※情報の少ない帰国生入試について体験に基づいて書いています。私は娘ニコニコをできる限り多くの異文化経験をさせたいと思い、受験直前まで米国にとどまりました。我々父娘も入試情報が少なく大変苦労しました。同じような苦労をされるであろう後続の方々に少しでもお役に立てればと思っています。全て返事できるか分かりませんが、ご不明な点はメッセージをいただければできるかぎり返信します。

※英語は最終的には英検準1級であれば10回受けて9回は合格するであろうというぐらいのレベルでした。しかし英検1級には届かないと思います。

 

英語の難易度について主観で書いてみたいと思います。

今回は引き続き一般入試の偏差値帯の切り口で記載してみましたが、もちろん学校によっても異なります。個別学校の難易度もいずれ整理してみたいと思います。
あくまでも主観なので、ご参考程度でお願いします。

 

1.英語の難易度(中堅校40-50前後)

  - 英検2級を100%合格できるレベルならば◎いや、三重丸。

 一般偏差値50前後からそれ未満の学校では、英検準2級レベルで良いところもあり、国算もかなり手加減されています。そう言った意味ではその偏差値帯の帰国入試は、英語が準2級から(できれば)2級レベルまで行ければ、一般入試より国算が簡単で全体的なレベルも高くないので有利に戦いを進められます。英検2級を100%合格できるレベル(ListeningだけでなくReadingもできるレベル)まで行ければ、かなり有利です。

 私はだからと言って帰国生入試が簡単だとは思っていません。英検2級だって勉強が必要だと思います。よく巷で帰国生ならば2級や準1級は普通、とおっしゃる方がおられますが、割とリスニングだけで合格する資格保有者も多いというだけのことに思えます。小学生で2級の読解問題を完全合格できるレベルになるのは簡単ではないと思います。中受の世界だけ見れば小学生の2級「取得」は普通かもしれませんが、帰国生全体で見たり、readingやvocaburaryまで含めて2級の合格レベルまで攻略できているか否かで見ると、そうでもないという感じがしています。炎

 

平穏に見えて実はそうでもない・・・

 

2.英語の難易度(難関校60以上、一部上位校55以上)

   - 英検2級満点、英検準1級に100%合格できるレベル+エッセイ&英文法(高校-大学受験レベル)ならば◎

 難関校の英語に至っては、大学入試より難易度が高いケースも全然あります。遠い昔のことなので淡い記憶になりますが、難関校は30年前のMARCHぐらいの問題レベル?でしょうか。早慶レベルまでは至ってないかな・・・。どうでしょう、当時のセンター試験よりは難しいと思います。が、いずれにせよ受験するのは小学生です。帰国生だから英語は楽勝でしょ?というのはこの難易度になると幻想と言い切れます。受験対策が必要です。英検2級は満点、英検準1級は確実に合格できるレベル(リスニングに頼るのではなく、Readingも含めて確実に合格できるレベル)であればかなり高い確率で対応できますが、英検準1級とは異なる次元(=内容が違う、求められる次元も高い)で長文エッセイも書かなくてはならないため、英検準1級だけでは不足します。英文法の面でも英検では不足。このあたりのレベルが、自分との戦いという意味でも、他者との戦いという意味でも、最も激戦になる水準と思われます。我々父娘にも最後までこの壁が立ちはだかりました。真顔

 

大激戦!!炎

 

3.英語の難易度(超難関校65以上・一部の難関校60以上・一部の上位校55以上)

   - 英検1級・TOEFL iBT90-100?? 以上ならば○

 超難関や一部難関校・上位校の英語に至っては、英検1級を持っていても不合格になる学校があるというのは有名な話です。私個人はこの問題レベルはやりすぎだと思いますが、超難関を目指す方は避けて通れません。イメージとしてはほとんどネイティブレベルの帰国生を想定しているように見えます。米国の同年代であるMiddle Schoolの上位層向けという感じなのでしょう。英語力に加えて+論理力が求められます。大人の試験みたい・・・。滝汗

 

最強の敵艦隊!

 

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