレットが、この流れを加速させないことを願うばかりです。