※娘は偏差値で言えば日能研R4や四谷大塚で国算二科目の6年生年間平均で60ないかなと思います。最高時65程度(1度だけです)。国算2科目では6年生時の平均偏差値50台後半ぐらいです。英語は最終的には英検準1級であれば10回受けて9.9回は合格するであろうというぐらいのレベルでした。しかし英検1級には届かないと思います。我々父娘は帰国子女入試の情報がなく、本当に苦労しました。全て返事できるか分かりませんが、ご不明な点はメッセージをいただければできるかぎり返信します。
※主観で書いている部分も多いです。
三田国際と同じく、2023年度から頌栄女子学院は英語一科目入試に加えて英国算三科目入試の方式を追加しました。
古くから帰国生の受け入れを開始し、帰国生の教育に長けている学校で、早慶合格者数は三桁。近年、三田国際や広尾学園などの新興共学校に押されている感もありますが、一般入試でもNの偏差値で59、Yでは61。上位校~難関校に位置する、やはりまだまだ女子の帰国生憧れの学校です。
余談ですが、私も面接で頌栄に行きましたが、荘厳な空気が漂う入試でした。教室も古いながらも丁寧な取り扱いがされているという感じ。三田国際とは全く雰囲気が違いますね。三田国際は受験者の人種も様々、本当にインターナショナルで自由な雰囲気。どちらがいい悪いではなく、良い意味で両校とも個性がよく出ている学校だと思いました。
試験直後の娘の感想。親
からすると不安は尽きません。笑
算数:「予習シリーズの基本問題とか例題と同じぐらいで難しい問題はなかった
。」
国語:「国語もそんなに難しくなかった
」
英語:「まあまあできたかな。」
(まあまあ、とか言うときは出来悪いんだよな。英文法とかやばいんじゃないのか・・。
)
「え、英文法とか大丈夫だったのか?過去問とか結構難しいじゃん??」
「えー分からないけど、大丈夫でしょ。読解はできたし。
」
(なんでそんなに楽観的なんだ!?
1問が命取りなんだがな。。もういい。受験中にそれは触れまい・・。
)
英会話:「面白い先生だった。普通に話せたよ。ヨーロッパ系??
」
面接:「パパの答えいまいち!」
「そ、そうか。す、すまん、緊張してしまってな・・・。
」
(国語・算数)
国語と算数は今年から導入されましたが、難易度は高くなかったようです。
国語は、国語はサンプル問題で40分ならば難しいという感じはなく、標準レベルなのではないでしょうか。
算数はサンプル問題が何だか特殊?な感じの問題が出ています。「ヒストグラム」とか「モード」といったワードが出てきます。問題自体は難しくはないと思うのですが、どうも欧米のmiddle schoolの教育を意識している??ように見えます。正直我々もどのように準備するべきなのか戸惑いました。しかし、娘に聞いた限りではサンプル問題のような通常の中学受験から少し外れたような問題はなかったとのことでした。
国算の難易度はそこまで高くない模様。サンプル問題確認要!
(英語)
学校説明会を聞いていると、3科目入試が導入された理由は、英語が少し合格に足りなくても国語算数のベースがある人を救済するために3教科入試を導入したとのことでした。しかし、配点は「英語:国語:算数=2:1:1」で、国算の配点は低いです。なおかつ、実際の入試では国語と算数はかなり簡単で、N偏差値50以上出せる受験生間ではほとんど差がつかない内容に見えますし、実際の娘のコメントからもそれが感じられます。
つまり、来年度以降国算の問題難易度が上がらない限り、3教科受験の方は、結局は3教科受験者の中での英語勝負になると思った方が良いです。近年の帰国生は英語だけ出来るわけではなく、国算の実力も上がってきています。ですから、今の国算の問題レベルでは頌栄受験層の間では多分差がつかない。
サンプルを見ても分かりますが、英語の難易度は準1級レベルで結構難しいです。エッセイもそこそこ難題。さらに帰国生の難敵である英文法とボキャブラリが立ちはだかります。陸海空から総攻撃をかけてくるイメージで、比較はしにくいですが、三田国際よりは日本の大学受験や英検に則った内容だという感じでしょうか。三田国際は難易度の高い超長文Listeningがありますが、それとは問題傾向が異なる難しさ。両方ともやはり上位校以上。小学生には難易度の高い問題です。侮れません。
レベル的にも自分との戦いでも他者との戦いでも、最も激戦となる問題レベルの頌栄英語。
文法・エッセイ・ボキャブラリも含めた日本型英語との激突に勝利すること、その対策が頌栄攻略への道だと思います。
激突・激戦! 「帰国生 VS 頌栄女子学院英語」
↓上位校以上では攻略マスト。と思います。
娘と音読、シャドウイング、英単語学習などいろいろな用途で毎日使用しました。
大学受験で言うZ会の「速読英単語」みたいな本ですね。
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