※娘は偏差値で言えば日能研R4や四谷大塚で国算二科目の6年生年間平均で60ないかなと思います。最高時65程度(1度だけです)。国算2科目では6年生時の平均偏差値50台後半ぐらいです。英語は最終的には英検準1級であれば10回受けて9.9回は合格するであろうというぐらいのレベルでした。しかし英検1級には届かないと思います。我々父娘は帰国子女入試の情報がなく、本当に苦労しました。全て返事できるか分かりませんが、ご不明な点はメッセージをいただければできるかぎり返信します。
※主観で書いている部分も多いです。
※このブログではN偏差値で~55中堅校、~60上位校、~65難関校、65~超難関校と定義しています。
洗足学園は帰国生入試の中でも女子校最高峰の学校と言えるのではないでしょうか。
近年の帰国生入試は共学人気で、渋渋・渋幕・SFC・広尾学園という四大超難関校がありますが、女子校の帰国入試最高峰は洗足学園であり、近年ではSFCに合格して洗足学園には不合格というケースもかなり多いそうです。
女子校の帰国生入試導入校(4科目受験校を除く。3科目入試か2科目入試を記載。-NのR4順、55以上)
①洗足(64)⇒②白百合(63)⇒③頌栄(59)⇒④学習院女子(58)⇒⑤立教女学院(57)⇒⑥東洋英和(55)≒⑥大妻(55)・・・
改めて見ると、このあたりは名門女子校ばかりですね。もちろん、帰国生入試はR4順の難易度になっているとは必ずしも言えません。しかし、洗足学園は明らかにこれらの女子校群の中で合格難易度が頭一つ抜きん出ているという実感です。
問題難易度自体も帰国生入試としては女子校最高峰、特に英語と算数の難易度は高いと思います。また面接は割と長い時間を費やしてネイティブからの質問にロジカルに答える形式で、模擬面接を見た限りでは難易度が高い面接と思いました。
今思ったのですが、帰国入試における女子校の科目別難易度比較というのを今度載せていきたいと思います。
娘の入試直後の感想。親はいつものごとく不安しかありません。(笑)
英語:「まあ、いつもの過去問と同じ。難しかった。」
「な、なんてんぐらいなのかな?」
「まあ60点。」
(こりゃ50点もいってないかもしれん。過去問でも文法で死亡してたからな・・・)
算数:「今までのどの学校より一番難しい。最後の方はダメだったかも・・」
「そ、そうか。気にするな。お前ができなければ全員できていない。」
(得意の算数もきびしいか・・・)
「な、なんてんぐらいなのかな?」
「まあ70点。」
「え、そうなの。結構いってるじゃん。それが本当ならばまあ算数は渡り合ったかもな。」
(本当ならばかなり良い方だと思うが、計算間違えまで入れると良くて60点か。)
国語:「これも過去問と同じぐらい。まあできた。」
「な、なんてんぐらいなのかな?」
「まあ70点。」
(うーむ、過去問の結果をみるとそんなにいくはずないと思うが。。。50点から60点か。)
面接:「先生が恐いんだよ。答えても何も言わないの。」
「そ、そうか。気にするな。圧迫面接っていうやつだ。」
「なに?圧迫面接って?」
「相手にプレッシャーをかける面接だよ。小学生相手にそんなことしないかもだが。。。」
「なにそれ!感じ悪っ。」
「いや、圧迫ではなくこちらの回答に身がなかったせいかもしれんぞ。まずは自分を省みることも大切だ。」
「そんなことないもん!」
(20点から30点でもおかしくない、かもな・・・。今は言うまい。。。)
他校と異なり、防戦一方であったことが見て取れます。ここまで自信のないコメントをした学校は他に渋谷系しかなかったことから、敵問題の攻撃力は相当に高い、やはり女子校最高峰なのだろうと思われます。
ただし、難易度に合わせて合格最低点はかなり低くなっており、帰国生入試本番では帰国生たちが敵問題の高い攻撃力と必死に戦っていたことが良く分かりますね。あの冬の日、このレベルの問題と帰国生たちが戦っていたことを想うと、彼女らの今までの努力に対して涙がでます。
英検2級満点、英検準1級は受ければほぼ合格できる、英文法は苦手、国算2科目では6年生時の平均偏差値50台後半、算数はいつも60ぐらい、国語は最後の最後で追い上げて6年初めの40台から60にようやく届いた。それぐらいの力だと、これぐらい差し込まれてしまう感じでした。ご参考になれば。
次回、洗足学園の各科目の難易度等、まとめを記載します。
帰国入試女子校最強の攻撃力!帰国生 vs 洗足学園!
↓もしよろしければモチベーションアップのために応援お願いします。